「運命に、似た恋」

「斎藤工好きだったよね!?」

私の顔を見るたびにそう言う先輩がいます。

「昔です、昔」
「一瞬です」
って毎回訂正してるのに、斎藤工がTVに映ると必ずこっち向いて、「好きだったよね!?」って言ってくる。

「運命に似た恋、絶対見るよね!?」

・・・見たのでした。

3話のうち2話分ね。1話と3話。
3話を見終えて、Coccoのエンディングが流れて、湧いた感想。

不気味さが、ところどころに感じられ。

あれ?一句。

斎藤工さんが原田知世さんを盗み見るときの目にそれは表れる。
そして原田知世さんの卑屈さ。
あとなんたって山口紗弥加さんの大仰でイヤミな女優演技です。
そして奥田瑛二さんのアーティスト性とダメ人間の紙一重さ。
そこへきてCoccoのエンディング。
しかもなんで今「樹海の糸」…。
なんでなんで?怖いじゃん。
Coccoに新曲作ってほしかったなぁ~。

今、ベタベタな恋愛ドラマは、NHK金10が頼みの綱なのかもしれません。
でもこの枠、ベタだからこそ浮ついてないしっかりとしたドラマが多いと感じます。
何気にこの前の「水族館ガール」もベタだらけでしたが、好きでした!

3話の始まりは、斎藤工さんと知世ちゃんのキスシーンからでした。
ぢゅ…っていう唇のしっとり音が適度にいやらしかったです。
NHK金10って、最近こうなんですよね!

私がいつもドラマで信じられないと思うのは、キスの直後にどっちかが「はっ…」と背徳感でそっけなくなるとこ。
キスの前に気づけるんじゃないのかなと思うんだけど、「まるで気の迷い」みたいなそんなこと、本当にあるものかしら。

そんで、斎藤工さんのお手伝いとしての謝礼を人づてで渡されて怒った知世ちゃんは、直接、斎藤工さん…一流デザイナーのユーリの事務所に乗り込んじゃうという。
「乗り込んじゃうほどの怒り」っていうのが昭和っぽくていいですね。

そして「失礼なことをしたお詫び」に、必死に知世ちゃんの機嫌を取ろうとラグビーの試合にお誘いしたりするタクミ、いや、ユーリ。

事あるごとに知世ちゃんが言うのは、「私みたいなおばさん」
これがバブル期に大活躍された北川悦吏子さん脚本っぽい。
ドラマでは45歳の設定ですが、今そんなに卑屈になることもない年齢のはずです。
でも知世ちゃんがそう言うたびに、「いや、あなたは美しい…」というような濡れた視線を送る斎藤工さん{キス}

大体、知世ちゃんが隙だらけです。

「私なんて…」って台詞からしてもそうだけど、3話では「男の人とこんな近くにいること、慣れない…というか忘れちゃった」なんて、「慣れない」とかさっきまでキスされて背徳感いっぱいになっといてのこの無防備さは、なんていうんでしょうねぇ~。
この台詞のときの斎藤さんの目が、マジぎらぎらしてた。
「俺が慣れさせますよ」
…ってなことは言ってないけども、言いたくて抱きしめたくてたまんない目をしてた野獣・工。

ラグビー見てるときも、なんかトンチンカンなことを言ってる知世ちゃんにユーリったら、
「結構天然なんですね」(濡れた目で)
「そぉかなぁ~」
天然=可愛いっていう図式が成立してるところがもう昭和です。
いや、平成でもそうなんだっけかな…。

そんでラストシーン。
斎藤さんとデートの途中に、またみじめさが募って一人帰宅した知世ちゃんを探し回って、挙句待ち伏せしてたユーリ。
うっすら気持ち悪いけど、いやいや、昔のドラマはこれを「良き積極性」として存分に描いてたはず!
そしてやはり知世ちゃんもそれに感動。

斎藤さんの両手をふわっと握っといて、抱きつかれたときの「え…」って驚く顔。
っかぁ~!
この天然?な素朴さ、山口紗弥加さんにいびられるのも当然です。

こういう演技が一番うまいのは、私はやはり石田ゆり子さんなんじゃないかなと思ったりする。
知世ちゃんはどうしても何年たっても「異次元感」たっぷりで。
斎藤さんのことを「キミ」って言うあたりの中性感は、「時をかける少女」そのものです。

ここまで感想が長くなっちゃった。
気になった出演者のホロスコープ並列してみます。

斎藤工さん(35歳:太陽期)
太陽:獅子、月:牡牛
水星:乙女、金星:天秤、火星:蟹

最近、獅子座に見えない役者さんが多いと感じます。
ディーン・フジオカさんとか窪田正孝さんとか。
斎藤さんが醸し出すエロさは、月の牡牛座からかな。
太陽とのスクエアは、「ねっとり感が過剰に放たれてる」ということでしょうかね。

金星と火星もスクエア。
表情の二面性のゆえんに思えるのです。
華やかなんだけど(獅子天秤)、エロキモさがサブリミナル的にチラついてる(牡牛蟹)。
斎藤工さんがあさイチプレミアムトークに出てたときの華やかさにはやっぱり参りました。
イノッチが初めて普通のおじさんに見えました。

原田知世さん(48歳:木星期)
太陽:射手、月:天秤
水星:蠍、金星:天秤、火星:山羊
木星:乙女

知世ちゃんは月と金星が天秤で、やっぱり風っぽいですね。
水星は蠍座だけど、あんまり水のじとっと感はありません。
でも確かにしゃべり方がまどろっこしいような、それが異次元感っぽくもあるのだけど。

シングルマザーとか、クリーニング屋で地道に働くっていう設定が、どうも無理あるように思えます。
射手と天秤と山羊がそろうと、そんなに地味にならないと思うのです。
ナチュラルの最先端を行くブレンディ知世ちゃん。
ユーリとはどこで惹き合うかな。
火星同士がオポジションで、斎藤工さんの好きな女性(金星)が天秤風でって?
だけどやっぱり「あの」知世ちゃんに、「私はおばさんだから」って何度も言わせないでほしいって思っちゃう。

山口紗弥加さん(36歳:火星期)
太陽:水瓶、月:山羊か水瓶(境目21時半ごろ)
水星:魚、金星:牡羊、火星:乙女

前も記事にしましたが、私、山口紗弥加さんがホント脅威で。
そんでやっぱり今回の役も恐ろしさを裏切りません。
いつでも全身で嫌な女を演じてくれてます。
金星の牡羊座が、何かと「ふっかける」面倒くささに思えます。
そんで今は火星期の乙女座ということで、あぁ、ぐうの音も出ないような鋭い一言をぶち込めますわね。

3話では、最近愛人関係のひそやかさを越えてきた山口さんに(既婚)、斎藤さんが「ルールを守れよ」と釘を刺し、それを聞いた山口さん「キャハハハハッ!!」って、あの下品な笑い方もすごいのだけど、そのあとの演技も強烈だった。
「ルールだなんて、まるで対等みたいなこと言うのね」
「あなたと私が対等!?ハッ…?」
大映ドラマがまだ制作されることあるのなら、ぜひ山口さんに出てほしい。

奥田瑛二さん(66歳:土星期)
太陽:魚、月:魚
水星:魚、金星:水瓶、火星:天秤
木星:水瓶、土星:乙女

奥田瑛二さんの役が、ちょっとあんまりよくわかってません。
新進気鋭のユーリを脅威に思って焦る権威の役かな?
スランプに陥って、机の上のもの床に投げ捨てたり、愛人?
秘書?の胸をもみながら甘えたり。
そんでもってその愛人は「ピカソだってゴッホだって、天才はみんなたくさん愛人いたんだから、いいのよ」「おっぱいで天才は癒やされたのよ、きっと」みたいなことを言って、「でへへ~ピカソかぁ」みたいにだらしなくなってた奥田さん。
世の中の天才が本当にみんなああだったら、私はアートってやっぱよくわかんねーやと思う。

でも奥田さんのそういう不安定さとかアーティスティックな感じは、やっぱり「魚過多」がそれっぽいと思ったのでした。
そんで金星と木星水瓶座の「相当変わってる」感ね。

奥田瑛二さんといえば私は「男女7人夏物語」ですが、目が3秒会えばキスされそうな危険な感じは、斎藤工さんと似ているようでいて、なんかちょっと違う。
「ずるさと哀しさ」が奥田さんからは放たれていた。
それが魚座っぽいんじゃないかなぁ…。
(斎藤さんはなんだかんだ獅子座の単純さがあふれてる気がする)

 

長くなりました。
知世ちゃんとユーリは幼い頃に一度出会ってて、そのときの出会いを心の片隅に残したまま、また出会うという設定でしたでしょうかね。
っていうかもしかしたらユーリが探し当てたのかも?
それってちょっとした恐怖ストーリーにも思えるけど、いやいや、ベタなハッピーエンドになるのでしょう!
山口さんは一度は包丁を握りしめるだろうか…。
奥田瑛二さんはアル中とかになって転落しないでね…。
(役の話!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。