「This is my life」

4/29(水)、岡村靖幸さんのLIVEに行ってきました!

タイトルはそのツアー名。

今回は、これまでのツアーとまたちょっと趣が違いました。
全体的に提供曲が多かったです。
そんで熱かった!
会場が!
サウナ地獄でした。

白石さんも「暑いですね~」とMCが始まって、「具合悪い方いたら、岡村さんに言ってくださいねー」って言ってたけど、訴える元気もなかった。
そして、私以上に本当に具合の悪い人が名乗りを上げるんじゃないかと思って様子見までしてしまった。
みんなそんな感じだったんじゃないのかな。
そんでまた私の位置からは、割と近くにスポットライト当たらないとこで休んでる岡村ちゃんの表情まで見えたのですが、白石さんに何振られてもニコリともしてない!
ひたすら何かであおいでた。

私も頭がぼーっとしてくる。
死ぬor岡村?
こりゃヤバい…!

…と思って私も勇気持って会場の外に出ちゃいましたよ。

そしたら友人もすでに外に出てた!
ぐっったりした人が、何人もいましたよ…。
空調壊れたのかな。
なんだったのだろう。
岡村熱気は新木場コーストのキャパを超えちゃったのかな!?

「あのロン」が聴こえてきて、友人はまだ少し休んでると言ってたけど、私はまた会場に戻る。
んだけども、本当にサウナみたいな熱気が口の中に入ってきて、ボエー!
だめだ!
と、1人消防士みたいな危機感でまたすぐ出てきちゃった…。
そんでまた乗り込もうかどうしようかタイミングを計ってたら「だいすき」がかかって、そのあとものすごい歓声も上がってた。

岡村ちゃん、あの熱波の中で側転したんだって!?
本当に岡村ちゃんの体力と精神力には頭が下がります。
曲そのもの・パフォーマンスという、日ごろから最大の敬意を抱いている部分に加えて、「自己メンテナンス力」にも「すげーすげー」と、会場の外から感動してたのです。

それでLIVEです。

オープニングから、かっこいい!けど知らない曲が流れてた。
ぶーしゃかLOOPとETIQUETTEを感じさせるような。
新曲らしいです。

2曲目は「どぉなっちゃってんだよ」で、3曲目がね、私はLIVE終わっても「新曲だ!新曲だよ!」と騒いでたのだけど、あれは渡辺美里さんの「泣いちゃいそうだよ」だったのでした。
作曲が岡村ちゃん。作詞は美里さん。

新曲だと思って聴いてたので、詞が切なくて泣きそうになって…。
泣いてる女子もいたように思います。
3曲目だからまだそんな汗かいてないころだし。

「二人 魚になれば」
「汗ばむシャツに」「束ねた髪が」
そして「最後の恋」

ドキっっっ…としてね。

新曲だと思ってたから、この3曲目のことが頭ぐるぐる。
家帰っても「せつねー」、浅い眠りで目を覚まして「やっぱせつねー」ってんで、どうにもたまらずスマホで「泣いちゃいそうだよ」って検索したら、渡辺美里さんの曲と。
なんだか、ほっ・・・。

とてもとっても素敵な曲でした。
岡村ちゃんの歌でカバーしてほしいです。

そして「カルアミルク」のあと急にクリスマスの曲が流れ、会場は「えーっ!?」と笑いと驚きのどよめき。
クリスマスっぽいアレンジから入った「ラヴ・タンバリン」なのでした。

♪~君が 好きだよ
心に住んでる修学旅行が育つんだ・・
岡村ちゃんの曲の中で№1を決めるのはとっても難しいのですが、「ラヴ・タンバリン」は年間通してもかなりの率で私の中の№1に据わってます。
これを49歳で貫録あるスーツ姿で歌ってたって、何の違和感もない。

♪~雨が…のとこの手のフリが同じだった!

岡村靖幸という人の何がそんなに好きなのかって、こういう曲を作るところ。
かなり可愛らしい曲が多いんだけど、それを49歳のパフォーマンスでさらにキュートさと愛情あふれさせてるところ。
アーティストとして、ミュージシャンとして、男として大好きっていうのともちょっと違う。
もっと原始的な何かをいつもえぐられる。

きっと、誰もが胸に抱く共通の潜在意識みたいな「領域」まで、
岡村さんは泳いできてるんだな。
その遊泳体験みたいのを作品として完成させて披露して。
その途中までは一緒に行くことができても、それを「表現」する過程のとこまで、多くの人は行かれない。
だから、「あっ、あそこの領域の…はいはい、知ってるかも!」って、
何か懐かしい潜在的な部分を思い起こさせられて、
そんでぎゅーっと胸締め付けられてんじゃないかな。
人が着飾ったりとかそういう自意識が芽生えるずーっと前の「領域」に。

私は岡村靖幸になりたいのかもってことに、今回ちょっと気づいたかも。

ここですかさず「マイ仏教」。
みうらじゅんさんは、「憧れ=なりたい」と思うこと、それがこの本のテーマである「自分なくし」とつながっていると言う。

LIVEの翌日に読んで、「憧れ→なりたい」でいいんだ!と安心できました。
ちなみにみうらさんは、ウルトラマンが好きすぎて、ウルトラマン通り越して制作者の円谷英二になりたかったそうで。
ウルトラマンごっこをする少年たちを、円谷英二になりきって指示してたって。

「なりたい!」ったって、私はデンスできるわけでもないし、曲も作れない。
どうしたってなれないけども…でもせめて「表現」「発信」だけは…と、2012年に沸騰寸前の熱さでこのブログを再開したんだとは思います。
初めて行ったLIVEの日の夜は、竜巻で何もかもが崩れる夢を見た。
もうこれまでのままじゃいられない。
そのことが3年経ってようやく自分の中で整理されてきました。

U2の「I Still Haven’t Found What I’m Looking for 」も、すごくすごくよかった。
岡村ちゃんが本当にこの曲を好きなんだなと思いました。
全身で歌ってた。
帰ってきてから和訳を調べてみました。

最も高い山に登ったこともある

地面を這いつくばったこともある

でも、探し物はまだ見つからないんだ

こんなふうに歌詞を調べようという能動性が湧いたのは、岡村ちゃんのこの曲にかける熱さに駆り立てられた気がしたから。
今回のLIVEは珍しく、岡村ちゃんのプチMCから始まったのでした。

”君にとって一番大事なものはなに?”

”僕にはまだそれがわからない”

これまたみうらじゅんさんは「マイ仏教」で、もう「自分探しの旅」はやめにして、「自分なくしの旅」をしたらいいんじゃないかと言われている。
井上陽水さんも「探しものはなんですか?」って歌ってるように、本当は実体なんてないものを、誰もが探し求めているねと…。

そして「慕情」!!
どこかで聴いたことのあるこの切ない歌いだしは…!
と驚きました。
「Lovin’ you」も嬉しかったなぁ~。

恒例の即興ピアノ弾き語りでいつも思うのは、岡村さんってのはもうユニークさが「備わってる」方なのだなぁということ。
そう感じる方は他にタモリさん。
疑問に思ってることや日頃の鬱屈をしゃべるだけで、大勢をクスッとさせる。
「ねぇ、なんでかな?」
というまっすぐすぎる問いかけにクスッとなってしまうのは、
問われてるこっち側が、それを真正面に受け止めるのをごまかしてるからか。
それとも自分の中のかつての幼さをふと思い出すからか。
「またまた~」って大人の感性を残したまま笑うことは簡単なのだけども。
岡村ちゃんは、子どもの部分の何かがずっと削られずに有るんだろうな。

3そして「真夜中のサイクリング」!!

これまた何かが呼び覚まされるような。
置いてけぼりにされたころのことが思い返されるような「マーガリン」。
子どもみたいに叫んで泣いてたのは、岡村さんも、私も、遠い…。

”考えるな 感じろ”
なんかそんな曲です。

2度のギターソロは男で芸術家で、そこからラストの「Out of Blue」。

あの熱さの中でもなんら変わらないパフォーマンスを披露してくれたということのすごさが、帰ってからもじわじわ感動押し寄せてきます。
みんなすごいな。
プロっていうのはこういうことなのですね。
岡村さんの情熱と全力さも大好きなのです。

「憧れ=なりたい」
みんな一体になりたくて、あそこに詰めかけるのだろう。
あの数時間だけは一体となって同化したみたいに「無」になって。

帰宅すればいつでも「有」にスイッチが入って、「なれない」落差にまた悶えて、そんな直後の「マイ仏教」。
最近「また救われた」と思うことが多いです。
そのスピードが早まってる。
仏の救済スピードはすごいよっ。

もういろいろとあきらめる。
これが私の人生なんだ。

This is my life !!

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