乙女座月にコントレール5話

「コントレール」5話、地味に沁みましたね~。

1~3話からすると、4話は石田ゆり子さんの笑顔が少なく、それどころか愛に狂って精神状態不安定に。
そしてゆり子さんを取り巻く人々…原田泰造さんや堀内敬子さん、桜庭ななみさんたちの心の奥に秘めてた「黒いもの」がうっすら顕現してしまった回。

5話もまた、1~3話のようなうっとり&ツッコミ甲斐のあるユーモラスなシーンが極端に少なかったです。
でも4話のとち狂ったゆり子さんは、5話では静かに別れを受け入れる…受け入れられなくて苦しむ…そのひっそりさがなんかとても沁みたんですね。

金曜日は、石田ゆり子さんがスタジオパークにも出られたのです。

んもう、おきれいで可憐…。
白いシャツが本当によくお似合いで、その透明感にスタジオ中が見とれて釘付けになってる様子がビシバシ伝わってきました。

「私、中身がこどもなんですよ」
「大人になりきれないところがあって」

MCの清水ミチコさんや真下アナ、視聴者FAXで、「お若い、お若い」ってさんざん言われたゆり子さんの答えにグッときました。

それに、「どんなに役と自分を切り離そうとしても切り離せない」「恋愛ドラマではどうしても”自分”が出てしまう」って。

やっぱり!
常々、ゆり子さんのお茶目な少女性こそが魅力なんだよなぁと感じていましたが、役からほの出る少女性は”ゆり子さんそのもの”だったんだと思うと、嬉しいですね。

爪に装飾も施さないし、夜遊びやお酒をたしなむこともしないというゆり子さんは、でもそのことにコンプレックスを抱いているようで、「私ってつまらない人間」という自虐を、ドラマの休憩中に井浦新さんにぶわーっと展開しちゃうようです。

でも「ありのまま」を隠さない人って、独特の色気がある。
そういう方ばかり気になってしまいます。

 

そして「コントレール」5話に戻りますが、原田泰造さんのイラついた表情が、4話あたりから恐ろしく感じるようになってきました。
まだほんのささやかなイラつき顏なんですけどね。
権力を持ってる人が、物事を思うように進められないときに見せる秘めた支配欲みたいのが本当に怖い。

あと、親友役の堀内敬子さんも4話からイライラした顔を出してますね。
「明るいにぎやかキャラ」の人って、そうそう、こういう「裏」がありがちね…と思い知らされた感じです。
「こう見せたい自分」の裏には、「見せないようにしてる自分」が貼り付いてるのであって。
大石静さんはそういうこと、よくよくわかってらっしゃるのでしょうね。

桜庭ななみさんの「絶対許さない」というきつい目つきは、美しすぎてゾクゾク。

原田泰造さんも桜庭ななみさんも、結構執着心が強い役なんですよね。
原田さんは、6年間想ってきたゆり子さんに、1話に1回は想い伝えてるのにフラれ続け、5話でもかなり決定的にフラれたのに、「想いは封印するけど(これからも)応援します」とかってさ。

桜庭ななみさんは、井浦新さんのこと「許さない」「警察が忘れても私は忘れないから!」とか。

もしや?とホロスコープを探ってみたらば…。
原田泰造さん→年齢域の木星が蠍座(太陽は牡羊座)
桜庭ななみさん→年齢域の金星が蠍座(太陽は天秤座)

「役」ってやっぱり、「まるで今の自分」を引き寄せるんじゃないでしょうかね。
蠍座持ちは本当に1人の人を想い続ける人多いし(しかも10年単位)、憎しみもまた何十年も、死ぬまで抱えるんじゃないかというくらい自分と切り離さない人が多いです。
でも「切り離さずに抱える」ことでこそ、「生きている」ということを実感する方たちなのかな。

執着したいものを引き剥がされそうになったときの目が、剥がされまいとするその必死さが、ドラマとはいえとても怖い。
ぴったりな方を、よく配してくれましたね…。

(好きだったよ、文さん…)
(今、あたしを呼んだ…?)

もう別れてしまった井浦新さんとゆり子さんなんだけど、まだ想いは募る一方。
「呼んだ?」だなんて。。
失恋直後でもそうそう空耳なんてことはあるもんじゃないんだけど、ゆり子さん=文には聞こえたのでしょうね、確かに。

大石静さんは、「目に見えないけど、ある」ことを信じてる人なんだ!ということが、このドラマではっきり分かる。
少女なセンチメンタルじゃなくて、「あるんだよ」ってことを、かなり確信持ってこのドラマにちりばめてるように思うのです。

私もこの3~4年、そんな確信は年々高まって。
偶然みたいな出来事は、「そういえば願っていたこと」とスーッと結びつく。
どんな小さなことでも、シンプルに叶えられたようないくつかのこと。
大石静さんも「わぁ…」ってことが、あったんでしょうかねぇ。

5話のラストの方では、いつもデートしてた公園に、桜を見に来たゆり子親子。
振り返ると、井浦さんが佇んでて、そしてふいに消えた。
(幻…?)
ドキっとしたけど、幻じゃなくて確かにいたようです。
2人が「はっ…」と目を合わせたとき、文の5歳の息子・ともきが今ハマってるフラダンスのスローモーションが、よかったなぁ。
ひっそり可愛いユーモラスシーンだったのでした。

あと義母の野際さんが酔っ払って、ゆり子さんの頭で生卵割るシーンの毒々しさというか、しどっ!っていうモヤモヤ。
だけど失恋直後のゆり子さんが、静かに憤慨しながらも汚れた髪の毛を拭き取るシーン。
どん底に抗うどころか、浸るしかないという表情の美しさよ!


シンプルなサンダルぅ~。
はーさわやかっ。

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