藤井聡太新名人の星

先日、将棋の最年少名人記録を更新したという藤井聡太七冠20歳。
しかも史上5人目の竜王・名人となって、羽生善治竜王・名人以来2人目の七冠と。

こうやって書いても何がなんだかですが、とにかくすごいのだろうということはわかります。

藤井くんがニュースになるたびに師匠という杉本昌隆八段がゲスト出演されますね。
この間も改めて「藤井新名人のすごさ」を問われてて、杉本八段は「彼は脳のスタミナがある」と言っていた。

スタミナ…!

藤井七冠のホロスコープを見てみました。

太陽蟹座の藤井くん。
月が蠍と!!

蠍といえばスタミナ。
5歳から将棋教室に通ってたというんだから、そのころから「じっくり粘る」という性質があったんでしょうね。

しかもASC上に土星があるのも「っぽい」。
しかも双子座。
藤井くんといえば老成感。
初めて耳にするような難しい言葉も多く繰り出される。
本当は何歳なんだ?と思うほど。

そして藤井くんについて幼い頃からよく語られるのが「大の負けず嫌い」ということ。
優しげな蟹座に太陽・水星・木星がそろっているそばに、獅子座の火星がぴったりくっついてる。
火星といえばファイター。
獅子座といえば「オレ様」
水星蟹なので口調はほわっとしてますが、胸の内にみなぎるものは熱いんでしょうね。

前に大谷選手のホロを見たときと同じやり方で星を書き出してみます。

ASC:双子座 → 藤井くんの衝動。ずばり知性への衝動でしょうか。
藤井七冠に寄せるなら「計算への衝動」という感じもします。
幼い頃からずーっと詰め将棋の問題を解いてたそうで。
乗っかる土星は「コツコツ継続」が得意。長考にも耐えうるスタミナはASC土星ゆえとも思えます。

月:ほぼ6室蠍座 → 粘り強く考えることが日常でもあり仕事にも生かされる。

太陽:2室蟹座 → 「何のために」=お金のために…ということはなさそうですが、「腕を磨くために」ということでしょうか。
お金のことなんも考えてなくても、やる気と収入は確実に結びつきそうです。

木星:2室蟹座 → 技術を磨く方面でいい気がする!
藤井くんは進学かプロの道か迷ってたことありましたね。
高校には進学しましたが、卒業間近で中退したそう。
学業よりも己を極める。自分はそれでいいんだ…ということが潜在的にわかっていたのでしょうか。

土星:1室双子座 → 謙虚さ・滅私精神。大谷選手も1室土星でした。
20歳っぽくない落ち着きのゆえんでもありそうだし、もちろん「オレオレ!」なんて前に出ない。

金星:4室乙女座 → 6室ヘッド冥王星とオーブ広めスクエアです。
「金星期に仕事で異次元レベルの事を成す」という感じにも思えます。
4室というのが「お部屋」で繰り広げられる将棋という感じもします。

MC:魚座 → 「社会的立ち位置」は異次元。しかもMC近くに天王星があるので、異次元レベルをさらに濃くする。
9室と関連の深いこのMCですが、9室といえば高等知識でもあります。
また金星期の段階ではわからない壮大な立ち位置も感じられてきます。

火星:2室獅子座 → 戦って勝利するための技術を身につけることで人生を構築する。
太陽・水星・木星とくっついてるので、それが日常の思考や人生の方向性と合致してるのでしょうね。

水星:2室蟹座 → 「自分は結構内気です」(←知ってる)
どんなにファイターでも勝負強くても賢くても、あの藤井くんの朴訥なキャラだからこそ人気なんだとも思います。
あと蟹座といえば記憶力。
これだけ蟹に星が集まってると、その記憶力もずば抜けてるはず。
あと蟹座は「模倣」が得意でもあるので、先達データの研究みたいのをとことんされることで能力を磨いていったのかなとも思いました。

 

藤井くんが活躍するたびに杉本八段が「ずばり藤井くんとは?」というキャッチフレーズだか異名を色紙に書かされてますが、共通してるのが「異次元」という冠がついてたこと。
「異次元超特急」とか。
今回は「ビッグバン」とのことでした。
藤井くんは現在金星期ですが、その金星を思うとなるほど異次元なのです。
テイル冥王星とスクエアというのも金星期でのとことん!な活躍っぽいですが、金星は12室の支配星でもある。
大谷選手も12室に引っ張られてるかのような異次元感がホロから感じられましたが、藤井くんも古代の天才の生まれ変わりなんかな…
ドラゴンヘッドも12室にあるし。
金星は5室の支配星でもあるので「好きなことを突き詰めたら異次元行ってた」みたいなこれまでの歩みなんでしょうかね。

またこの金星乙女と朴訥蟹水星が45度というのがいいじゃないですか。
45度とは90度の半分。ミニスクエア。
車掌の帽子をかぶってハニカミご満悦な感じとか、いいなぁ〜と思う。
藤井くんにはぜひ「タモリ倶楽部」鉄道回に出てほしかった・・
番組が続いてたらいつかそんな日もあったかもしれないと思うと本当に残念!

 

藤井くんの星を見て特徴的と思ったのが、「曖昧アスペクトが多い」ということ。
はっきりしたアスペクトは蟹座の太陽ー水星ー木星コンジャンクションくらいで、あとはトラインにしてもスクエアにしてもオーブが微妙に広めなんですよ。
96度とか112度とか173度とか。あって115度(土星ー天王星)
だからこそ蟹的な暗記・模倣・直感能力が際立つともいえますが、曖昧アスでもすごい活躍っぷり。

まぁ今は金星期なので、冥王星とは96度でも極端さは現れるはず、それが示された好例とも思いますが、人を油断させる能力も結構あるんじゃないかと思ったりしました。
誰かと相対したときにギラギラとかイライラとか、そういう鋭さとか一切ないんじゃないのかなと。
曖昧アスは正体不明さをいい意味で醸し出してるのかもしれない。
また、一方向に限定されない器用さも曖昧アスの良さなのかも。
あっちもこっちもなんとなくできる、みたいな。
アスペクトがはっきりしてると、どうしてもそっち方面へエネルギーは流れるだろうから。
藤井くんは蟹座方面へ確実にエネルギーが集中してるんだけど、それ以外のことでも優秀さやマニアックさが感じられるところもまた人気のゆえんっぽいです。

またASC土星コンジャンクションも「っぽさを消す」という感じに思えます。
だって双子座なんて本来好戦的でお調子者のはずなのに、そのあたりすごいコントロールされてますよね。
この土星は「手の内を見せない」という鎧効果もあるかもしれませんね。
思えば蟹も甲羅で身を守るし、MC魚座も正体不明さに輪をかける。
ご自身の中ではあらゆることが明確でシンプルだとしても、戦略として煙に巻く巧さもある方なんじゃないのかな。
今後の活躍も楽しみです。

 

1日駅長、いい笑顔!!!

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