石田ゆり子×有働由美子×角田光代・時代論

「ボクらの時代」は時々録画しています。

今朝は石田ゆり子さん・有働由美子さん・角田光代さんの回。
この3人は職業は違えど、一応同世代というくくりです。

やっぱり録画してよかったなぁと思いました。
この番組は早朝だからなのか、普段聞けないような本音や結婚観などが繰り出されるのが楽しいです。
ホットフラッシュの話まで出ていました。

3人のホロスコープを並列してみます。

 

石田ゆり子さん(48歳・木星期)
太陽:天秤、月:蟹
水星:天秤、金星:乙女、火星:山羊
木星:天秤、P太陽:蠍

石田ゆり子さんという方は、やっぱり人を惹きつけるのだなぁと改めて感じました。
何を話すんだろう?と興味を抱かせるのは、その発言が「率直」だからじゃないかなと。
こんなに人気者なのに、そういうこと考えてるんだ?
言うなれば、自分と変わらないことでゆり子さんも悩んでるんだ?と感じられるのは嬉しい。
そしてあの甘い声です。
可愛らしい声で、インスタへの見知らぬ人からのお叱りに「え…?」って引いたりする。
この方は常にユーモア的な間も大事にされる方なんだろうなとも思ったりします。

印象的な発言の一つが、「人との距離感」について。
どんなに仲良くなった人でも、だんだん嫌になってきちゃうと。
それが昔はそんなこともなかったのに、45歳からその傾向が強まってきたそうです。
ここでゆり子さんのチャート。

ははぁ!天秤マジョリティーのゆり子さんですが、そこに天王星があります。
これは人との距離感を常に感じられるはず。
しかも現在木星期のゆり子さんは、その木星と天王星がコンジャンクション
木星期(45歳ごろ)に入ってから人と距離感をとりたくなったというのは、まさにそうなのですね。

ゆり子さんのホロスコープは、この天秤群に月ー火星がスクエアをとっていることが特徴的なのですが、ほとんどのパーソナル天体が天王星と絡んでることになるのですね。(金星以外)
人との距離感の話、よくわかります。
私は特別天王星がちではないのですが、11室の友達の部屋の大部分を水瓶座で占められているからか、私の悩みと似ています。距離を取らないとぶつかりそうな不安。
「だめじゃん、一緒に住めないじゃん(男性と)」と、すかさず有働さんにつっこまれてました(笑)

また、「なんでも1人でやろうとしてしまう」とのこと。
頼れる人がいないからと。
これも太陽ー天王星コンジャンクションの特徴といえそうです。
でもゆり子さんは太陽のアスペクトが多く、太陽ー木星コンジャンクションは人気者度も表れているし、繁栄力というかお仕事の成功度も独立度も表れています。
金星乙女のこじらせで大人気のゆり子さんでもありますが、「そりゃ一度は誰かの奥さんになりたいけど」とおっしゃってました。
「けど」・・こういう方は、どうなるのでしょうね。

この天秤群とスクエアを取る山羊座の火星からすると、「俺がゆり子を守るぜ」という、上昇志向が強い男ばかり引き寄せちゃうのでしょうか。
そういう男は真に自立した女を選ぶでしょうかね。
目測を誤った状態で、ただ華やかさに近づいてくる男は多そう。なんてね。
太陽の近くには水星があるから、若くておしゃれなハイパーメディア系と縁があったりするかもしれませんね。

 

有働由美子さん(49歳・木星期)
太陽:牡羊、月:牡牛
水星:魚、金星:牡羊、火星:射手
木星:天秤、P太陽:牡牛

正直、有働さん病んでんのかな?と思ったりしました(笑)
そんなお姿を見られるのも、フリーならではという感じがしますけどね。
NHKを辞めて、NHK番組の質の高さを改めて感じては退社を後悔したりと、苛まれた時期があったようです。
それにすごいお酒が好きそうで、お酒を飲んでる自分を全く信用できないようでした。
(お酒飲んでツイッターとか絶対ヤバいとのこと)

あんなに成功を収めた方であろうに、「老後のためにちゃんと貯金しておいたほうがいいよ」とゆり子さんに進言するなど、いつまでもちゃんと働けるかわからないという不安もお強そうだった。
そういうのを正直に吐露してくれるのがまた有働さんのいいところ・人気のゆえんなのでしょうけどね。
そういえばマツコさんがいち早く、有働さんのダメダメなところを見抜いてたような気もします。

有働さんもまた強いホロスコープの方なのです。
ゆり子さんと同世代なので、天秤座あたりにある外惑星はほぼ同じ位置。
有働さんはそれらと太陽・ドラゴンヘッド・キロンでオポジションを取っています。

オポジション持ちというのは、人を動かすエネルギーが備わってるように思うのですね。
有働さんはドラゴンヘッドがここにあるから、大勢の人に影響を与える方。
だけど、「来なかった日はない」と言うほど毎日のようにダメ出しも届いてたようです。
牡羊ー天秤のオポジションだと、常に自分に対しての「誰か」が浮き彫りになるのでしょうかね。
そのダメ出しも、「今度こそちゃんとやってやる!」というエンジンになっていたようです。

金星と土星のコンジャンクションが、「人生のほぼ半分が月〜金の帯、それがなくなった今は…」と、自由に時間を使える今が逆に不安だという有働さんが表れているようです。
病んでいると見えたのは、抑制と激しさの間で揺れているように感じたからかもしれません。
本来天真爛漫な牡羊座がこれだけ強調されてても、土星や天秤座の影響を受けると、好き勝手にやっちゃいけないという制御が働くのでしょうかね。
でもそれこそが、地球星座・天秤座としてのあるべき振る舞いにも思えます。

昨今のセクハラ問題やMetoo問題について、「働き盛りの私たちがそれらを許してきたことも一因としてあるかもしれない」というお言葉が印象的でした。
射手座の火星は、「あさイチ」ではアナウンサーというよりもジャーナリストっぽく「今・現代」を見つめて、ご自身の意見をそれなりに語られたお姿なのだろうし、海外にも行かれたことも表れているようです。
木星期の有働さんは、局の垣根を越えてたくさんの人と出会われるのでしょうね。

 

角田光代さん(51歳・木星期)
太陽:魚、月:水瓶
水星:魚、金星:牡羊、火星:蠍
木星:蟹、P太陽:牡牛

私は角田光代さんの本を読んだことがないのです。
これはきっと恥ずかしいことと言えるでしょうかね。
でも「八日目の蟬」はドラマで見たのです。
「紙の月」の映画は、途中だけ…。

でも角田さんは、すごくおモテになるということはなぜかどこかの情報で知っています。
現在の配偶者は元GOING UNDER GROUNDのドラムの方だそうで。
11歳年下。

話す角田さんを初めてお見かけしましたが、私の理想とするような50代のお姿でした。
ナチュラルで、女性らしく。
とにかく笑い声が癒やし。
角田さんを笑わせたい!と、私なんかでも思ってしまうような。
すぐ笑ってくれる、ということもあるかもしれません。
有働さんの率直さにころころよく笑ってらっしゃいました。
それが魚座マジックなのでしょうか。

蠍座の火星はドラゴンテイルとコンジャンクションなのです。
作品をほとんど知らない私ですが、しょうもない男性に人生をめちゃくちゃにされるような女性が多いでしょうかね。どうでしょうか。

結婚・出産についての話題のとき、角田さんがふとおっしゃった言葉が印象に残りました。

「結婚そのものが今後、大きく変わっていくような気がします」

短い言葉だけど、語るその雰囲気にはいろんなものが包含されてるようにも感じました。
もしかしたら私が近頃思ってたようなことも、角田さんの感慨の中に含まれてるかもしれないと。
作家というのは、やはりちょっとはみ出した部分を見つめてすくい上げる方なのだなという感動が、この短い数秒で湧き上がるほどでした。

角田さん自身は、子どもを持ちたいと思ったことはないとおっしゃる。
もし20代に今戻ったらきっと産むだろうと言った有働さんとは反対で、20代に戻っても産まないだろうと。
ただ、来年になったら急にどうしても欲しくなるかもしれないし、自分の気持ちは予測つかない。
そんな会話まで盛りだくさんの放送だったのですよね。

 

最近「生産性」とか、あと個人的に目にしたネット投稿などで、産む・産まないのことをよく考えたこの夏でした。
年齢がいよいよリミットということもあるかもしれません。
いま本当にものすごい速さで社会が変わっていってて、その一つが婚姻とか出産・性別のこと。
変わっているさなか、いつだって旧来型と新スタイル型のどちらかで生きる姿があるとして、どうしようもなく新スタイル型に、望んでなくても時代に振り分けられちゃう、そんなさだめの人はいつの世でもいたように思います。

ただ現代は、ずっと若いような方たちにまで深い悩みが根を張ってるようにも思える。
今の若い人は保守的と言われてるからかな。
旧来型を選びたくても、もうその椅子がない時代・頑張れば椅子に座れる時代・椅子という概念など消え去ってる時代。
今はどのあたりだろうか。

日頃ぷらぷらしてる私なんかは、「私なんて…」って旧来型の壁の前でいじけるんじゃなく、永遠の過渡期世代と腹をくくって、「ただ生きている」ことがどれだけ普通であるかということを、もっと積極的に発信していこうと思ったりしました。
ただ、石田ゆり子さんは「1人で生きるってとても不自然」ということもおっしゃってた。
自分の生き方はどこかいびつである。
一生それを抱えながら生きるんでも、いいように思ったのでした。
石田ゆり子さんがそれをおっしゃってくれるなら(ぽっ)。

最近のモヤモヤが払われたような3人のトークでした。

 

 

 

“石田ゆり子×有働由美子×角田光代・時代論” への 5 件のフィードバック

  1. ボクらの時代、アラフィフ?タイムリーな3人だったのですね。見たかった〜〜!! でもこちらの記事で見たかのような気分になれました!(^^;) ありがとうございます。

    全然話し変わりますが…「まんぷく」楽しみです。

    1. katさん

      お元気ですか?
      コメント嬉しいです。

      アラフィフ3人の生き方はとても親近感が湧くもので、なんかよかったです〜。
      一つ一つ響いちゃって、まだ書き足りない気分です(笑)

      「まんぷく」いよいよ来週ですね!
      ということは「半分、青い。」が今週終わり?
      ちょっと信じられないですね。。。

      1. 「半分、青い」は、トヨエツと井川遥と斎藤工くんが見れてよかったです…!
        「まんぷく」安藤サクラが好きなので、楽しみです。夫役の長谷川博己には興味ないのですが… ドラマを見て変わるかも!?
        ps_こんどお茶しませんか〜? よかったらメールください^^

        1. katさん

          トヨエツ・井川遥・斎藤工って、北川悦吏子さんドラマに出演されてた豪華俳優陣ですね。
          まぁくんの彼女として常盤貴子さんあたり?ってふんでたのに、ちょっと違いそうですね。。
          katさん、長谷川博己ファンかと勝手に思ってました(笑)
          まんぷくも楽しみにしましょう!
          そして、嬉しいお誘いありがとうございます!

          1. 近いところだと、30日とか!? 急すぎますねw

            ご連絡お待ちしてま〜す(^^)

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