「コントレール」

NHKドラマ「コントレール~罪と恋~」の1話から見ることができました!
このGWに再放送されてましたね。

もう石田ゆり子さんが可愛らしくて…。
終始うっとりしながらも、「わかるわかる…」という共感もあれば、ちょいちょいツッコミどころも満載です。

 

何にうっとりしてるのでしょう…。

・なんたって石田ゆり子さんの可愛らしさ
恋が始まる前は幸薄そうな眉間にしわ顔。
でも新しい恋が始まってからも、恋する乙女のため息で眉間にしわ顔。
夫が殺害されたという本当の深刻さと、「新しい恋」というそんなでもない深刻さと。
憂鬱にもいろいろある…というとこのリアルさにうっとりです。

・井浦新さんのタレ目と前髪
あの髪型はほんとにずるいですね(笑)
最近、前髪全部下ろしの男性人気度高い。
アラフォーの井浦さんがこれまたこんなぴったりだったとは!
そして井浦さんも幸薄そうなのに、小動物みたいな黒目がちのタレ目がニクいです!

・2人のキスシーン
美しいですねぇ…。
「何もかも捨てた」感漂ってる人の性シーンってどうしてこんなに激しいのでしょうか。

 

「わかるわかる」なとこ

・運命感じて少女風に爪甘噛みするゆり子さんの仕草
ゆり子さんのお店の名前「コントレール」とは「ひこうき雲」って意味なのですが、井浦さんがお店に忘れたメモに書いてあった「ひこうき雲」の文字に、この店と同じ名前だわ!って運命感じちゃった時の無言の仕草に共感しきりです。
誰も見てなくても出てしまうぶりっ子仕草でもって、自分を運命方面に駆り立てているのです!

・とある日の踏切待ちに、これまた少女な運命を感じるゆり子さん
踏切はいつだって誰のためにだって開くはずなんだけど、その日のopen/closeが自分へのメッセージや背中押しみたいに「はっ」とすることって、あるあるある!

ちなみに、ひこうき雲でPTSDを発症する井浦さんは、目の前のひこうき雲に発作を起こしながら「これ以上行くなという警告か…」と、やっぱり目に映るものを自分へのメッセージと受け止める…お似合いの2人です。

・「不幸な自分」をエッセンスに恋に溺れるゆり子さん
5歳の息子を怒ってたたいてしまったという最悪な日…なのだけど、それすら恋に突き進むエネルギーに変えてしまう文(あや)=ゆり子さんの、これはしたたかさというのか幼さというのか…。
でも最悪の日と最高の日が重なるってこと…そんなに「ドラマ的」でもなくて、かなりリアルだと思うのです。

 

わりと満載なツッコミどころ

・文って結構「グイグイ」な女
かなり積極的なんだから!文!
井浦さんが忘れていったメモに「明日待ってます」って書き込んどいて返却し、そして自暴自棄モードからの「キスして…」「メールして」「嫌いにならないで」「いつかお酒も一緒に飲みたいな」「どうして声が出なくなったか、いつか教えて」「あなたのこともっと知りたいから…」

このどれも自分には言える気がしません。
文は45歳の設定だけど、どうもやっぱり自分より世代が上のバブルちょっとかじった雰囲気を感じるのです。
「ここぞ」というときの握力の強さというか、自分を駆り立てて盛り上げる上手さというか。

そして、「人と深く関わること」へのためらいがまだそんなにない世代。
私の世代ぐらいから、「うざい」とか「適度な距離感が良し」みたいになってった気がします。
井浦さんは自分と同世代。
身についちゃった消極性なんだけど、誰かからの「グイグイ」は嬉しかったりする。
そのちょっとした世代の違いがほんのり出てるように思うんですね。
「赤いスイートピー」を熱唱するゆり子さんを優しく見つめる井浦さんとか!

その他ツッコミどころ
・案外すぐに声が出た井浦さん(しかも営み中に)
・ゆり子さんを壁に押し付けた激しいキスとか、支配的な一面をのぞかせ始めた井浦さんが、ちと怖い
・井浦さんの字が硬筆のお手本ぐらい上手すぎる
・ゆり子さんの息子は、ゲイの芽がもう出てるのかな?
・初めて井浦さんに会いに行く夜、花柄シャツが少女すぎで可愛いゆり子さん!(文もそう気づいたのか、やっぱ白無地シャツに着替えるんだけど)

「コントレール」が始まる前の新聞インタビューか何かで、石田ゆり子さんは「人の死や病気を抱えた人など、何かを背負う役が多い」と述べられていたのを目にしました。
確かにそうですね。
1年くらい前のNHKドラマでも、永作博美さんと心が入れ替わってしまって、挙句、永作さんの死に直面する役を演じられていました。
あのときも藤木直人さんとのラブシーンにうっとりしたなぁ。

石田ゆり子さんのホロスコープを見てみます。

外側に井浦さんのホロスコープを重ねてみました。

石田ゆり子さんは、結構激しいホロスコープなのですね。
天秤座マジョリティーで、そこに蟹の月と山羊の火星とでTスクエアを形成してます。
太陽と火星を思うと、関わる男性像が確かに激しそうです。

火星は天王星とスクエア。
山羊座っぽいエグゼクティブと交際しても、「えっ!?」っていう衝撃エピソードにいつでも驚かされたり脅かされそうな。
火星期(35~45歳ごろ)は、実際に地位の高そうな安定した職業の男性の恋人とか妻役が多かったんじゃないでしょうかね。
井浦さんも元弁護士役ですしね。

また、ドラマ上でもまだ独身役が多いゆり子さんは、太陽・天王星コンジャンクションらしく、「独立性」の高さも伺えます。
実際、事務所も今ゆり子さんが社長を務められてるようですね。
おしとやかそうに見えて「ザ・独立」のお方なのでしょうし、木星も太陽とくっついてるから、男性並みの成功感に恵まれてそうです。

月は蟹座で天秤群とスクエア。
「幸薄そうなしっかり未亡人、でも本当はお茶目で愛されキャラ」
今回の役もホロスコープから「らしさ」をたどることができそうです。

さて、井浦さんは太陽乙女座なのですね。
「小動物」を感じたのもむべなるかな…。

太陽・月・金星が乙女座で、本当に神経質そうで頭脳派な役がいつでもお似合いです。
井浦さんは月金星ー海王星ー木星でTスクエアを形成しています。
「わけのわからない美人に振り回される」
という役が多いのではないでしょうか。
マウントレーニアのCMとかも、ほっこりしつつ「わけのわからなさ」をぷんぷん感じます。

でもゆり子さんとはおんなじ「こじらせ」乙女座金星同士。
「ケバブって食べたことある?」
このなんだか不器用そうな会話をこそばゆく感じたのは、私もまた乙女座金星だからなのかな。

そんな純情恋愛ムードが、ベッドの上では刹那的な濃厚さに一変するのは、お互いの太陽に冥王星を乗せ合っているからなのでしょうかね…。

「まるで虫が明るいほうへ引きつけられるように」
お互いに似たような運命を感じて、まだ何も知らないのに、なぜか背徳感で燃え上がる。

火星期の井浦さん(41歳)は、ゆり子さんの天秤群に絡め取られてしまったよう。
まさに「飛んで火に入る夏の虫」じゃないですか!
ゆり子さんの火星は山羊座。
火星同士スクエアって「燃え上がる」…なんて聞いたことありますよ…。

 

ゆり子さんは実年齢46歳ですが、役では45歳。
「火星期」と見るならば、井浦さんとはやっぱり運命が違ってしまうという結末になるのだろうか。
山羊座=地位の高い人…文をずっと見守ってきた刑事の原田泰造さんによる「邪魔」も、このドラマをややこしくしそうですね(笑)

でも「木星期」と見るならば、井浦さんの火星と同じ天秤座ということで、手と手を取り合って、邪魔にもめげずに逃避行しちゃうのかな…。
天王星と近いから、また何もかも捨てて?

それともやっぱり「冥王星」が絡んでるから、死ぬか生きるか?
「あなたが死ぬなら私も死ぬ」
情熱的な文なら1回くらいこんなセリフも出てきそうだけど、でも太陽と木星が近いゆり子さんだもの、「ともかく生きなくちゃ、なにがなんでも」
最後はやっぱり前を向くしかないような選択をするんじゃないかと思うのです。

それにしても大石静さんのストーリーって、ホントとってもリアル。
ついさっきまでの激しい逢瀬を、家に帰って布団にもぐったら、また少女みたいに思い出してにんまりして、そして寝坊…っていうベタなドジが本当に愛らしい。

殺された夫は、その日愛人のもとに向かってたのだと知ったショックは、「果たしてあの人が生きていたって、幸せだったかわからない!」って、夫の母親に言い放つとことか。
実際こんなセリフ言えることではないんだけど、「死」と「性」への本音に惹きつけられてしょうがない。

まだあと5話もあります!!

 

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