もう一度見たい番組

上島さんのニュース、驚きました。残念です。

と同時に好きだった番組も思い返された。
志村けんさんの深夜バラエティ番組。
「志村軒」とか「志村座」ですね。
上島さんや肥後さん、ハリセンボン・優香の日常コントが楽しかった。
おなか抱えるほどじゃなく、「ぶふっ」って感じのゆるさが深夜にぴったり。
2009年に一人暮らし再開してからずっと見てました。
特に番組後半の志村さんを囲んだフリートーク。
上島さんは「漏らした」とかしょうもないエピソードが多く、「そこまで聞いてない!」「ちゃんとしろよ」とかって志村さんに突っ込まれてたな。

大好きだった昔の番組を思い返してみます。

番組:「志村軒」「志村座」「志村の夜」など(フジテレビ)
よく見てた時期:2009年から10年くらい
出演者:志村けん、上島竜兵、肥後克広、優香、ハリセンボン、多岐川華子、丸高愛実、橋本マナミ、千鳥など
★「パターンが同じ展開」ってこんなにありがたいんだなというのはいつも終わってから気づくこと。
上島さんと肥後さんのおもしろさは、ゴールデンタイムでの「笑われ」とはちょっと違う。おっさんの「味」が溢れるおもしろさでした。

 

番組:「本番で〜す!」(テレビ東京)
よく見てた時期:2007〜2008年
出演者:藤井隆、宮川大輔、ハリセンボン
★「劇団マンパワー」の楽屋が舞台という深夜のコント番組
毎回お笑い芸人のゲストが来ますが、純粋な面白さがとにかく詰まってたという記憶。
今目にするバラエティって深夜でもトーク番組が多い印象だけど、昔は深夜に芸人のコントしっかり見れたんですよね。

 

番組:「やりすぎコージー」深夜版(テレビ東京)
よく見てた時期:2007〜2008年
出演者:今田耕司、東野幸治、千原兄弟、野性爆弾、大橋未歩など
★深夜時代のやりすぎは下ネタ盛りだくさんでした。あのころテレ東って、こういう下品さをこっそり放送してくれてましたね。21時台に移行するとなったとき一抹の不安はありましたが、案の定下ネタはなくなりました。それでも「やりすぎ都市伝説」ではまだ芸人のおもしろさを味わえる、かな?
こういう番組のMCをこなせる大橋さんってすげぇなと思ってましたよ。
この番組で「おもしろい!」とワクワクした芸人もたくさんいました。
水玉れっぷう隊のアキ、シルク姉さん、野性爆弾(特にロッシー)、オモロー山下、世界のナベアツ、ネイチャージモン、フット後藤、天津木村などなど…

 

番組:「シネ通!」(テレビ東京)
よく見てた時期:2009〜2011年
出演者:設楽統、メロディー洋子
★「もう一度見たい!」と最も強く望む番組です。なんで終わっちゃったんだろう。
この番組で映画のおもしろさを感じ、「観に行こう」とダイレクトに思ってました。バナナマン設楽にそれまでいい印象を持ってなかったのに、この番組ですごい好きになったんですよね。進行がスマートで素朴というか。
映画の評論をしてくれるのは高橋ヨシキさんや川勝正幸さん。おもしろい前提の持ち上げじゃないのに「なんか観てみたい」とまんまと思わせられる。映画のおもしろさをこんなふうに世に伝えてくれる番組もっとできないもんかなぁとずっと思ってます。

 

番組:「JAPAN COUNTDOWN」(テレビ東京)
よく見てた時期:〜2020年
ナレーター:鮎貝健
★いつからか忘れたけどずっと見てましたよね。この手の深夜音楽番組といえば「カウントダウンTV」しか知らなかった頃。1位がいつもジャニーズやAKBであることに疑問を抱いていた頃。そんなあのころに出会ったこの番組では中村一義特集などをやってたりする!ホフディランがランクインしてたりする!
また鮎貝さんの声が聴きやすいんですよね〜。ハリー杉山とクリス・ペプラーのちょうど中間みたいな心地いい周波数と思う。
岡崎体育特集を放送してくれたりとか、この番組でBABYMETALに興味抱いたりとか、映像もおしゃれだしみっちり作り込まれてた。一体なんで終わっちゃったんでしょうね。

 

番組:「田勢康弘の週刊ニュース新書」(テレビ東京)
よく見てた時期:2009〜2011年ごろ
出演者:田勢康弘、大江麻理子、まーご
★毎週政治家をゲストに呼んで、田勢さんがあれこれ突っ込んだり人柄を引き出す番組。
なんたって猫の「まーご」です。スタジオをうろうろしてて、強面の政治家も相好を崩す。小沢一郎氏、菅前総理、亀井静香氏、渡辺恒雄氏などが猫にニコニコする記憶がある一方、橋下徹氏は興味なさそうで、とにかく政治家の人柄が感じられるのが楽しかった。一人一人に聞けば、みんな戦争したくないんじゃんとちゃんと感じられる。それを引き出す田勢さんの鮮やかさ。
国谷さんのクロ現や大越さんのNW9降板など、当時の政権にツッコミの目を向ける番組が軒並みなくなった時期にもれなくこの番組も終わりを迎えたわけです。
テレ東っておもしろい番組いっぱいあったのです。今変わっちゃったのかな。それとも私のリサーチ力が衰えたのか…

 

番組:「芸能★BANG!」(日本テレビ)
よく見てた時期:2011年ごろ
出演者:後藤輝基、徳井義実、SHELLY
★「今夜くらべてみました」の前身番組ともいえますが、「芸能★BANG」はひな壇が2箇所あってもっと出演者が多かったです。芸能記者側のひな壇とタレント側のひな壇。
吉田豪や辛酸なめ子が出てたといううっすらサブカル要素があった番組。梨元さんの娘とか出てたの懐かしいな。この番組で栗原類くんや菜々緒を知りました。あのころの菜々緒は「〇〇に誘われた」とかバラしちゃうキャラでしたね。
なぜ終わったかというと、オセロ中島知子をめぐるあれこれがあったようですね。

 

番組:「バニラ気分!」(フジテレビ)
よく見てた時期:2006〜2009年ごろ
出演者:松平健、今田耕司、オセロ(松嶋尚美・中島知子)
★中島知子さんで思い出した昼番組です。マツケンが料理してましたね!
ゲストを3人くらい呼んでトークする番組も激減しました。オセロのボケ・ツッコミもさえまくってました。オセロは女性芸人の星だったなぁと改めて思う。

 

番組:「ジェネジャン」(日本テレビ)
よく見てた時期:2002年ごろ
出演者:堂本光一
★NHKの「真剣10代しゃべり場」もよく見てましたが、記憶にあるのは堂本光一さんと若者たちの円形です。
若者の声をダイレクトに聞く番組もとんとなくなりましたね(この間、しゃべり場特番やってましたね)

 

番組:「三井奥さま劇場」(TBS)
よく見てた時期:〜2009年ごろまで
★私の最後の記憶は「冬ソナ」です。そのあともしばらく韓流ドラマやってたかな。でも韓流時代はすでに三井奥さま劇場じゃなかったかも?
TBSの名作を再放送してくれる貴重な枠でしたよ。
再放送といえば今は夕方・土日だったりもするけど、古くは学校を休んだ午前中、10代は暇な大学時代に名作を堪能してました。
しかも「悪魔のkiss」とか「未成年」とか問題作もバンバン再放送してた時代。
リアルタイムでは見ていない「ふぞろいの林檎たち」「金曜日の妻たち」「青が散る」などの記憶は三井奥さま劇場からのものです。

 

 

そりゃ「笑っていいとも」だって恋しいです。
伝説的コント番組「夢で逢えたら」も懐かしい。
「大石恵三」の話を時々誰かとしたくなります(大竹一樹・石塚英彦・恵俊彰・三村マサカズ1993年)
昼ドラもよく見てましたよ…
あと土日のお昼ってのんきで見やすいトーク番組いくつもありましたよね?
外に出て行くロケ番組はなぜか見るだけで疲れるようになりました。
おいしいものの情報をそんなにみんな取り入れたいでしょうか。
絶対「おいしい」しか言わないんだもん。すべてを真に受けていられない。
あーでも「ウチくる?」は楽しかったなぁ。「行く行く!」って、思い出すだけでワクワクしますね。
そう思うと世間が中山ヒデちゃんを離さないんだな。「シューイチ」でもたまに聞かれる「シースー」とか、ギラギラの感じを人はいつまでも求めるんだな…。

私はじっくり「その人」が感じられる番組が好きなんだと思う。
ひな壇の番組はどこか消費感が漂う。アメトークも見なくなってしまった。見ればおもしろいかもだけど。
ひな壇とワイプ文化になってもう長いけど、誰かぶっ壊してくれないかな。コメンテーター文化も。
番組仕切る人が責任持ってコメントしない番組が増えて、代わりにコメンテーターやお笑い芸人に言わせる図式。しかも意地悪なことを言わせて世論作ってるふう。優しげ装うなら率直な方がよっぽどいいと思うけど。つまりは裏表やカラクリを感じない番組が好きということかも。
「検索ちゃん」が今でも時々放送されてるのはありがたい。「グータン」とかおもしろい時代ありましたね!「パパパパパフィー」もよく見てたなぁ。
最近東京進出してきた芸人の番組にどうも興味湧かない。「この人たちおもしろいんですよ。M-1とかにも出て…」という説明つきのムードに疲れてしまった。おもしろいと感じるのはただこの自分なのだから、つまらないならそれでいいんだと思うけど。
とにかくシネ通とJAPAN COUNTDOWNの復活を待ち望む!

 

 

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