ちゃんとしたい恋

歳をとると、自分が若いころどれだけ恋で悩んでいたか忘れていくものです。

チャット占いでは主に女性から恋の悩みが寄せられますが、悩みというよりもう怒り。
何に怒ってるかというと、相手が「ちゃんとしてくれない」ということ。

・ちゃんと既読後、返信してほしい
・ちゃんと告白してほしい
・ちゃんと定期的に会ってほしい
・結婚という将来の道筋をちゃんと示してほしい

「ちゃんと」を最も求めるのは山羊座持ちの女性です。
金星山羊の方に顕著な傾向と思います。
怒りすぎて半ば支配になってたりする。

そんで「ちゃんと」の怒りを向けられがちなのが双子座持ち男性ですかね。
特に双子×魚持ち男性が最も「ちゃんと」を求められてる。
牡牛座男性も「ちゃんとしてほしい」とよく言われてる印象です。
マイペースで頑固だからでしょうね。大体、P太陽が双子というのも関係ありそう。
水瓶持ち男性は、「ちゃんと好きって言ってほしい」とよく言われてます。
なんたって気持ちがわかりにくいと。
でも水瓶持ちって「好きだよ」とか言わないんじゃないですかね。
魚座持ちだったら「あー好き好き」とか言えるのかな。
でも魚持ち男性からついに告白されて喜んだのもつかの間、告白をキャンセルしてほしいと言われて目が点…というお悩みもあったりしました。酔ってたんだそう。
魚座って弱ぇ…自分に・酒に・ムードに。

「愛情がわかりにくい」という苦情を訴えるのは獅子座持ち女性に多いです。
とにかくわかりやすくあれ!と。
恋なんだからドラマチックじゃなきゃ!という怒りがビシバシ感じられます。

「相手が自分をちゃんと好きなのかわからない」というお悩みも多いです。
その場合の「ちゃんと」って、一体何を求めてるか人それぞれなんですよね。

 

そんで水瓶ー蠍スクエアカップルをよく見かけますが、女性側が蠍だと、水瓶男性の無機質感にいささかショックを受けるらしい。
「もっと愛情表現してほしい」と言っても断固拒否されたりとか。断固って…不動宮って頑固ですね。
逆に水瓶座が女性の場合、濃厚な愛情表現に頓着しないと思いきや、蠍男性のわかりにくさには相当振り回されるようです。
またそういう男性が蠍座で太陽水星金星のトリプルコンジャンクションだったりして、想いわかりにくそう。
蠍座の愛情表現って、同じ女性星座には通じても水瓶女性からしたらとんとわからんですわ!ってことが多いみたい。どうしたらいいんでしょうね。
でも同じ不動宮・獅子月の私からしても、極力「好き」とか言いたくありません。
「好きだから付き合ってんでしょ!」って怒りたくなるタイプ。
プレイとしての「好き言い合いタイム」に虫酸が走るタイプでもあります。
不動宮ってそうなんじゃないかと思うんだけどどうでしょうね。

 

女性が「ちゃんと」を恋愛に求めるのは、しょうがないことではあります。
出産リミットから逆算して人生設計したい気持ちはわかる。
「〇〇歳過ぎたら急に選ばれなくなる!」という強迫観念だって個々人にあると思います。

でもいちいち反論するならば、本当に子ども欲しいですか?ということをもう少し考えてみてもいいんじゃないのかなと。
「なぜ欲しいですか?」と問うたとき、「みんな」というワードが真っ先に出てくる場合、それは本当に欲しいわけじゃないんじゃないかと思うけどどうでしょうね。

そして「〇〇歳過ぎたら急に選ばれなくなる!」という恐怖。
まずここですよね。選ばれるということ。
だけど本当に「〇〇歳過ぎてるから対象外!」とかで相手から切られたとしたら、そんな野郎はこっちから願い下げしていいやつです。
その人のお金や地位・男前度がどうしても欲しいんだと切望する人にとっちゃショックかもだけど、町中華で頬張ってる男には「対象外!」ってラインなどないはずです。たぶん。本当に。

 

結婚や出産を思うとちゃんとしないと!と気合いが入る。
本当は妥協だって1ミリもしたくありません。
しかも条件の妥協というより、「好きで愛おしい」という心の妥協も本当は誰だってしたくないはず。

ある程度の年齢いくと周りから「そろそろ妥協しなよ」とか言われるけど、あれはなんでしょうね。
「未」という状態の目の前の人間をただ見下したいだけのありふれたポーズ。
なぜ人は安易にあの上からポーズを繰り出すのか。そんな演劇に付き合う必要ないのです。
似たようなのに、「産んでない人には絶対わからない(わかってほしくない)」というセリフもあります。
臨床心理士の信田さよ子さんが著書で、「こう言う女性に限って男性産科医の言うことには従順」というようなこと書いてらして、おぉ!と思った。見下しのニュアンスには「上に立ちたい(下になりたくない)」以上の重みなんてないはず。そりゃ産まなきゃわからないことたくさんあるはず。だけどわざわざ言わなくたっていいこともある。(何かパワハラへの防御のセリフならまた別)

今もう、妥協するくらいなら1人で生きていくんだって十分幸せになれる世の中ですね。
「幸せに生きる」ということにもっと欲張っていいと思う。しかし幸せってなんですか?ということ。
そりゃ誰かと愛の交歓があればダイレクトに幸せだろうけど、「自分をまず大事にする」とか「自分のやりたいことをやる!」とかを女が心から思えたり、それを選択しつつ結婚も出産もあれこれ両立…というのはまだ難しい時代でしょうか。
結婚したら引っ込めなきゃならない気がする夢は、一体いつどんな形で芽を出すんだろう?
結婚後にだってゆっくり育ててほしい芽。

 

 

パートナーに「ちゃんと」を求めるあまり怒りも噴き出す人は、自分の「ちゃんとストーリー」を相手で埋めようとしてるように見える。
相手が魚座であれ双子座であれ、みんな野生動物のように敏感なアンテナをまだ持っていて、「そのパズルを埋めるのは自分じゃなくてもいいんじゃないか?」と察知して尻込みする。「ただ人生ゲームのマスを埋めてアガりたいだけだろ?」と。あの車に差すピンは、青色であれば自分じゃなくてもいいんだ。
男性は鈍感に見えても敏感で繊細で、女性だって敏感で繊細だからこそこんなにも日々胸を痛めてるわけで。つまり女性は「ちゃんと」がまるで自分に課された大きな使命みたいに背負っちゃってる・背負わされてるようなムードが問題なんじゃないだろか。
「ちゃんと産む」そうじゃないと社会の扱いが全然違うんだよっていう未来&空気察知能力がどうしたって身につく。
でも産めるかどうかなんてわからない。なのに産める前提、結婚できる前提、選ばれる前提。
「産む」ということにすべての焦点を合わせる。それは自然かどうかわからない。でも自然かどうかより大事なことがあるのかもしれない。
「あなたは相手をちゃんと好きですか?」と女性に聞くと、黙ってしまうかキレたりもする。
「だってあっちからアプローチかけてきたから」「それはこっちの”ちゃんと”レールに乗る覚悟ってことでしょう?」

常々、男性と女性の意識の乖離がすごすぎると思ってますが、やっぱり世の中のせいですかね。「ちゃんと」しないと生きづらい世の中。どうしてこんなことになったんだろう。
「ちゃんと」は人を苦しめる。小田急の男は女にちゃんと扱われなかったことを恨みに思ったらしいけど、それで傷つけられるのもまた女だなんて。れっきとした社会問題なんだ。ひずみがあちこちで出てきてる。
思いやりを大切にしてほしいです。与えてくれたらこっちも与えますよ、ってお互いにらみ合いのカップルばかり見ると占いもやめたくなる。
与えるというのは相手にただ合わせることではない。
「私とあなた」という適度な距離感で互いの存在や時間を尊重すること。一生の友達を失わないように慎重に大切に付き合っていくことじゃないのかな。時としてそれが踏みにじられることもある。それが続いたら友達(恋人)解消したっていいじゃないですか。出産よりも個人の尊厳が大事でしょう。

でも告白前に体を許さない!これはちゃんとしたほうがいいです。あと避妊も絶対ちゃんと!
「ちゃんとしなくても私は無問題」ならよいのです。
ちゃんとすべき「ちゃんと」が流されてしまってからちゃんとを求めても遅いので、ちゃんとしたい人はそこ絶対ちゃんとしてくださいということ。うるさくてすみません。

 

ちゃんとしたい恋」への2件のフィードバック

  1. コメント失礼致します。
    当方、月星座、獅子座です。
    「好き」と言いにくいのすごく分かりますっ…!!
    自分でも何故なのか分からないぐらい「好き」とか「愛している」と言葉にしようとすると喉に突っかかってしまいます。
    好きという気持ちは、行動とか信頼しているという形で表現しているつもりですが、人によっては分かりづらいと捉えられても仕方ないでしょうね…。

    これからも投稿の更新楽しみにしておりますm(_ _)m

    1. Monoさん

      コメントありがとうございます。
      月が獅子でしたか!
      愛情表現の言葉が喉につっかかる感じ、わかります!
      そのつっかかりが怒りに変わりそうになるんですよ。
      愛情は行動や信頼感、ほんとそうです。
      でも「それじゃわかんないよ」って苦情も減らないですね笑
      外国人くらいオーバーに表現することも愛のための努力かも…と思えてきました。

      更新を待ってくださるお言葉、嬉しいです!

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