冥王星が水瓶に移ってから

冥王星が水瓶座に移ってから、世の中いろんな変化が起きている。

すでに冥王星が山羊座終盤度数にいるころから、あらゆるとこで「変化・改革」の波が起こってるように感じますね。
確実に水瓶入りしたのは2024年2月。
2023年の1年は最終盤度数をじりじり進んでいました。

冥王星が水瓶に移ってから、自分の内面もずいぶん変わってきてます。
一番は、何度も書いてますが人との距離感。
コロナ禍前は距離が近いことにこだわってて、距離を開けることには罪悪感すら抱いてた。
そんで無理しすぎたのか、人間不信みたいなとこもありました。
最近やっと罪悪感も抜けて、人間関係が楽になってきました。
山羊座時代って、誰しもが頑張っちゃってたんでしょうね。
自分らしさなんて二の次で、苦行を体験してこそ成長すると信じてた。

パワハラで悩んでたけど、事態を変えられるわけないと思ってた人が社内相談室に赴いた!なんて話もこの1年よく聞きました。
時代の空気感は確実に変わってて、その変化に背中を押される人が増えてきてる。
「個性いいじゃない!」っていう流れになってる気がするんですよね。
前まではその個性が「変な人」「出る杭」に見られやすく、いじめにならなくても「茶化される」ってことはメジャーなコミュニケーションとしてあった。
お笑いのトップの人がメディアから姿を消したことも大きいと思う。
「笑い」について、「本当は痛みだった」と声を上げる人が増えてきて、あらゆるシーンで1年前とは空気が変化してると感じます。
自分を大事にする人が増えた。

去年久々会った女性の先輩は、1人目産んだばかりの後輩に2人目を勧めたらキレられた…と憮然とした顔で話してて、いまどきのオヤジでも勧めないだろと驚いたものの、山羊→水瓶の移行期っぽい話だなと思いました。
その先輩の自覚は遅すぎるくらいだけど、数年前なら後輩はキレずに苦笑いで済ませてたかもしれない。
どうやら相当激しくキレられたそうで、そうじゃないと先輩にも伝わらなかったはずですよね。

自分の恋愛観や異性観も変わってきたような。
というか、「自分ってこういう人間」という目測を、自分が誤ってた気がする。
結婚願望のない人ばかり好きになる…とこれまで嘆いてましたが、結婚に積極的な責任感タイプがそもそも苦手だった。
そういう男性は頼もしいけど、「男」というマジョリティ性に組み敷かれそうな危機感も抱かせる。
プロポーズされるとか憧れるくせに、同時に漂う上から感に拒否反応が走る自分もいる。
結婚や恋愛がはらむ男性優位な側面を忌避するムードが、若者の恋愛離れとつながる面もあると思いますよ。
女性も進んで「下から感」や「あなたの望む私」を身につけようとしたけど、どうも自分らしくねぇと。
とかいって対等さが実現されるほどに相手が頼りなく見えてくるジレンマ。
「結婚したくないなぁ〜」とかボヤく男はアラサー女子から敵視されがちでしたが、水瓶時代はむしろ有望株なんじゃないですかね?
これからは「自分らしさ」が重視される時代ですから。
責任感や男気とかより、正直さを出せる人のほうがしなやかに生きていくんだと思う。
そもそも「付き合う」とかにとらわれない関係性・カップルも増えていきそうですよね。

水瓶座というのは、メジャーな風潮から「降りる」ように見えるサイン。
水瓶からしたら降りてるわけじゃなく、「自分の幸福」をより追求しているだけ。
山羊側から「もっと手に入れたくないの?」と見えてるとしても、水瓶側からは「所有するほど不自由じゃない?」と映る。
冥王星山羊時代は「それが普通」という大きな波に押し流されるしかなく、それも楽しかったですけどね。
水瓶座の新しい風が今は清々しいです。

<水瓶座のキーワード>・・・自由・独創性・革命・知性・愛情より友情・孤独・独立・異常性・論理性など
(「新版スターゲイザーで体験するパソコン占星学」より)






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