未婚40女の生活

42歳ごろの自分は人生で最も体力があった。

ちょうどその頃、週6勤務が日常的という数人と関わりがあり、なんかかっこいいと思っちゃったんですよね。
体力が有り余ってるから自分もなんかやってやろうじゃないかと。
そして近所の和食バルでバイトを始めました。
掛け持ちとして本職の合間に働くことに。

バルの求人対象者は「40まで」だったけど、応募したら採用してくれた。
面接してくれた店長は私より9歳ほど年下。
「40まで」という設定は「なんとなく」だという。

「40歳以上の女の人ってみんな子育てしてるか主婦で忙しいイメージだから、適当にそのへんで区切っただけなんすよね」

店長はそう話してくれた。

「正直、40くらいで結婚してない女の人がどう生きてるのか謎だった」
(けど敷根さんみたいな人もいるんですね!)

すげぇ正直。
でも、そうだろうねと深く納得した。
世間からそうイメージされている40女。
ましてや子がなくて夫もいない女のことを想像する人など誰もいないのだろう。

結果的にこのバイトは半年で辞めたけど、この期間に重いインフルエンザにかかり、膀胱炎になったりした。
気持ちは元気でも、年相応の免疫力だったということ。

そして今。
結果的にまた2つ仕事を掛け持ちしてます。
何せ非正規ですから。
働き方改革で本職の仕事が激減したことによる不安感も、自分でどうにかしなきゃならない。
早朝勤務やったり夜勤やったりを3年続けています。
ただ体感としては、そこまで負荷はかかってないつもり。
暇な時間もたっぷりある。


コロナ前は毎月のように観劇やライブに行っていたけど、コロナ後は3ヶ月に1回程度かな。
その3ヶ月に1度遊ぶ相手は、私と同じ未婚40代、既婚子なし40代、既婚お子1人40代、未婚30代。
たま〜に既婚お子ありの先輩たちから誘ってもらっての食事会があるけど、それに参加する前はどうも心が重くなりがち。

先輩方って未婚女の日常に普通に恋愛エピソードを期待してくるんですよね。
世代的にそうでしょうとは思うけど、それが嫌でしょうがない。
しかもこっちが曖昧な関係のままだと「もっと他にいい人いるって!」と白黒つけようとしてくる。
30代の頃は恋愛関係のどんなアドバイスも楽しかったのにな。

30代は一人旅が趣味でもあったのに(主に国内・夜行列車旅)、今は旅行への関心が薄い。
かなりインドア派と思う。
録画消化したりラジオや音楽聴いたりPCやスマホで本読んでたりするうちに1日が終わる。
土日は14時からずっと競馬番組視聴(賭ける)
わりと自炊派です。スーパーの弁当も好き。

少し前の自分は(45歳ごろ)、みじめさが襲う前にとにかく日々を忙しくしようとしていた。
有り余る時間を使って世に貢献すべきなんじゃないかと、何かを自分に課そうとしてたり(でも見つからない・行動力もない)
もう40も終わりの終わりに近づくと、「はー気楽」と数時間おきに思う。
おばあちゃん、かもしれない。

去年は体調不良の1年で、いよいよ更年期かと思ったけど、今年はわりと元気。
数値的には更年期じゃないらしい。
ただ、母親が要介護認定状態なので、介護に突入したこの数年は確かに心身参っちゃうことはありましたね。
そんな日々を過ごしてます。
母親の介護のことも今後書いてみたいです。

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