縁の法則(喧嘩する人)

縁の法則をこれまで綴ってきましたが、人それぞれ「自分のパターン」があるんじゃないかと思います。
私はオポジションに縁を感じるけど、コンジャンクションやスクエアの人もいるでしょうし。

またまた自分の縁の振り返り・分析をしてみますが、「喧嘩する人」ってやっぱいますよね。
意見がどうも衝突する。
いわゆる「合わない」という言葉でくくりがちですが、改めてホロスコープを見てみるとこれまた個人的な共通点が見出せました。

1・私の水星とスクエア位置(乙女)に惑星がある
2・私か相手の火星に絡むアスペクトがある
3・太陽か月にオポジション惑星がある

1・私の水星は双子座後半にありますが、意見が衝突しやすい相手は乙女座後半度数に惑星がある人が多いです。
土星や天王星、冥王星など。
水星からしたら到底叶わない外惑星に、私はなぜか戦いを挑んでいく。
これは「私のパターンの投影」かなと自己分析しています。
水星というのは幼い頃の私。
外惑星というのは年の離れたきょうだいや家族の投影。
自分より圧倒的に大きな相手に主張していくパターン。
そうして私は自己を形成していったんだと思いますがね、先輩方に臆せず主張していったあのころの勢いは今はなく、振り返ると大胆な態度だったなと。
なぜ乙女ばかりかというと、支配星が双子と同じだし「言葉の力」が強いので、双子としても手応えがある相手なんでしょうね。

2・争いといえばやっぱ火星なわけで。
火星には焚き付けられますね。
挑発する/されるが起こりやすい。
しかし太陽や月に相手の火星が乗ると、ことによっちゃ欲望がかき立てられたりする。
ある人とは恋愛、ある人とは喧嘩。
自分が都合よくどっちかに振り分けてるだけで、いずれにしろ星的に「かかわりたい」気持ちがかき立てられてるんだと思う。

時に人は火星を猛烈に使いたくなるんじゃないか。
怒りたいから怒る。
誰かにマウント取って見下ろしたくなる。
推しに夢中になったりカラオケやスポーツで発散するとか、平和に使えればいいんでしょうけどね。
怒りやマウントみたいな形で誰かにぶつけたり、ぶつけられたりするとき、まったく心当たりゼロってことはない。
自分もストレスがたまってて、そういうタイミングで不思議と当たり屋みたいに因縁つけられたりするもんです。
被害者の顔しといて胸の内じゃ「上等だぜ!」ということは、今まで何度もあった。
火星が絡む争いは確かに激しく胸がえぐられるけど、「今この瞬間だけの激しさ」ということが互いに分かっての罵り合いという感じもします。引っ込みがつかなくなってるというか。
でも精神は消耗しますね。

3・前の記事でも書きましたが、オポジションで争いが起こると、自分が死ぬかお前が死ぬか?みたいな泥仕合になりがちと思うのです。
特に私の月にオポジションされた場合、私の月が火星とスクエアというわけで、元々スイッチ入りやすいんですよ。
相手は私にちょっとマウントとってみただけ・からかっただけでも、私が異様に激しく怒ることで事態がややこしくなったりとか。
また、私の太陽には土星が控えてるからか悪意の番人みたいにマウント相手を敵視しやすい。
私は意図的にマウント取られることが本当に許せないんですよ。
そんな人は最近あんまりいないけど、私の意見をはなから軽んじるタイプとのバトルは若い頃よくありましたね。

オポジション関係の人とトラブルが起きるときって、真正面で見合っちゃってフリーズする感じ。
相手のことが良くも悪くもクリアに見えちゃうんですよ。
でも尊重したい相手のことって、実はそっと目をそらしてたりする。
あなたが素敵ということを実はすごく知っている、という気持ちになれる人を真正面から見てやろうという気持ちにならない。
動物もそうですよね。猫とか。目を合わせるときは喧嘩とマウントのとき。
がっつり見ちゃうと相手のアラが見えるし、指摘してやりたくなるし、なんならもっと目を凝らして欠点探してやろうという気持ちになる。
そうなったらもうダメです。喧嘩・言い合い。

オポジションのトラブルが罵り合いとしたら、スクエアのトラブルは意見の相違ですかね。
双方大人だったら、「あなたはそうなのね」と違いを認められるはず。
「じゃあどうやって乗り越えていく?」という建設的な意見を出し合えるはずなのです。
でもトラブルになるということは、どっちかがすでに権力を持っている、もしくはコントロールの強いタイプが相手を押さえつけたり、片方がはなから対話を諦めてストレスをためたりする。

コンジャンクションのトラブルは同族嫌悪ですかね。
例えば自分のパーソナル天体に土星を乗っけてくる相手には「安心・信頼」を抱くこともあるけど、「うるせーな」ってこともある。
今やろうとしてたのに、みたいなことを先回りして言ってきたりするんですよ。
「あなたが心配だから」とか言うけど、その本音は「自分ならもっと早くやる・うまくやる」
火星を乗っけてくる相手はもっと口やかましく、弾丸のようにせかしてきますね。
でもこれも人による。
努めて明るく・笑わせてくる感じで伝えてくれる人だっているのです。
結局その人の成熟度によりますかね。

個人的に意見のぶつかり合いがどうも起きやすい人の太陽は乙女とか魚でした。
太陽以外の部分で強いスクエアやオポジションがあったので、ぶつかると緊張は走るけど、世間話をすればそれなりに盛り上がる人ではある。
「何もかもが合わない」って人じゃないんですよね。
ただ、太陽水瓶の人で私のパーソナルと強いオポジションのある相手とは泥仕合だった。
太陽同士が150度だからか、そもそもの通じ合いがベースにない感じというか。
ベースにないからこそわかり合おうと優しげな関係の水瓶友人もいますがね。
30度も似た感じ。
「わかんねぇ!」というところを露骨に剥き出しにしても、いいことなんもない。
険悪になると修復が非常に難しい相手です。

コンジャンクションの相手はぶつかっても修復度が高いけど、相性の良さに甘えると関係断絶レベルで失礼な発言が飛び出したりする。
トラインやセクスタイルの相手は、同じにおいが漂うような相性の良さは確かにありますが、同じだからこそ遠ざけたくなる人でもあります。
「あの人絶対私を嫌ってるな…」というネガティブなことはトラインの相手には思わないんですよね。
ただ、相性の良さに甘えて放置しがちな人で、いつの間にか縁が切れてたりします。

スクエアの相手はノリが同じで楽しいけど、どこかで分岐点がやってくる。
「ここから先の思想はまったく違うな」みたいな。
結婚したいvs結婚したくないとかで対立しがちな相手なので、2人がハッピーになるポイントを常に探し合うんでしょうね。
スクエア関係は2人で階段を上がっていく感じで、「乗り越えたねー」という感動も味わえると思うのです。
ただ、何せその1段が高い。
登りたくないvs登りたいとなったら、登りたい方が相手を乗せるために工夫したりする。
相手は2年かけてやっと「登るか」となったりする。
まぁ大変だけど、そうなったときの幸福感は、すんなり行ったときとは比べ物にならないとは思います。

普段は平和な関係だけどどうも対立することもある…となる相手のホロと自分のを重ねてみると、「ここかな」という衝突ポイントは見出せると思うので、見つけたことでなんか妙な緊張感がほぐれたらいいですよね。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です