モンテ・クリスト伯並列

ドラマ「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」見てます。

 

2話目から、しかも「ながら見」をしてたので、仙人みたいなディーン・フジオカさんと、何か国後も繰り出される訳のわからなさに、実はついていけてなかった。
2話で田中泯さんとの間に何が起きたのか把握できなかったのが残念ですが、3話目からまた新しい出演者が出てきて、ハマりつつあります!

 

やっぱりディーン様にうっとりする。
腹に思うとこありの微笑みも、「こわっ」って思いながらも、そのイケメンぶりを目でなぞってる私。

なんたって独特な役者陣ですよね。

新井浩文さんが相変わらず嫌な奴だったってところがまた嬉しくてしょうがありませんが、その妻役がなんで稲森いずみさんだっていう。
いや、これは喜んでいるのです。
新井さんと稲森さんの夫婦っておかしいでしょ。
…と思ったら、やっぱり政治家によって結婚させられた愛のない2人だったようです。

そんで、稲森さんはエリート刑事部長の高橋克典さんと過去、愛人関係にあったのですが、こういう経緯を知るとやっぱ稲森さんじゃなきゃね!と嬉しい。

そして高橋さんの奥さんが山口紗弥加さんっていうのがまたいいじゃないですか!
このドラマでも独特ですよ、山口さんの大仰な演技。
こういう不気味なドラマにほんとぴったりなんですよね。
無邪気ふうでいて、一番こえぇ女。
今のところまだ無邪気ふうの妻です。

そう、このドラマはいたるところに「不気味さ」があるってのがいいです。

とりわけそう思ったのが、稲森さんとか山口さんとか、妻役のクレジットがそれぞれ「専業主婦」になってるところ。
不気味〜なぜあえて「専業主婦」というクレジット?
フジってここまでおかしくなったのかな?というギリギリの演出ですが、いや、たぶん不気味さを煽っているのだと思いたい。

 

ディーンさんのホロスコープを見てみます。

ディーン・フジオカさん(37歳・火星期):紫門暖/モンテ・クリスト・真海
太陽:獅子、月:蠍か射手
水星:獅子、金星:蟹、火星:天秤
P太陽:天秤

ディーンさんは今、火星期ですが、その火星がもともと激しいのですね。
天秤座で冥王星・リリスとコンジャンクションです。
しかもトランジットの山羊座冥王星・リリスと90度!

こういうときに「復讐に燃える役」が来るというのはなんともぴったりな、運命に沿ってることだなぁ〜と思ったりします。

このドラマのディーンさんはなんとも残酷な男。
目的は殺すとかじゃなくて、「壊す」こと。幸せを壊す。
なぜなら自分が壊されたから…。
山本美月さんとの結婚式の途中に無実の罪で逮捕され、「吐け吐け!」と何もないのに拷問を受け、みんなから死んだと思われてるけども、実は脱獄して投資家として成功していた。
そして復讐のための人生が始まって…というストーリーです。

高橋克典さん演じる入間のかつての屋敷を買い取ってそこで暮らし、会わせたらまずい面々をわざとホームパーティーに誘い出し、入間さんの子をおろした愛人の稲森いずみさんの前で、わざと魚を生々しくさばく。
本当に嫌なヤツです。女性にも容赦ない。

やっぱり冥王星が絡んでますからね、ネイタルもトランジットでも。
とことん・極端にやらないと気が済みません。
運命が手を貸してくれないのなら、自分でやるしかないのです。
まるでそれを知ってるかのよう…。

 

そういえばディーンさんって、結婚して平和な夫役ってあったでしょうかね?
まだなかったような?
山本美月さん演じるすみれとは、結婚式の日に離れ離れになってしまった。
ディーンさんの月って天王星とコンジャンクションなのです。
天王星って「別離」「突発」
そういえばディーンさんも実際の奥様・ご家族は確か海外で暮らしてるんでしたっけ。
それこそがディーンさんの運命なのでしょうかね。

 

大倉忠義さん、新井浩文さんは漁師町の友人ですが、大倉さんは密かに山本美月さんを想ってた。
新井浩文さんは、船長やらの重い座を狙っていたのにディーンさんに先を越された。
というわけで、なんだかんだ平和な漁師町も水面下では、ドロドロしたものがすでに交錯してたようで。
大倉さん演じる南条は俳優として成功して、すみれとのちに結婚もしたし、新井さんは不動産会社社長として成功を収めた。
ディーンさんが戻ってくるまでは、夢が叶ったような日々だったのです。

獅子座のディーンさんと牡牛座の大倉さんは、太陽同士だとスクエア
ディーンさんと新井さんは、年齢域惑星火星の天秤ー山羊でスクエアです。
対立必至ということでしょうか。どっち死ぬ?みたいな。

ディーンさんと大倉さんは年齢域惑星同士だと天秤ー牡牛の150度となりますが、支配星が同じ金星というところが、同じ女性をめぐる不穏さとして、不思議なことに浮かび上がってるように思います。

なんと、山本美月さんのプログレス太陽が、ディーンさんの獅子座ドラゴンヘッドとコンジャンクションなのですよね〜。
惹かれ合うんじゃないですかね。。ドラマの後半で。

ディーンさんが投資家として戻ってきても、誰も暖だとは気づかない…ってのも特徴的なドラマですが、山本美月さんは気づいたのか、また違う勘が働いたのか。
「モンテ・クリスト・真海」と出会ってほどなく気になります。
そしてまた、牡牛座大倉さんの執着心に火がついて、奪って奪われて…となりそう。

 

稲森いずみさん(46歳・木星期)
太陽:魚、木星:山羊、P太陽:牡牛

高橋克典さん(53歳・木星期)
太陽:射手、木星:牡牛、P太陽:水瓶

この2人はかつて愛人だった。
太陽同士スクエア!
不倫ドラマの男女はやっぱどうもスクエアですね。

稲森さんは今は新井浩文さんの妻。
高橋さんの妻は山口紗弥加さんです(後妻)。

稲森さんがまた夜な夜な別の部屋で複数プレイする謎の女なのです。
夫に隠してるつもりが、何もかもバレていた。

「俺にとってお前との結婚、どぉぉぉでもいいから!」

ほんっとに新井浩文さんという人は、なぜ女をちゃんと大事にしないのでしょう(役)

新井さんは月が乙女で土星とコンジャンクション。
金星が射手座で海王星とコンジャンクションで、その月土星とスクエア。

猜疑心強すぎなのかもしれないですね…。特に女性やお金関係。
太陽が山羊だから、確実なものしか欲しくないけど確実に欲しい。
そういう役をよく引き寄せる、とも言えます。あと妻と恋人とで態度が相当変わりそうです。恋人にはとことん優しく、妻には厳しく。そういう役が多い。

 

このあいだの3話、山口紗弥加さんのアナフィラキシーショックの演技には度肝を抜かれました。
やっぱり山口さんは人と数段も違う演技をしてくれます。
それが不気味なのなんのって…。

 

そして不覚にも泣きそうになったのが、岸井ゆきのさんの演技。

岸井さんは高橋克典さんの先妻との子なのです。
孤独を抱えてて、父親が決めた好きでもない相手と結婚させられそう。
珍しい魚を愛していて部屋で飼育している。
誰も選ばないような魚が好き。でもこの子にはせめて恋人を作ってあげたい…。

築地で働く高杉真宙さんと結ばれるかなぁ。。
太陽同士は水瓶(岸井さん)ー蟹(高杉さん)でちぐはぐ。
そりゃそうですね。
岸井さんは金持ちの警察の娘。
高杉さんは築地の水産業者の息子。
でも金星期の高杉さんの金星が双子だから、太陽期の岸井さん水瓶座とはトライン。
・・・心を許せる友達で終わるかもしれません。どうでしょう。

 

明るすぎたり笑いを狙ったりするドラマが多い中で、このモンテ・クリスト伯は異色すぎて目が離せません。
ディーンさんが演じると、どうも異色になる。なぜか知的ふう。それがいいです。
音楽もディーンさんだし!

モンテ・クリスト・真海もいいけれど、漁師町で無邪気キャラだった紫門暖の役がまたかっこよかった。トレーナーが似合うのなんのって。

今、一番イケメンといってもいいでしょうよ。
あの優しくて無邪気な暖がもう戻ってこないのは悲しいですが、昼ドラ並みにツッコミどころが多いこのドラマは、最後まで楽しめそうです。

 

 

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