今、再放送やってますね。
「東京ラブストーリー」
あのドラマの何もかもが「時代」という感じで、今や友達とも笑いのネタみたいになっちゃってますが、改めて見てみたらやっぱり輝いてた!
あの時代も赤名リカも主題歌も!
赤名リカのあの編み込みの髪型はまさに高校生の私が毎朝チャレンジしてたことだし、ダッフルコートに、マウントパーカを買っちゃう女性も周りにあふれたんですよね。
「もしもし?」
「はいはーい?」
っていうあのリカとカンチの擬似電話のやりとりは、数十年経って見ても全然恥ずかしくなかった!
鈴木保奈美さんのはじけっぷりが飛び抜けてて可愛いし、織田裕二さんのモゴモゴ純情ボーイっぷりもうまい。
そうそう、織田裕二さんってああいうウブな感じが本当にお似合いだったんですよね。
緒形直人さんに次ぐような標準純情ボーイでした。
というわけで出演者たちのホロスコープ並列をしてみます。
(敬称略)
赤名リカ:鈴木保奈美(当時25歳・金星期/太陽期)
太陽:獅子、月:蟹
水星:獅子、金星:蟹、火星:蟹
当時P太陽:乙女
「第1のコース、赤名リカ!」って言って自分のベッドに飛び込む保奈美さんは、今見ても本当に輝いてました。
ドラマが始まった1991年1月のチャートです。
このころ、獅子座に木星が入ってたのですね。
保奈美さんの太陽を照らしていたとも言えます。
それにN太陽は蠍座T冥王星とスクエアを取っていました。
保奈美さんの人生激変期。
また金星も含まれた蟹群がなんとも豊か。
この年確実に、国民的人気女優誕生スイッチが入ったようです。
それにしてもリカは、まばゆいばかりの笑顔を振りまいたと思ったら、カンチの失言に怒ってビールぶっかけたり。
カンチに会えて嬉しそうな顔を見せたのに、急にカンチの胸で電池が切れたり。
カンチとのジグソーパズルの最中にブチ切れては、空に虹かけて!って無理難題とか。
やはり赤名リカはぶっとんでます。
この気まぐれヒステリーこそが蟹座過多という感じですけどね。
でもやっぱり美しい。。
P太陽乙女だった保奈美さんは、何気に恋愛成就の役が少ないです。
元祖こじらせ女優は保奈美さんなのかもしれません。
永尾完治:織田裕二(当時24歳・金星期)
太陽:射手、月:牡牛
水星:射手、金星:蠍、火星:水瓶
当時P太陽:山羊
1991年当時、織田さんのP太陽と山羊座T海王星がコンジャンクションでした。
やはり人気スイッチが入ってたようです。
カンチに特徴的と思ったのは、「お詫びにおごるよ」という約束がアテにならないこと。
リカと時間・場所まで決めたのに、さとみから「永尾くん会える?」と連絡入ると、リカの約束をフイにする。
そういうことが、幾度となくあった気がします。
というか、カンチが「今度こそ必ず!」と約束するたびにざわざわするのです。
やはりドラマだと実に特徴的に柔軟宮(射手座)っぽさが浮き彫りになるのですね。
→冬ソナ2017
→柔軟べっぴんさん
また、織田さんの水星が射手だからか、カンチの失言がより浮き上がってくる気がします。
「好きだったら誰とでも寝るのかよ!」とか、その他ちょいちょい女心に疎すぎる適当さが垣間見える。
金星はドラゴンテイルとコンジャンクションで、女性との妙な縁。
「ママハハ・ブギ」では義母に惚れちゃうし、そして赤名リカです。
「踊る」のすみれさんも、過去に傷を負った女性でしたっけ。
織田裕二さんは今や熱い男というイメージが強いですが、「東京ラブストーリー」を見ていると、朴訥な表現がすごいうまいと感じるのです。
そのあたりは前にも記事にしたことがありました。
→牡牛座問題あげいん
10月から始まる月9ドラマ「SUITS」の番宣を見ると、あの自信満々な織田裕二さんの役柄に不安を覚えます。
地球星座・双子的に言っても、偉そうにデキる男なんかより、「踊る大捜査線」の青島みたいにどこか調子いい役のほうがいいと思うのに。
でももしかして、経歴とかテキトーな役なのかな?
いくらカンチとリカの再来と言っても(だからこそ)、あんま見る気になれない月9のプレッシャー、こちらにもずっしりのしかかります。
関口さとみ:有森也実(当時24歳・金星期)
太陽:射手、月:魚か牡羊
水星:射手、金星:蠍、火星:水瓶
当時P太陽:山羊
織田さんと有森さんは、生年月日が3日しか違いません。
だから織田さんと同じようにブレイクの年とも言えます。
江口洋介さんも同じ年の12月生まれ。
ストーリーそのものみたいに、近しい3人なのですね。
みんな金星ー火星スクエアです。
どうも恋がうまくいかない。
有森さんは月と土星がコンジャンクション。
だから自分の本心がわからずに、周りを振り回すのでしょうか(笑)
有森さんはこの「さとみ」という役がものすごく嫌われたそうで、脅迫状も当時届いたようでした。
女性が金星ーテイル合だと、女性性が攻撃されるような事態になるのでしょうかね。
私は結構このさとみという役は好きでした。今見ても。
というのは、あのころ本当にこういう女性が多かったんですよね。
中学・高校でだって、こういう女が男を振り回したものです。
うまい!と思うのですよ。
あの大きなタレ目。麻布の幼稚園の保母さん。ソバージュの髪。料理上手。そしておしとやかさ。
また誰からもいい人に思われたいさとみからすると、有森さんの月は魚座かな。。
結局今でもこういう女性が男性から人気あるのですよね〜。
三上健一:江口洋介(当時24歳・金星期)
太陽:山羊、月:山羊
水星:山羊、金星:蠍、火星:水瓶
当時P太陽:水瓶
江口さんはこの山羊群に、当時T天王星と海王星が乗っかってました。
やはりこのドラマで全国区の人気者になったでしょうか。
あのルックスで意外にもプレイボーイ役が少ないのですよ。
金星期にこの三上という役がハマったのは、江口さんのN金星がN海王星とコンジャンクションだからと言えそうです。
太陽期以降は、やはり山羊っぽい正義感の強い役が多いですよね。
そしてこの中の誰よりも第一線でずっと主役をこなされてきた江口さんです。
山羊座は強い!
長崎尚子:千堂あきほ(当時22歳・金星期)
太陽:牡羊、月:蠍
水星:牡羊、金星:牡羊、火星:射手
当時P太陽:牡牛
千堂さんがどうしてもお嬢様に見えないのは、火星座多めの荒ぶったヤンキームードにあるのでしょうか。
なんかエロいですよね。
それを三上も嗅ぎ取るのですが。
最終的には三上と結ばれる役。
しかも挙式あげた直後に三上の元へ逃げてくる尚子。
この2人が一番ドラマチックかもしれないです。
当時、高校1年だった私ですが、男子と丁々発止なやりとりで距離を詰めるやり方は、このドラマから教わったのかもしれません。
でも当時もやっぱりモヤモヤしながら見てた。
それは誰にだろう。
リカの空気読めなさとか気まぐれさにイライラしてたのか。
さとみのもったりしたぶりっ子に、モヤモヤの全てをぶつけてたのか。
三上さえいなければ…と憎んでいたのか。
覚えてないけど、今見るとカンチの普通ぶった感覚にどうもムカムカしてきます。
いちいち過ちをおかさないと人の気持ちがわからないどんくささ。
その純情さが、あのバブルの時代では貴重だったのでしょうか。
和賀部長に、リカを受け止めるのは大変だというようなことを言われたカンチでしたが、そもそもリカはなんであんなつまらん男を好きになったのでしょうね。
全然受け止め切れてません。
仕事も赤名リカが一枚上手。
・・女はやっぱり男性のピュアさに惚れるということでしょうか。
そういえばさとみだって、高校のときに机にかかれた落書きを消してくれたのが三上くんと知った瞬間が、恋に落ちる決定打だったのですからね。
リカもリカで、強がる発言連発しておいて、カンチが調子にのるとブチ切れる。
めまぐるしいったらありません。
でもあのころの月9って男も女もみんな怒ってたんですよねぇ〜。
三上博史さんと中山美穂さんなんて顔を合わせればケンカしてた。
幼いながらも「もうやめればいいのに…」とイライラしてた気がします。
あのころの男女は、言葉の中の気持ちや真実がどれほどなのか?ってところを必死に探ろうとしてたのかな。
まだ携帯もない時代だから、「待ってて」と言われればずっと待ってるのです。
「連絡がつかない」という事態は今ではあまり考えられないけど、支配できないものがまだたくさんあるいい時代だったのかな。
顔を見ないと本当のことがわからないから、「会いたい」って言ってすぐ家に来ちゃうとか。。
って、つい時代を振り返っちゃってね。
きゃわゆ〜!
冬ソナのずっと以前にこんな素敵なアイテムとなっていた雪だるまでした。