ラジオイベント(砂鉄・ふかわ)

またnoteから移行してきました。
無風の時のnoteってめちゃ怖いですよね。

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8/26月曜日、武田砂鉄さんのラジオイベントに行ってきました。
ゲストはふかわりょう、能町みね子、澤田記者。
砂鉄好きの友人が、ふかわ好きの私を誘ってくれた。

私は「バラいろダンディ」がすごい好きなのです。
もう9月で終わっちゃう(泣)
ふかわがMCになってから毎日録画してます。

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砂鉄のラジオにふかわが出るよと教えてもらって初めて武田砂鉄のラジオ番組を聴きました。
この砂鉄という人は情緒不安定気味なふかわを上手に落ち着かせる人で、いつの間にか「先生」「砂鉄クリニックの先生」と呼ばれるようになっていた。
私にも砂鉄の優しさが染み渡ったのと、ふかわとどこか似ているめんどくささが感じられ、急に親近感を覚えるように。

すっかり砂鉄の患者のようになったふかわは、次のゲスト回で「スイッチが欲しい」と言い出す。
「砂鉄コール」だっけな?
ふかわのメンタルに危機が迫りそうになったとき、ボタンを押したら先生が飛んできてくれるやつ。
驚くことに砂鉄はさほど引くそぶりも見せず、温かい反応だった記憶。

そしたら!
今回のイベントで砂鉄はスイッチをふかわにプレゼントしたんですよね〜。
ライトがガラスドームに覆われてるようなもので、ふかわがガラスに手を触れると、砂鉄のライトもほわっと光る。
砂鉄が手を触れると、ふかわのライトが少し点滅して、消える。
実際に売られてるものなんだそうで。遠距離カップル用に。
砂鉄、やるなぁ〜!
そんで、このときのふかわの嬉しそうな顔・・
それが見れただけでファンとしてはよかったです。
生のふかわは彫りが深くて男前でした。

そして能町さん。
この方はトークに無駄がなくキレキレなのですね。
電波に乗せられないけど世に発信できるギリギリの鋭さが痛快で。
決してテンションは高くなく、世間話モードでぽつぽつ語る。
政治や権力に対する揺らぎのない目線。
相撲やカルチャー全般への探究心やチェックが深い。
「私、この話、ずっと追っかけてたんですけど」
こういうとこですよ。
しかも、あのぽつぽつトークで人を笑わせる!


そんで砂鉄さんですよ。
声しか知らなかったときは自分と同年代か少し上だろうと思ってたら41歳というじゃないですか!どうなってんだよ。
あの落ち着き、知識、問題意識、そしてどんな大物でもトークを展開できる老成感はどこから来てるのか・・
しかし、少し前の41歳って砂鉄さんみたいな老成感が標準だったかもですね。
私は父親が41のときに生まれましたが、ああいう感じだったかも。
父は物心ついたときから政治家への怒りや呆れを口にしてたし。
ただ、砂鉄さんは「いやはや…」ってよく言ってる気がするけど、私の父でもそんな昭和ワードは言ってなかったような。

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だけど私が41歳のときにセシオン杉並を人で埋めるなんて力量は到底ないわけだし(今もない)、ふかわも会場を見渡して「あ、自分目当てじゃない」と何か察したらしく、「誰も目を合わせてくれない」と急に弱気になっていた。
そこからトークが空回り気味で、それを砂鉄に指摘されてなお空回ったり。
ふかわの日頃の寂しさも「進行」という現実の前じゃスルーせざるを得ない砂鉄の痛みも感じられた気がして、謎にナイーブな時間を共有できた感慨はありましたね。

澤田さんの政治ネタクイズも面白かったです。
会場も笑いが起きていて、こういう共感・共有って楽しいんですね。
とても充実した2時間15分でした。

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