カーネーション並列

現在NHKで、朝ドラ「カーネーション」が再放送されてます。

あれは2011年の放送だったんですね。
このブログもまだ始めてなかった。

新しい朝ドラ「半分、青い。」もちょこちょこ見てますが、「カーネーション」はやっぱり相当おもしろい!
子役時代からぐーっと惹きつけられるものがある。

「半分、青い。」は・・・

言葉は印象的ですが、その言葉・ワードから物語を組み立ててるのかな?と思ったりしちゃう。
ストーリーというよりも、シーンを印象づけたいのかな?とか、余計なことを考えさせる隙があるように思うドラマ。
でも永野芽郁さんの表情がとっても素敵だし、佐藤健さんはあの物語にムードがぴったりで少女漫画の世界。
そのうちこちらも並列してみたくなりそうです。

「カーネーション」も再放送始まって間もないのですが、役者さんが皆さん魅力的で、それぞれの星を見てみたくなりました。
(敬称略)

糸子:尾野真千子(当時29歳・太陽期)
太陽:蠍、月:山羊か水瓶
水星:天秤、金星:射手、火星:乙女
P太陽:射手

尾野さんは蠍座というより、金星やプログレスの射手がもろに出てる感じです。
豪快で、縛られたくなくて。

月は、変わり者ふうなとこからすると水瓶っぽいですが、NHKとの縁の深さからすると、山羊なのかなとも思います。
また、このドラマが盛り上がっていた11月ごろ、射手座Tドラゴンヘッドがまさに尾野さんのP太陽の上にあったのでした。

水星が冥王星とコンジャンクションなのです。
こういう方はやはり言葉が強め。
またいつだってそういう、きっつ!って役がお似合い。

そして水星といえば尾野さんは中2のときに「萌の朱雀」主役にいきなり抜擢されます。

これは尾野さんのホロスコープ一部ですが、やはり水星がこうも強調されてると、大抜擢もされるはずです。映画公開時は金星期とは思いますが、金星も芸術の星・海王星とコンジャンクション。奇跡に思える必然のスター性は見出すのも楽しいです。

糸子幼少期:二宮星(当時8歳・水星期)
太陽:牡牛、月:獅子
水星金星火星P太陽:双子

この二宮星ちゃんにぐっとつかまれるのです。
朝ドラとか大河の子役時代って、すごく退屈なときもありますが、二宮星ちゃんの演技はもっと見ていたかった。
従兄弟の勇にちょっと遠くまで連れまわされたときの「なんなん?もう帰りたい〜」っていういぶかしげな顔とか、小林薫さんにひっぱたかれたときのウルウルとか、感動した〜。

それでこれまた、尾野さんの射手座P太陽の位置にTドラゴンヘッドがあったということは、星ちゃんの双子群を対向からとらえていたとも言える。テイルとのコンジャンクションではありますが。
しかも星ちゃんはこの双子群にドラゴンヘッドもお持ちなので、やはり運命的な配役と言えそうです。

糸子父・善作:小林薫(当時59歳・土星期)
太陽:乙女、月:天秤
水星金星:乙女、火星:獅子
土星:天秤、P太陽:蠍

なんたって小林薫さんです。
昨日の放送分の録画が、なぜかちゃんと再生できず早送りならば見れる状態だったのですが、コマ送りでも小林さんの表情だけで深刻さや感動が伝わるのだから、なんという目ヂカラでしょう…と。

私はこのドラマで小林薫さんの色気を知った気がしました。
今まで自信なさげにへらへら笑う役が多かった気がしたのですが、これは「じゃかぁしいぃ!」って関西弁の荒いオヤジ役。
でも呉服店だけあって品がある。
獅子・乙女・天秤がそろうと、華やかさと繊細さを併せ持つ気品が漂うこと必至なのでしょうか。
善作が亡くなるシーンは涙・涙だった…それを今回も楽しみにします。

糸子母・千代:麻生祐未(当時47歳・木星期)
太陽:獅子、月:双子か蟹
水星:乙女、金星:獅子、火星:天秤
木星:牡羊、P太陽:天秤

麻生さんもまた意外性のある役でした。
はんなり・おっとりのお嬢様気質が抜けない天然母。
そして時代ものがすっかり常連なのは「JIN」からでしょうかね。
麻生さんの微妙な笑い声が病みつきになります。

不思議なことにドラマの夫婦役というのは、隣同士のサインが多いのですよね。
乙女座の小林さんに、獅子座の麻生さん。
そしてまた年齢域惑星同士だとオポジション。
良きパートナーの鉄板。
主役でなくてもこういう縁がまた、ドラマのしっくり感につながるのでしょうかね。

と、ここで、出演はまだまだ先ですが、糸子と恋仲になる綾野剛さんのホロが気になってきました。

周防龍一:綾野剛(当時29歳・太陽期)
太陽:水瓶、月:水瓶
水星:水瓶、金星:山羊、火星:天秤
P太陽:魚

なんと!
不倫ドラマの鉄板とも言える、太陽同士スクエア
最後に別れを選ぶドラマの主人公たちは本当にスクエアが多いです。
何回も言うけども、実社会で太陽スクエア=別れるということにはつながりません。
ドラマという、わかりやすく「道が違う」展開になるしっくりさは、スクエアがナンバー1なのでしょうね。

しかも綾野さんの金星はドラゴンテイルとコンジャンクションで、いわくつきの女性との出会いが多い・もしくはそういう役が多いと言えるし、N冥王星とスクエア。
不倫もそうだし、すべてを敵に回しかねない恋にハマる要素をホロスコープにお持ちです。
「フランケンシュタインの恋」など、まさかの怪物役でしたね。

金星ー土星もスクエアだし、火星ともスクエア気味です。
困難な恋愛ドラマでこそ輝くはずです。
もしくはドコモのCMのように、近藤春菜さんが妻というような、どこかちぐはぐな夫婦役でこそしっくりくるのかもしれません。
P太陽魚座ってとこが、言っちゃ悪いけど「ヒモ」ってイメージぴったりです(一時期糸子のヒモでした)

小原勝:駿河太郎(当時32歳・太陽期)
太陽:双子、月:双子
水星:双子、金星:蟹、火星:獅子
P太陽:蟹

糸子の旦那です。
でも恋愛結婚じゃない上、すぐ召集されて戦死しちゃう。
当時見てても印象が薄かった…糸子と太陽150度ゆえ?
でも双子座の多い駿河さんもまた、Tドラゴンヘッドーテイルの影響を受けた方と言えます。
鶴瓶さんのご子息ということが全国区に知れ渡ったような、まさにこのドラマがブレイク作品だったでしょうね。
駿河さんの金星も冥王星とスクエア。
勝も芸者の愛人いたんですよね…。
でもP蟹座らしい、家族思いの亭主役でした。

奈津:栗山千明(当時26歳・太陽期)
太陽:天秤、月:牡羊
水星:天秤、金星:蠍、火星:山羊
P太陽:蠍

栗山さんは透明感があって本当におきれいです。
美人ながら気の強い役が多いのは、月が牡羊座だからでしょうか。
粗野な糸子を見下す役は、天秤と山羊座持ちの美の裏付けがあるからのような自信、に本当に感じられる。
金星もP太陽も蠍だからか、情熱も色気も秘めてるけどにじんでしまう。
好きなのはだんじり大工方の泰蔵兄ちゃんでした。
ちなみに泰蔵役の須賀貴匡さんも太陽天秤でしたが、奈津の恋は実らず…でした。

あと糸子の祖母役の正司照枝さん(魚座)の関西弁聞いてるだけで楽しいし、尾上寛之さん(蟹座)が戦地から帰ってきたあたりのシーンには、涙した気もするし度肝抜かれた記憶もあるし…。
泰蔵兄ちゃんの奥さん役は田丸麻紀さん(乙女座)でした。
尾上さんの母親役の濱田マリさん(山羊座)がちょっとおかしくなっちゃう演技とか、みんなどこか意外性のある役でさらに輝きが放たれたような物語でした。
黒猫チェルシーの渡辺大知さん(獅子座)も、糸子の従兄弟役で出られてるのでその楽しみもある!
あと、周防さんと糸子を結びつけたような近藤正臣さん(水瓶座)もよかったんですよね〜。

「カーネーション」は多くの賞をとっただけあって、尾野さんの演技も評判を呼びました。
尾野さんのP太陽ーTドラゴンヘッド合だから輝いたのか、輝く日は時限装置のように組み込まれていたのか。
このあたりはわかりようがないですが、やはりこのドラマは一人一人が輝いたドラマだと改めて思うんですよね。

1日2話ずつだから、3ヶ月で終わっちゃうのが今から惜しいくらいです。

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