「食事は情報だ」
ジョコビッチが著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の中でたびたび強調している言葉です。
今回の新月期に、ジョコビッチの言葉が私にスポッとハマって、さらにさらに食生活を見直してみようという大きな転換点に来ている現在。
牡牛座新月っぽいな~。
この本では、ジョコビッチが訴えたいいくつかのことが、実に簡潔なワードで述べられています。
冒頭のワードの他に…
「オープンマインドであれ」
「(特定の食物をやめるのは)2週間でいいのだ」
「変われ。さもなくばもっと深刻な問題が起きる」
「前向きであれ」
私とジョコビッチのホロスコープを重ねてみましたが、私の現在の年齢域である「火星」に、ジョコビッチの惑星が度数ぴったりで乗っかってました。
しかもN火星にもP火星にも乗ってるなんてびっくり。
私のN火星・ジョコビッチのN金星は牡牛座=食事
私のP火星・ジョコビッチのN水星は双子座=情報
(ジョコビッチのN太陽も双子座)
「食事は情報だ」
ー食物は体にどう機能するかを伝える情報なのだー
ジョコビッチの訴えたいことが、今この時期の私に入ってくるべくして入ってきた。
そう思えれば、今の体調不良状態も意味があることに思えてきます。
食べられないものが急激に減ってしまった2016年。
憂う出来事なんかではなく、「これから」に引っ張られてるような…。
ジョコビッチのホロスコープ
トランジットの日付「2010年1月27日」とは、本にもよく出てくる、グルテンフリー生活の契機ともなった日。
全豪オープン準々決勝、ツォンガとの戦いにジョコビッチがダブルフォルトで負けた悔しい悔しい日です。
ジョコビッチ23歳・金星期。
ネイタルの金星を見てみると、冥王星と度数1度違いのタイトなオポジションが形成されている!
なるほど、ジョコビッチは16歳でプロ入りし、20歳で世界ランキング3位、そして23歳で世界ランキング2位…ながらも、ナダルやフェデラーとの埋められない差や体力的にもたない原因の一つ=小麦粉アレルギーを突き止め、ライフスタイルの完全転換。
金銭面でも一気に富豪レベルになったでしょうね。
この2010年1月に、T冥王星はN金星とトラインを形成しようとしています。
冥王星自体に「死と再生」の意味がありますが、太陽を1室として見てみると、T冥王星は8室に入り始めたばかり。
この金星期、まさにジョコビッチに「生まれ変わる」きっかけがもたらされたのですね。
真の王者への生まれ変わり。
こちらは1年後のホロスコープ
2011年7月3日とは、ジョコビッチがウィンブルドンでナダルを下し、カップを高々と掲げるという夢を叶えた日です。
同時に世界ランキング1位にもなったのですね。
T冥王星はN金星と度数ぴったりのトラインとなり、そしてN金星の上には輝かしいT木星が!
冥王星のパワーに突き動かされたジョコビッチにもたらされたものは木星という恩恵…。
出来過ぎ!
現在、ジョコビッチは28歳・太陽期。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」は日本では2015年初版ですが、海外では2013年初版なのですね。
26歳という太陽期入りの時期に、まさに双子座太陽(しかも0度)にふさわしく、世界に「情報」をオープンにしたジョコビッチ。
「究極の食生活&ライフスタイル」という情報は、ジョコビッチの牡牛座金星そのものだなぁ。
牡牛座は、自身が求める「心地よさ」に正直で忠実ですから。
それに空気が読めない。
空気を読む人ならば、全世界に流通している食品のタブーな問題に言及しないはず。
しかも地位が高くなればなるほど、タブーに切り込めなくなったりする人は多いというのに。
何より冥王星が「妥協」を許さないのでしょう。
偶然にも本を買った日の深夜に、錦織圭選手とジョコビッチの試合が放送されていた!
日本の錦織よりジョコビッチばっかり見ちゃったけど、でも錦織選手も相当ジョコビッチを振り回してましたね。
うっとりするような長いラリーを錦織選手が制した場面もあったし、ジョコビッチには珍しいというダブルフォルトを2回もしてしまってたし。
だけど、するするするっとジョコビッチに形勢が傾いたらば、そこから勝利へ一直線でした。
ジョコビッチは私より一回りも年下なのに、「確立」されている。
それは、日本で暮らす私などの想像をはるかに超えた、空爆の恐ろしさの中で幼少時代を過ごしたからなのだろうと思います。
その中でもテニスという希望を見つけ、ジョコビッチがさらなる王者を目指したのは、多くの人に「気づき」をもたらす、何か「使者」になるためなのかもしれないな。
食事とか栄養面だけでなく、セルビアという紛争で傷ついた国の人に希望を与える存在にもなったジョコビッチ。
母国のセルビアだけじゃなくて、かつて同じ国、今は悲惨な経緯をたどって別の国となってしまったボスニア・ヘルツェゴビナにも支援の手を!と、サインやメッセージなどで表明しているようなのですね。
戦火の中で育ってきたからこそ「平和」への思いは並々ならぬものがあって、「食事」こそがまず平和への一歩だということを訴えているようにも受け止められた。
だって本当に私、炭水化物だとか糖質だとかたんぱく質だとか、頭でわかっていたようで全然わかってなかった!
私はこれまで何をどんなふうに食べてたのか。
今どうしてこんなに調子が悪いのか。
あ~あれかも。
あれをやめるべき時なのかも!
歳を重ねるごとに、自分の体力とか内臓機能をごまかせなくなっている。
「これから・未来」に、どうも引っ張られてる感。
食事してぐったりしてる場合じゃないよって、まだまだしゃかりきな時代が控えてるのかもしれず。
食べ物で自分がどう変わるのか、2016年のテーマです。