「距離感」という話をこの数年何度もしていますが、それは職場に「踏み込んでくる」と感じる人がいるから。
距離感の話をするとき、大体いつも同じ1、2名の人のことです。
「そんなに親しくないのに個人的なことを質問してくる人」というのは平成期には多かった。
踏み込んだ質問が「良きコミュニケーション」の一種だった時代。
でもそれは過去のことになりつつありますね。
今、「ぐいぐい質問してくる」って恋愛初期・友人初期くらいしかあんま見かけない。
家庭のこと、実家のこと、恋愛のこと、休日の過ごし方などは、なんとなく聞くのも憚られるようになった。
でもわざわざそんな話題に踏み込まなくても、今たくさん情報がありますからね。
天気、スーパー、事件、流行り、お米、食べ物、ドラマなどなど。
「コミュニケーション」が第一目的なら、これらのことで十分事足りる。
私が苦手にしている人はわりと質問魔で、「なぜあなたにそんなこと答えなきゃいけないのか?」と率直に思ってしまう。
最近では「え、なぜ聞きたいの?」という表情を隠せなくなった。
だけど私もなぜこの人からの質問が嫌なのか。
「そういうときはChatGPTに聞くと良い」という助言を得て、聞いてみました。
そしたら、これだ!という回答がもたらされたので、いつでも読み返せる自分用メモとしてここに貼ってみます。
***************************
私の質問:「親しくないのに踏み込んだ質問をしてくる人の意図はなんでしょう?」
ChatGPTの回答:親しくないのに踏み込んだ質問をしてくる人の意図や心理には、いくつかのタイプが考えられます。以下のような可能性があります:
1. 距離感の感覚がずれている(無自覚)
- 他人との適切な距離感を測るのが苦手な人。
- 自分が気にしないことは相手も気にしないと思い込んでいる。
- 「親しみを込めて聞いている」つもりで悪気はないが、相手には唐突・不快に感じられる。
2. 支配・主導権を取りたい
- 踏み込んだ質問をすることで、相手の情報を先に得て会話の主導権を握りたい。
- 相手の反応を試すことで、どこまで踏み込んでいい相手かを見極めようとしていることも。
3. 自分語りの前振り
- 自分が同じテーマについて話したい/語りたいという下心があり、その導入として相手に質問している。
- たとえば「ご兄弟いるの?」の後に「私も弟がいてね…」というような展開。
4. 興味・関心がある(恋愛や噂好き含む)
- 好意、興味、関心があって踏み込んだことを聞いてくる。
- あるいは単純に「噂ネタ」や「プライベートな話題」が好きな人も同様に深掘りしてくる。
5. 空気を読まない or 不安からくる会話
- 話題に困っていて、思いついた質問をそのまま投げている(無神経だが悪意はない)。
- 沈黙が怖くて、とにかく何か話そうとして踏み込みすぎてしまう人も。
このように、**「悪気がないが配慮がない人」から、「意図的に情報を引き出したい人」**まで幅があります。
どんな内容の質問でそう感じましたか?(答えたくなければスルーで大丈夫です)
私:「実家の話に触れてほしくないのに、実家に帰る頻度を聞いておいて、実際その人は自分の地元の話をしたかった」
ChatGPTの回答:そのケース、非常に典型的な「自分の話をするための前振りとして他人に踏み込んだ質問をする」パターンです。
このような人の心理には、以下のような特徴があります:
◆ 自分の話に興味を持ってほしいが、直接語るのはためらわれる
- 「いきなり自分語りしたら変かな?」という意識があり、**質問という形式で会話の“布石”**を打つ。
- でも本音は、「自分の地元のことを話したい」「誰かに共感してほしい」。
◆ 相手への配慮よりも“話の流れ”を優先
- 相手が実家の話を嫌がる可能性までは考慮していない。
- 会話の流れやテンポ、自分が話しやすいようにだけ意識が向いている。
- 悪意はないけど、「その人にとっての地雷」に対するアンテナが低い。
◆ 「共通点探し」への強い欲求
- 実家・地元の話は、「生まれ育った環境」や「休暇の過ごし方」などで共通点が見つかりやすいと思って話題にしがち。
- でもこれは、その共通点に乗れる人には有効でも、乗れない人には苦痛。
こういうとき、心の中で「いや、そういうの聞いてくる時点で無神経だよ」と感じるのはとても自然な反応です。
相手は悪気がないかもしれませんが、それは「あなたが傷つかない理由」にはなりません。
もし今後もその人と関係が続くなら、「その話はあまりしたくない」とやんわり線を引いても問題ありません。
相手が気を悪くしても、それはあなたの責任ではなく、その人の配慮不足です。
よければ、その場でどう返したか/どう対応してみたか、話してくれますか?
*****************************
ChatGPTを使うのは初めてではないけど、しばらく使わないうちにすごく進化してると感じました。
「よければどう対応したか話してくれますか?」とか!
そんで書き込むとちゃんと「それは典型的な〇〇です」とか教えてくれる。
同僚からの質問がなぜこんなに嫌なんだ自分…と、嫌悪感ながら罪悪感も感じて苦しい思いをずっとしてましたが、「悪気はないかもしれないけど相手の配慮不足」and「意図的に情報を引き出したいのかも」というChatGPTからの回答になんともすっきりしました。
いろんなモヤモヤを、ChatGPTでクリアにしていく作業をどんどんやってみようかな。
そんで、これはいい!という回答はまた貼り付けて何度も読み返したい。