友近がラジオ番組を持ってると知ったのはわりと最近。
Bayfmで金曜の夕飯時にやってたんですよね。
2時間半という長めの放送だけど、毎週聴くようになった。
私が毎週聴いてたラジオといえばこの2つ
・TBSラジオの宮藤官九郎
・FMヨコハマのふかわりょう(Spotifyで)
たまにTBSの武田砂鉄や荻上チキのsession、FM TOKYOの玉川さんも聴きますが、最近、友近と、あと永野のラジオも追加されました。
あとはゲストによって臨時に聴いたりとか。
ラジオって「聴き続けられるかどうか」ってのが大きいと思う。
トークやコントが好きでも、ラジオとなると集中できない番組もある。
ナイツのラジオも、聴けば大体おもしろいのになぜか「聴き続ける」ということができない。
友近のラジオは不思議に2時間半聴けるんですよね。
友近が獅子座だからかなぁ。
私は月が獅子なので、くつろいでるときは獅子的なものを受け入れやすいのかもしれない。
ふかわりょうも獅子座。
阿川さんとのラジオも初回からずっと聴いてました(今は番組終了)
クドカンは蟹座だけど水星と火星が獅子。
玉川さんは7月生まれということしかわかんないけど、もしかしたら獅子座なんじゃないか。
武田砂鉄と荻上さんは蠍座(獅子に星なし)
永野は太陽乙女だけど、金星が獅子だった。
となると獅子座の安住さんの番組も、一度聴けばハマりそう(なぜか聴いてない)
ちなみに友近とふかわの共通点は「略すのが苦手」で、友近は「お便りはファクシミリでもお待ちしてます」とか言ってますね。
獅子座ってこういうアナログなとこありますよね。不動宮の特徴でもありそう。
昨日、のんちゃんが月1で担当しているラジオを聴きました。
ゲストは、WEBドラマで共演中の藤ヶ谷太輔。
のんちゃんがジャニ系とトークか! と、大変興味そそられましたね。
のんちゃんとイケメン芸能人ってあんま相性良くないんじゃないかと思ってて。
というのは、ずいぶん昔に「ホットロード」で登坂広臣と共演してましたがね。
のんちゃんが和希っていうのはそんなに違和感じゃなかった。
春山が登坂さんってのも自然な感じ。
でもこの2人がカップルにどうも見えなかった。
のんちゃんがこういうタイプの男性苦手なんじゃないか?と勝手に感じたというか。
少し前にのんちゃんがクドカンのラジオに出た時、「気合いと根性を要求される現場が苦手」と言ってて、EXILEに気合い求められたのかな…と邪推しましたよね。違うかもだけど。
というわけで、藤ヶ谷さんとのトークがすごく気になったんですよ。
藤ヶ谷さんという人を私は全然わかってなかったですね!
なんたって声がすごく低くて、キムタクかトヨエツかという色っぽい老成感。
A-studioも時々見るけど、あんな感じだっけ?
もっと若いと思ってたら現在37歳。
のんちゃんは「藤ヶ谷先輩」と呼んでたけど、31歳ののんちゃんからしたらずいぶん年上の男性になるんだろうか。
藤ヶ谷さんは昭和生まれのジャニっぽい上から目線というか、先輩っぽい話し方で、それが繰り出されるたびにのんちゃんは「なるほど〜」と言う。
イケメンに「なるほど」で返すって、大体その人に興味ないってことですよね(違うか)
とかいって、もしトーク中の映像とかがあったら、のんちゃんはもっと目をキラキラさせてるのかもしれない。
のんちゃんはトークの語彙がそんな豊富じゃないというのは、なんか知っていた。
特に男性相手。
藤ヶ谷さんとのやりとりは、わりと想定内でした。
あと「すごい色気ですよね」って何回も言ってた。
「自分は色気が苦手だから」と。
それにしても感心したのはジャニの人たちの人柄というか、社員教育の賜物なのか、「え、色気あるじゃん」とか言わないんですよね、藤ヶ谷さんも。
言いたい気持ちはきっとあっただろうと思う。
でもそれ言っちゃうと急に微妙な感じになるラインを越えない繊細さをすごく感じた。
なのに藤ヶ谷さんの声というかしゃべり方がめちゃ色気(エロ気)で、すんごくまともで普通なこと言ってるのに、隙あらば人を惚れさせようとする引力も感じましたですよ。
のんちゃんはその網にひっかからないよう、うんと距離を取ってた感じ(あくまで私の体感)
後半はのんちゃんの1人トークでしたが、深夜に友達と電話してるような低く甘い声になってたのが可愛かった。
あの永遠の中3みたいな感じがとても好きなんですよね。
友近はここんとこ喉の調子が悪く、先々週はラジオお休み、先週はしゃがれ声。
今週は久々によく通る声でのトークで安心しました。
オープニングがシャカタクってのがまずいいですよね。
シャカタク、80年代ドラマで主人公がショッピングするシーンとかで流れてそうな曲ですよ。
そこで相手役と偶然出会うみたいな。
私も誰の曲か知らなかったんだけど、TVで水谷千重子さんが「友近ちゃんとロバート秋山ちゃんが2人でシャカタクのライブ行ったんだって」って言ってて、それで知りましたね。
友近はラジオで曲を流しても、曲の途中で自分の感想を言いに入ってきたり、小ボケをしょっちゅう繰り出してたり、全般ダサに満ちていてそれがなんとも心地いい。
あの関西弁もいいんですよね。
「かもわからんな」って言うのは愛媛の人特有で。
大体ごはんの話とライブの準備の話、あとリスナーからのメール読み上げで2時間半が終わる。
途中でちゃらんぽらんの冨好さんって人とオンラインでつないで30分くらいトーク。
この人、初めて知りましたが、こってこての関西弁のおっちゃん。
でもおっちゃんといえど、TV大好きみたいで、「昨日録画してたCoversは玉置浩二特集やったわ」とホットなトークもしてくれる。
冨好さんは曲をアレンジされるのをとにかく嫌がる人で「いらんことせんでええねん」ってよく言ってる。
本人のセルフアレンジでも「ジャズ調で始まってえらいがっかりしたわ」とか。
「あれ、いらんねん」
最初、ここまでのコテコテに落ち着かない気持ちだったけど、最近受け入れ方がわかってきたというか、友近がツッコんだりのせたりするのがうまいので笑えるようになりました。
その冨好さんとのトークで爆笑問題・太田さんの話題が出て、「彼は食にまったく興味ないねんな」と。
友近も「そうそう、太田さんは携帯も持たないし、娯楽に興味ない人」と。
2人が話す太田さん像を聴いてて、なんかちょっとホッとした。
というのは、最近の私が「娯楽からもう降りようか」という感じだったから。
いよいよ更年期症状なのか「どうでもいい」というモードが続いてて、好奇心が一時期より半減してるのをはっきり感じている私。
でも、20代とか30代のあのがむしゃらさは、「社会」になんとか自分を割り込ませようとただ必死だっただけの気がする。
本当の自分は今みたいに、すごく狭い世界で満足できる人だったんじゃないか。
小学生のときは家族で遠いところに行くのもいつも面倒だったし、兄や姉みたいに「1人でどれだけ遠くへ行くか」という挑戦心みたいのもなかった。
大学が遠かった分、休日は部屋にこもって手元にある本やCDを繰り返し楽しんでいた。
長いことそんなタイプだったのに、社会人になって人間関係が広がって、他世代からの刺激なのか影響なのか、旅行や恋愛といった娯楽を「いかに楽しむか」ということにひたすら邁進しようとした。
あの自分がイレギュラーで、今また「こもる自分」に戻ってるような。
「そういう人」もいるんだと、爆笑・太田のエピソードを聞いてやけにホッとした。
友近は今でも好奇心旺盛な感じですね。
「やりたいことは挑戦せな」とよく言っている。
自分と違って外向的だけど、ラジオは聴けちゃうんだよな。
「どうでもいいようなこと」をずーっとしゃべってるからかも。
2025年の自分は、かつて浸りに浸ってた「どうでもいい時間」をやけに取り戻そうとしてる感じ。
ふかわりょうもラジオで、「自分がヴィドフランスに行ったらどんなパン買うでしょうか」というクイズを相棒の人に出している。
知るかよという話で、相棒の人(平松さん)も多少うんざりしてるんだけど、見事にふかわが買いそうなパンを当てて、ふかわを感動させたりして。
ふかわさんは、「自分のことをわかってほしい」ってのをとにかく欲してて、その寂しさとか飢餓感がたまんないですよね。