2023年大人へ

40も半ばになり、今年やっと大人になれたように感じる。

 

母が腰を痛めた去年から、いろんなことが大きく変わりました。
「責任」という言葉の重みを改めて知ったというか。
自分はどれだけ自由を満喫してたんだろう。

大人というか保護者というか。
母娘逆転というか。
母のことを保護者のように見守り、その歩む道に安全シートを敷いていくようなこと。
栄養状態を気にかけ、母の長年の役割も自分に引き継がれたりする。

 

河合隼雄先生の本に「川を無事渡りきった」という表現があったけど、今年の正月が過ぎた頃「渡りきった」という感慨があったんですよね。
家族や親子のことって、頑張ってるのに罪悪感をぬぐいきれないとこがある。
その罪悪感から解放されたのも最近で、ここのとこやっと、「責任」と「自由」を両立していいんだと思えた。

 

星回りとしては、去年秋からT冥王星ーP月スクエアが形成されていました。
さすが冥王星!ですよ。
冥王星による生まれ変わり体験。
私の月は強制的に大人へと引きずり上げられた。

松村潔先生によれば、火星座の月は野生児で自由人で子どもだと。特に獅子座。
私はN月獅子座、P月は年末まで牡羊座。
実家はついに子どもでいられる場所じゃなくなった。

 

アスペクトなら、土星と角度をとってると社会ルールに忠実。
外惑星(天王星・海王星・冥王星)とだと宇宙ルールに忠実といいますね。

私はN太陽が土星とコンジャンクション。しかも蟹座4室で。
N月は在5室。海王星とトライン、冥王星とセクスタイル。

N太陽どおり、「家族とはこうあるべき」という古い家族観が、実はすごいあるし縛られている。
その一方で、「わたし」は家族とかに縛られないもんねーという宇宙的幸福感を正当化しようとする月。
そりゃ外惑星だし、土星ルールに比したら「わたしの幸せ」がとにかく大事というのは真理として。
そっちを「わたしの信念」としてメインに据えたら据えたで、家族思いの人が周りに集まってきて、罪悪感で窒息しそうになるんですよ。
自分の中にあるルールを自分で認めない分、外に投影されて自分を悩ましてくるんでしょうね。

だから「責任」と「自由」の両立、これを肯定できただけで自分成長したなと思う。

 

 

最近、松村潔先生の本や「千駄ヶ谷占星術研究所」を読み返したりしてます。
星やタロットと距離がどんどん開いてもなんとも思わなかった気持ちも少し変わってきた。

T冥王星ーP月スクエアはまだ継続中だけど、私のP月が牡牛座に入ったことで山羊冥王星と同じサインになり、スクエアといってもわかり合えるスクエア状態になったからかな、自分の運命への横槍感が薄れたというか。

とかいって、3月23日に冥王星が水瓶座に移動しますね。
そのころまたちょっとした生まれ変わり体験とかあるのかもしれない。
ってか、みんな変化が起こるのかもね。
だってこの週すごいですよ。
21日に太陽が春分点に入る(魚→牡羊へ移動)
22日に牡羊座新月
23日に冥王星が水瓶座へ移動。
25日は火星が双子→蟹へ移動

思えば山羊座の末期では「未だにそんななの?」というあれこれが噴出しました。
恐ろしく古い校則とか宗教2世の問題、電通とか。
いい加減、国レベルでアップデートしなきゃならない大きな後押しとなる何かがこの春、起こったりするんですかね。
「新しさ」への強制的な力が芽のようなエネルギーになってる気もするんですよ。

 

 

 

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