中村一義@東洋館

中村一義の生の声を聴く日が来ると思わなかった。

しかも浅草東洋館。距離がめちゃ近い。
しかもしかも「1.2.3」と「キャノンボール」を歌ってくれた!

 

今まで何でライブに行ってなかったかというと、フェス常連みたいなファン層なんじゃないかと勝手に警戒してたから。
おしゃれなカレー屋をたくさん知ってそうな若者になぜか気後れしてしまうけど、東洋館じゃフェスになりようもない。
ということで安心して行ってきました!

開演してすぐ一義さんがステージに顔をのぞかせ、新アルバム「十」の試聴会の始まりを宣言。
試聴会?
スクリーンに歌詞が映し出されて全10曲をみんなで聴く。
そのあとは一義さんのトーク。
インタビュアーはABCラジオのパーソナリティーでもある鈴木淳史さん。
そして岡本洋平さんをギターに迎えてお年玉・生ライブという流れでした。

 

インタビュアー鈴木さんはよく「97年の…」と、一義さんの話題デビュー作「金字塔」「犬と猫」の話をされていたけれど、私は97年から聴いていたわけではないのです。
私は中村一義の曲をこよなく愛しているけれど、ほんの一部の曲かもしれない。22年という一義さんの音楽生活からすると。
東洋館レポートというよりも、”私の中村一義歴”みたいなメモです。

きっかけは2002年、スピッツのトリビュートアルバム。

一義さんは「冷たい頬」をカバーしてました。
このアルバムは名盤と思うのですよ。
1曲目は椎名林檎による「スピカ」、そしてユーミンによる「楓」がまた素晴らしいです。
つじあやの「猫になりたい」、小島麻由美「夏の魔物」
なんたって奥田民生さんによる「うめぼし」です。

私はこのアルバムを、当時海外留学していた友達に「プレゼント」として送りつけ、「中村一義最高だよ!」と手紙を添えた。
でも友達にはあんまり響かなかったみたいで、そこから私は長きにわたり1人で中村一義を聴くことになるのです。

中村一義のほかの曲!!
とあれこれあさった結果、「100s」「ERA」を繰り返し聴いて、というかこの2枚の世界観からなかなかほかに広げられなかった。
たった1人で楽しんでたわけで、付き合ってた彼氏と共感も分かち合ったこともない。
それが2012年、あれはモテキフェス。
DJのやついいちろうさんが「キャノンボール」をかけた途端、そのイントロでうわーーっとうねりが起きた。
このとき初めて、私だけの名曲じゃなく、みんなこの曲大好きなんだと知ったのです。

100s(百式)というバンドのメンバーにはレキシの池田さんもいますね。

一義さんは新アルバムの制作中に喉の感染症に罹患されたそうで、今随分良くなってきたとはいえ、今も闘いが続いてるとのこと。
その話のあとのキャノンボールだから心配だったけど、高いお声出てましたよ〜。

 

新アルバムの歌詞やトークから、中村一義さんって方は「純粋」の度合いが深いんだとすごく感じた。
なんとなく、絶対笑わない人かと思ってました。
そして独身を貫く孤高の人と思ってたら、デビュー時の22歳ごろには結婚されてたそうです。
帰ってすぐウィキペディア見ました(笑)

両親も祖父母もこの世にいないとおっしゃっていたけれど、ウィキを見たらずっと家庭内の不和があり、祖父母のもとで暮らしていたと。
そんなことは中村一義ファンからしたら当然知ってることでしょうけれど、私はそういうの知らずにここまできてしまった。
だけどステージを何度もぐるり見渡す一義さんの目は本当に優しげというか親しみがあるというか「みんなの顔見たいよ」と心から純粋に思ってるように感じました。
大笑いもするし、なんなら最初「関西人だっけ?」なんて思っちゃった。
小岩の方です。

「両親も祖父母もこの世にいない僕を育ててくれたのはファンであり…」

じーん・・!

いろいろ知らずに聴くのと、知ってから聴くのでは、そりゃどうしようもなく世界は違う。
この「十」というアルバムのベースには「愛」があって、それは私の知らないアルバムだってそうなのかもだけど10曲目の「愛にしたわ」、これはすごいですよ・・

一義さんは太陽水瓶座であって、私は水瓶座のこと情とか全然絡めない非情部分の多い人と思い込んでるところがあった。
が、水瓶座ほど愛を前向きに信じてる人はいないんじゃないかと。
180度くらいそのあたりの感慨も変わったのですよ。
前向きっぽい曲が多いけど、なぜかはじかれたような・自らはじくような孤独も感じる。
これから知ってたはずの曲も、感じ方ががらっと変わるんだと思う。

真ん中にうっすら映る女子はまたセミロングの可愛いモデルでしょー…と思ったら一義さんご本人でした。
金星と木星が魚座で合なのだから…もれなく可愛いはずで…。

 

アルバムは2月5日発売です。

「とにかく星が好きなもんで」と一義さん!
「星」「星座」が歌詞に散りばめられてました。
これも名曲。

 

東洋館って本来こういう場所ですよね・・

 

 

 

 

 

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