最近、合コンを懐かしがってます。
水星逆行期だからかな(もう終わったけど)。
印象的だったことをただ思い返すだけの記録です(星座なし)。
<イケメンの話>
私がこれまで参加した合コンで「イケメンだったな」と思い出せるのは3人くらいです。
北川悠仁似のふんわりスキー愛好男子。
flumpoolにいそうな寡黙男子。
「半沢直樹」部下役の誰かっぽい銀行員男子。
彼らは確かに男前だったけど、どんな話をしていたか?の記憶がまったくありません。
というより、自己紹介で「趣味はスキーです」、これしか言ってないのにフリータイムで女子が群がる。
彼らは小学生の時からきっとこんなだろうから、モテるためにトークを必死で磨くとか、ないのかもなと納得。それでも寄ってくるのでしょう。
北川悠仁似の男子は、私もしゃべりたい列に一応並んでましたが順番が回ってくることはありませんでした。
(どんな列だっていう)
flumpoolは私の方をほとんど見なかった記憶。
銀行員男子とは友人との2×2合コンでしたが、私の友達を「可愛い」と何度も言ってました。
友達はそういう軽薄な男子に怯えてた。(カラオケで腰に手を回したりしてたから)
でももしかしたら、私こそ銀行員しか見てなかったので、彼は暗に「お前ではない」ということを示してたのかもしれません。そんな気がします。
<職業の話>
これまでの合コンでとても印象深かったのが、「イタリアで絵画を学んでた画家の卵・38歳無職」という男でした。
38歳無職でなぜ来てんだというのもイラっとしますが、品川祐に似てたからなお余計に。
寅さんみたいな装いで、それがイタリア風なのかは不明。誰も突っ込まず。
男性陣は品川の元後輩。「元」とはいえ先輩に気を使いまくり・半ば品川が主役みたいでした。
みんなでイタリアの話を聞いていた。
「へぇ〜」「すご〜い」(帰りたい…)で占められた2時間を返して欲しいです。
先輩に連れられて行ったNTTドコモとの合コンで、「君のまゆげおもしろいね」と言われたことに今でもムカついてます。
当時、細眉が流行っていた。矢田ちゃんのように、安室ちゃんのように。先輩方も細眉。
私はあんま手入れしてなくて、弓なりにもできず、まぁ毛足は長かったですね。
「おもしろいね」のあとに「なんで?」がついたときやっと、バカにされてんなとわかった。
<甘い話>
私が28歳ごろの合コンで、24歳ぐらいの男子から「東京ドーム一緒に行きましょう」と言われたことがありました。
今でも行っときゃよかったと後悔してます(今でもって…)
「韓流」というあだ名がついてた色白のハンサムでしたが、あのころ4歳下ということにかなり負い目を感じてたんですよね。(26歳以降ずっと負い目を感じてます)
「24歳の子と何話したらいいかわかんないよ〜」とかババくさくうろたえてるうちにお開きになりましたね。メアドも交換せず。
しゃべり方が、別れた関西弁の元彼にそっくりな男性がいました。
「どないしたん?」「仕事何してん?」と静かな声で問われると涙がにじみそう。
顔は全然似てないけど、冒険好きなところまで元彼とそっくり。
「モモイロペリカンを探す旅をしてん…」と、目を細めてタバコをくゆらす横顔まで元彼に見えてきましたが、向かいで友人が「やめとけ…」と顔をしかめててちょっと我に返りました。
<ムカつく男>
みんなから「可愛い」とちやほやされてた男性がいました。
今思うと霜降りせいやっぽくころころしてて、お世話好きの先輩と急速に親しくなってた。
焼き鳥を食べるのが下手らしく、先輩が串から全部外してあげてたり。酔っ払ったら先輩の肩で寝たふり。
メアドも先輩と交換してた。
のちに妻子がいることが判明。先輩とデートする寸前でわかったらしい(でも”会おうよ”というメール攻撃はあったらしい)
何がムカついたって、「どういう女性が好き?」との質問に「堀北と広末と綾瀬はるかとー…」と、上目遣いで指折り数えてた仕草。
杉浦太陽みたいなあざとい系男子とほとんど合コンでしゃべらなかったのに、同じ方面の電車に乗ったことでメアド交換したことはありました。
ニコニコしてるくせにSっ気が強く、「うそうそー」とか言いながら頭なでてきたのがムカついた。
電話がかかってきていきなり「クイズ出すよ!」ってのもムカついたけど、間違えたら「ブブー!」と言われ、合ってたら「すごいじゃん!」と言われる。全部上から目線でした。もう電話には出なかった。
<外見の話>
合コン開始早々「話が合う!」と思える男性がいて、「この人、彼氏になるかも…」という手応えを初めて感じたような夜。
何がいいって、他みんなパリピみたいだったのに彼だけは「自分ああいうのにノれないっす…」という黒ニットの朴訥さ。藤崎マーケットのトキみたいな感じ。
合コンがお開きになって、みんな上着を着込んで…トキはキャップを斜めにかぶってボンレス級蛍光色ダウン…あれ?なんか…ラッパー…?
メアドを聞く一歩が踏み出せませんでした(私1人の盛り上がりの可能性も大)
「猫を飼ってる」という共通点から、互いの猫の写真を見せ合ったりして「話合う〜」と感じた桐山漣みたいな男性がいました。
「つきあっちゃえばいいじゃん」と冷やかされたものの彼もまた4つくらい年下、「自分はOKっすよ」みたいな答え方が気に食わなかった。というのもあるけど、眉が激細の男性。私は細眉を異様に警戒してしまいます。もうちょっと会話したら警戒心解けたかもしれないのに、席替えしたらもうそのあと会話なし。
<一瞬クラっとなった人>
鍋のアクをとったり野菜を入れたり、タイミングがわからないながらも一生懸命頑張ってた私を優しげな眼差しで見つめてたジョン・レノンみたいな男性がいました。
(いつの間にか消えてた記憶)
<勝手に判定する男>
自己紹介のときに、「芸能人だったら誰が好み?」というおきまりのくだらない質問がありますが、なぜかそれが嵐しばりだったことがあります。
櫻井くん→あ、知性重視ね。
大野くん→はいはい、ゆるいタイプが好みと。
ニノ→ずばりイケメンじゃん。
松潤→へぇ〜ナルシスト好き?
相葉くん→普通が一番だよね!
相葉くんの時になぜかほっとする男でした(お前じゃないからな)。
結局合コンから交際した人はいませんでした。
食事に何回か行った人はほんの数名います。
共通してるのは、一見まともな社会人・一見女性を立てる人・人妻好き・実は交際なんて面倒と思ってる男。
「自分の時間奪われたくないんだよねー」ってなぜか言う人ばかりでした。なんなわけ?
私は「一見まとも」なところにばかりこだわって、でもどんどん瓦解していくんですよ、自分の理想が。
女は「まとも」に賭けて結婚相手を見つけに行く。男は「あわよくば」を求めに合コンへ行く。
そういう人ばっかりじゃないと信じたいけど、「いいかも」と女が思う男なんて、どんなに朴訥でもうまくやっているのでしょう。
しかし不思議なのが、合コンじゃなく「婚活イベント」になると男女のモチベーションが変わる。
女性は「とりあえず」を携えて慎重に臨む(けど外見はぬかりなく→選ばれたい。
男性は「結婚に繋がりそうな人」との縁を求めに来る→選ばれたい。
どっちも選ばれたいからどうも煮え切らない。
でも合コンで結婚まで行ったカップルがやたら多かった時代もありました。
奇跡のマッチング時代が数年間あったような気も。(2005年前後かな)
互いの誠実さがちゃんと噛み合ったあのころ、私はまだ合コン前夜でまもなく彼氏との別れが迫る頃。
携帯が発達してから合コン受難時代が訪れた気すらします。
何か思い出したらまた書き足します。
“思い出の合コン男性” への2件のフィードバック
バカウケでした。
感想ありがとうございます!