嗚呼うさぎさん

中村うさぎさん、「5時に夢中!」降板とは…。
ショックです。

うさぎさんが出なくなってからのこの3回はホント物足りなくて。
みんな穴を埋めようと必死だったのだろうけど、「とりあえず埋める」みたいな間に合わせの空気がなんとも軽く感じられて。
・・それが5時夢か。。
だけどこれからは「とりあえず」じゃないのだから、これまでの3回よりはましになるかな…。

もう今日なんて途中で寝てしまって。
だけどウトウトしてる耳に入ってきたのは聞き覚えのあるあの低い声!!
待ちくたびれて寝てしまった子どもの目覚めみたいにガバッと起きましたよ!
5時夢降板の説明&挨拶VTRだったのでした。

うさぎさんはブログで自身の体型についてすごく嘆いているけど、このVTRを撮るにあたってすごく頑張られたんじゃないかなと思うくらい、美しかった。
それとも、心境がすっきりしたのかな。
そのすがすがしさが、何か神々しさみたいに映ったのかしら。

このVTRを受けたふかわさんの表情・コメントは、ちょっと・かなりTV史に残りそうな…。
ふかわさんの横の圧、ふかわさんがTVの向こうの誰かを意識して選ぶ言葉。
こんなに全方向的・立体的な緊張感は、こっちまで押しつぶされそうなくらいの圧として感じられましたよ。
泣きたくなるときの変な圧ととてもよく似た。

この時期に友人から「うさぎとマツコの往復書簡」を借りたことが、なんとも不思議な運命に思えます。
ええ、そりゃ偶然でしょうよね。
あれも偶然、これも偶然。
だけど、「いんや!これこそ運命的な出来事だっ」と決められるのもやっぱ自分しかいない。
「往復書簡」ではお2人の会話の中で「神様があたしたちをこんなふうにしたんじゃないかしら」というようなことがよく語られる。

「×××(男性器)もいらない、ゲイとしての幸せなんていらないから、だから神様、アタシにたらふく飯を喰わせて、日の目を見させて!」

マツコさんは、いつしかの夜の叫びを神様が聞き入れてくださって、生きている意味を導いてくれているのかもしれないと言う。
中村うさぎさんは、神様から「魂を売れ!」って言われてるんだと思うと言う。

こういうやり取りに、救われた~ってことさら思っちゃう。
アタシたちの神様。
それって一体どんな神様で・何を受け入れて・何に眉をひそめるか。
こんなやり取りがね、ユーモアたっぷりじんわりせつなく語られていて。
せつなく感じるのは、
「んだんだ!」
って大いに共感できるから。
「おんなじじゃねーか」ってことに感動したのです。

中村うさぎさんのこと5時夢を見るまでほとんど知らなかったけど、経験から何から自分と大きくかけ離れてるようなこの人を「毎週見たい!」と思わせる圧倒的な説得力に惹きつけられて、2年が経ちました。
もちろん美保純さんとのかけあいも楽しみで。
拝みたいくらいの美保さんの天然コメントは、お隣が誰であっても生まれるものかしら…。
私が占星学にぐーっとハマるのは、学べば学ぶほど浮かび上がってくる「普遍性」に魅せられてるとも言えるのだけど、うさぎさんを魅力的に思うゆえんとちょっと似ている。

「俗」も「聖」もみんな同じように秘めていて、ただどの「自分」で社会を生き抜くかという違いに過ぎないのに、目に見えるわかりやすいことでしか評価しなかったりされなかったり。
うさぎさんて人は、そのことにまともに立ち向かって苦しむだけ損するだろうに、とこっとんまで堕ちてって、ならば全力で「俗」を見つめて生きてやるわよっていう気概がね、大昔から偉人も作家も庶民も抱えてた悩みと相通ずるように感じられて。
「みんなそうなんじゃん!ずっと前から」
いろんなことに揺れて惑って疲れても、ニュートラルなポジションに戻ってこれる水曜日だったのにーー!

と、ここでホロスコープチェック。

中村うさぎさん
太陽:魚座、月:双子座
水星:魚座、金星:水瓶座、火星:山羊座
木星:蠍座、ドラゴンヘッド:蠍座

うさぎさんは太陽:魚座なんですよね~。
私がうさぎさんの存在に「俗」と「聖」を感じるのはそういうことなのかな。

その魚座は乙女座初期度数(0度!)にある冥王星とオポジション。
それらが双子座の月とTスクエアを作ってるとこからは、「俗」と「聖」の強烈さを「とことん書く!」という衝動が感じられます。
双子座も乙女座も支配星が水星で、トークや文筆など言葉を紡ぐことにまさに適性が!
しかもサブカル的な分野にて。
批判精神炸裂させるような。

獅子座にある天王星は太陽と150度なのですが、「己」を打ち出せば出すほど、どうしても強烈になってしまうゆえんに感じられます。
蠍座には木星とドラゴンヘッドと海王星が団子状態でくっついてて、それはまさに太陽:蠍座のマツコさんの存在に思えるのです。
木星も海王星も、対象を大きく広げる拡張天体。
ドラゴンヘッドは大物感!

「往復書簡」ではマツコさんのことを
「魂の双子」と言ううさぎさん。
マツコさんの月はおそらく双子座で、うさぎさんの月と同じ!
まさに双子!?

マツコ・デラックスさん
太陽:蠍座、月:双子か蟹(境目:23:40頃)
水星:蠍座、金星:乙女座、火星:天秤座
木星:山羊座、ドラゴンヘッド:山羊座

ただマツコさん、蟹座の月かもしれないんだよな~!
次の日の直前に生まれてたら蟹座。
マツコさんに感じられる深~い母性や、お母さんへのこだわりを思うと、蟹の月かも?とも感じるけど、どちらにしろマツコさんの月は冥王星や土星・木星などの外惑星とアスペクトが多く、それだけでもお母さんという存在の大きさ・重さのゆえんにも思われます。

双子座持ちはとにかく情報ツウ。
しかもサブカル的な、チープな。
しゃべりに適性のある人も多い。
マツコさんは金星が乙女座で、やっぱり昔、雑誌の編集者をやっていただけあって文筆業への適性が備わっているんですね。

水のような一体感・まじわりを求め続ける水星座。
それが人生の目的であるのに、叶わなかったならこんなに苦しいことはない。
あっちにくっついて、そっちからははじかれて、のたうち回るような悶絶を、この方たちは自ら笑い飛ばすように軽快・チープな商業に変換して生き様をさらけ出してるんですね。

生きるってのはそういうことなんかな…苦しいくらいに自意識と戦って。

火星を生き様と勝手に解釈させてもらうと、うさぎさんの火星は山羊座。
飽くなき上昇志向。
女と美と男と。
でも、今はもう特に望むことはないとおっしゃるんですよね。
マツコさんの火星は天秤座。
その火星には天王星がくっついてるからか、カリスマ的魅力がハンパないですね。
極端に叩かれたりすることとかないですものね。
似ているように思える2人だけど、生き様や美学は全然違う。
それは、バブルの世代を生き抜いたうさぎさんと、バブル後世代のマツコさんという違いも浮き彫りにされているよう。

VTRでうさぎさんは「空気を読めなかったから」とおっしゃっていた。

私の姉もバブル世代だけど、この世代の方たちは
「空気読んでる暇があったら人より良いもの掴むためにとにかく走れ!」
というモットーがしみついてるように思える。
マツコさんは私と同世代。
「欲しいもののためになりふり構わないなんて、よしましょうよ。」
「”夢”だなんて、なんなの?」
そんな冷めた感覚がしみついたような世代。

そんなんで馴らされた「自意識」までも、ないものみたいに振る舞うムードは世の中をどんどん席巻して、
「んなこたねーだろ、窒息するわっ!」
って正直に叫ぶ人たちに、大衆は心底感動してんだと思うな。。

うさぎさんの太陽にはもうすぐトランシットの海王星が重なるし、火星には冥王星も重なるし、そんで太陽には土星が90度の角度を取ってきつつあるし。
大いなる転機は、いつでも誰にでも混乱や激しさをもたらす。
その瞬間を見ている私・その瞬間のうさぎさん。
大好きだった長編ドラマの最終回を見届けたような2月11日水曜日。
大好きだった役者ときっと違う形で出会えるはず。
そんな「完全な終わり」と「始まりの予感」のはざま、なのだな。

 

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