今ごろドラゴン桜、そしてまさみ

ドラマ「ドラゴン桜」は、今年のどっかで再放送をしてたので録画してみてたのだけど、最終回とその前の回をずーっと見忘れてました。

なので見てみた。

前にも、「ドラゴン桜」での中尾明慶さんの演技に惹かれたということを書きましたが、やっぱりこの方の演じる「一郎」という役は涙を誘います。。
そして、もしや・・・と思ってまたホロスコープを見てみたら・・・

やっぱりありました、魚座。
火星が魚座でした。
魚座に星があると、演技が憑依的に感じられると個人的に思ってます。
(とくに男性)
もしかしたら「憑依」というより、憑いてたものが落ちる「覚醒」の演技なのかも。
とにかく、観てる私自身がすーーっと吸い込まれるような感覚になるのです。
特に目に。
神がかってるように・・思えるのです。

 

前にブログで書いたときに心震わされた場面は、今まで「僕なんて・・・・」と、自分をずーっと低いところに押し込めてへらへらしていた一郎が、双子の弟からの罵倒と、桜木先生に本心を読まれ暴露されることで、自分を取り戻すスイッチが入った瞬間のその顔!!
あんなにへらへらしてたのに、周りにこびへつらって「自分」など捨てたかのような顔してたのに、一瞬で、キッッ!!と変わるその表情には、本当に胸打たれました。

セリフや言い回しじゃなく、目や表情で泣かせる役者さん、そんなにいるでしょうかね。
年に1人、2人拝めたらいいほうです。

そして最終回、合格発表時の中尾さん!
このシーンはどの方の表情も感動的だったけど、やっぱり中尾さんが№1です。
ぼーっとした顔から笑顔への表情のグラデーション。
なんだろう、演技に迷いや半端さが一切ないってのが伝わる。しかも本当にリアル。
いやぁ、心から喜びました。

あと、細かいけど、双子の弟からもらった腐ったサンドイッチのせいで試験当日に腹痛になり、腹痛に苦しんだ試験時間から解放された瞬間の顔も、これまた本当に腹痛と闘ってた人の表情でもう脱帽です!

ドラゴン桜内の最優秀助演男優賞を勝手に差し上げたいです。

そして最優秀主演女優賞を、これまた勝手に差し上げるとしたら・・
やっぱり長澤まさみさんでしょう。

長澤まさみさんのことはよく知っていたつもりでしたが、実は長澤まさみさんの演技をここまで堪能できたドラマはあまりなかったかもしれません。
映画版「モテキ」も何気にまだ観てないし。。
セカチューも観てない。「涙そうそう」は観たかな。
そういえば長澤さんはしばらく、「正義感にあふれた、どこにでもいそうな清純女子」の役ばかりでしたね。

「ドラゴン桜」での長澤さんは、おもいっきり普通のTシャツ着てふっつーの女の子なのに、追い込まれるとものすごい色気を発するのです。
長澤さんにこれでもかというぐらいピンチがおとずれるほど、自暴自棄になりそうな長澤さんは目に涙を浮かべながら必死で強がる…その演技に惹かれました。。
「あたしバカだし勉強嫌いだし・・」ってな切ない諦め感の表情もすごい良いけど、そこから希望を見出した瞬間の表情も、何か光がさしたように神々しく思えましたねー。

ちなみに長澤まさみさんは魚座には特に星はありません。
女性と男性では、「演技において発するポイント」が違うようにも思えます。
自分の感受性の問題かな。

長澤さんは火星に蟹座があり、そしてそれが山羊座の海王星と180度になっていることが、国民的人気につながっているように思えます。
あとは獅子座の月と、牡羊座の木星と、射手座の天王星・土星のグランドトラインも、芸能界での輝かしい成功っぽく見えます。長い人気を保てそうですし。
火星と冥王星のトラインは、もしかしたら30代以降は色気のある役がもっと増えるのかもしれません。
何か究極な役で不動の地位を保てそうな気もします。

太陽:双子、月:獅子座で、ライトでいつでも明るい笑顔のイメージが強いですが、恋愛や色気系となると金星:牡牛、火星:蟹座とかなり重めで、すごく安定した確かなものを求めたいタイプなのでしょうか。
金星の牡牛座は、男性に印象を残すような輝きを発する気がします。
独特の色気というか。官能性というか。
桜木先生からも、ぐっと来た感を感じました。

長澤さんは、これまでは金星と火星っぽい庶民的で落ち着いた役の需要が多かったのですね。(このあたり追記参照)
そして「モテキ」では、太陽と月を存分に輝かせたライトな役が新たな輝きを放ち、現在放送中の「高校入試」も落ち着いてはいますが、どこか勝ち組感の漂うクールな役は太陽と月っぽく思えます。
でも、私はやっぱり金星と火星系の役が好きかな。

しかも、もっと追いつめられた役を希望します(笑)
ライトな役はもう今年までにして、例えば犯罪者の逃亡を手助けする地味な既婚銀行員の役とか(発想が貧困でしょうか)、本当は美人なのにあまり目立たず、けど、その色気を知ってしまった男はみんな狂う・・みたいな。
女どもには「なんであの子がさァ・・」とか思われたりして息苦しさを覚えるまさみ・・・。

そういえば「ラスト・フレンズ」では錦戸さんに相当追いつめられてましたね。
でもあれだとガーリーすぎるというか(勝手…)やっぱりどこかボーイッシュさというか、生命力も発出してほしいんですよね。
そうすると獅子座感も求めてしまいますが。

小説のリメイクだと、何役が似合うでしょうね。
向田邦子さんの物語だと姉妹の末っ子になってしまいそうですが、そうではなく(笑)
うーん、小説と書いときながら全然浮かばないのですが、「北の国から」の蛍ちゃんぐらい深刻で切ない役もいいかなと思います。
あと親の借金のためにがむしゃらに働いたりする役も似合いますね。

あとは~おでこを出した看護師姿も似合うなぁ(^^)
不正と知りながら悪事に手を染める患者たちのマドンナとか。。
笑顔と施しで身も心も疲れた夜勤明けのまさみは、コンビニの前でやってらんねぇとばかりに煙草に火をつけ、それをじーっと見つめる男に「なんすか?」とヤンキーにらみをくれてやると、男にとある写真を見せられて瞳孔が開き煙草を落としてしまうまさみ。・・・ありふれてるでしょうか?

ただの妄想になってしまいましたが。。
ノーメイクの諦め顔が個人的にすごく魅力に思えるので、つい、それを生かせそうな役柄を考えてしまいました。

先ほどのグランドトラインに土星が絡んでいるからか、どうも苦労を背負い、そして乗り越える役が似合う気がします。
結末は破滅に向かうのではなく、必ず、自分一人だけが生き残っても乗り越えられる。。。
恋人は警察に捕まってしまったけれども・・・震えるまさみはその喧騒に背を向けて歩き出す・・・なんてっ。
原作は松本清張さんでしょうかねっ!

このあともひとり勝手に長澤まさみさんキャスティングを楽しんでしまいそうです。

 

追記

「世界の中心で、愛をさけぶ」がBSで放送してたので見てみました。
上に、「これまでは金星と火星っぽい役が多かった」と書きましたが、長澤さんはどの役も「恋愛関係に入るまで」は太陽と月の性質も存分に出ていたかもな・・と感じました。

サクとのストーリーは亜紀のからかいから始まり(双子座の太陽)、どこかお姉さんっぽい上から目線だけどフェアな性格・カリスマ性(獅子座の月)。
これらは男性星座なので、物語の最初のほうはからっとした亜紀が描かれてます。
でも恋愛の星である金星と火星は女性星座なので、サクとの恋愛は一気にロマンチックでウェットなものとなります。
森山未來さんの金星も乙女座だったので、この純愛物語は2人にぴったりだったのでしょうね。

映画のストーリーとしては、正直好みのものではありませんでした。。
だって、りっちゃんの話とかもせつなすぎる。。みんながみんなどこかでつながってなくても…と思ってしまいました。そんなせつない2人が結婚などできるものか・・?とか。。
ドラマのほうがとても安定感のある丁寧なストーリーだったと思いました。
しかし長澤まさみさんのノーメイクのあきらめ顔・・・ここで魅力の原点を見られたのは、満足です!

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