夏ドラマたくさん見る予定

今回、結構ドラマ見てます。

・初恋、ざらり
・ばらかもん
・VIVANT
・ハヤブサ消防団
・褒めるひと褒められるひと
・こっち向いてよ向井くん

 

一番好きなのは「褒めるひと」


褒めるひと褒められるひとHPより)

森川葵さんの演技が丁寧で好きだなぁと思うし、ほかのキャラクターみんなしっかり描かれてるので見応えあるんですよね。
なんたってミュージシャンの川崎鷹也さんを「褒めるひと」にしたのがすごい。
外見めちゃ普通の人だけど、声聞いて「あれ?」と思った。
それくらい声のインパクトがある川崎さん。
あの癒やしボイスで褒められたときの満たされ感を森川さんがめいっぱい演技してくれる。
そこに災いをもたらすチャラ社員の葉山奨之さんと関口メンディーさん、彼らに雷を落とす野呂佳代さんとのコントラストがまたいいです。
今週はなんと、みんなの前で褒められるのが苦手な新世代の若者が登場。
あそこまでの自己肯定感の低さが珍しくて楽しい。

 

「初恋、ざらり」はさすがテレ東深夜という斬り込み具合です。


初恋、ざらりHPより)

軽度知的障害の女性と勤務先の地味め男性との恋。
また小野花梨さんと風間俊介さんがいいんですよねぇ…
恋愛系のドラマはもう無理と思ってたけど、おっさんに差し掛かってる(そういう設定の)風間さんのときめきにつかまれます。
2話は恋に落ちそうな自分に抗えない風間さんの顔に泣きそうになった。
あの方はどうしてあんなに切ない表情なのでしょう。
なんたって風間さんの役・岡村は、上司から「岡村ちゃん」と呼ばれてる。
ときめき倍増ですね・・

テレ東深夜は今でもエロが入ってるのがいいです。
といってもここんとこ急速に苦手になったエロ。
「初恋、ざらり」も冒頭は嫌な感じから始まったけど、あそこがきっと底辺で、このあと不快エロはないだろうと信じられるのはやっぱ風間力じゃないかと思う。
あの人には堕落に極めて近いぎりぎりの健全さがあるんですよね。

 

「ばらかもん」は「向井くん」と同じ時間帯。


ばらかもんHPより)

「ばらかもん」のほうを録画してます。
今のところ恋愛要素ゼロの島での生活ストーリー。
舞台が五島市で、「およ」とかの方言から朝ドラをどうしても意識しちゃうけど、あれともまた違う丁寧さがあるドラマです。。
杉野遥亮さんが今までとちょっと違う感じで、こじらせ役がうまい。
いつもスネた感じがヒロシっぽくもあるしフルポン村上に見えたりもする。
でも田中みな実さんとくっつくのかなぁ!?
そこだけが不安(なんでだって)

 

「VIVANT」は最初30分流し見してましたが、爆発のあたりから目が離せなくなりました。


VIVANT HPより)

モンゴルが舞台みたいで、ネトフリレベルのスケールのでかさに驚愕。
特にあの警察役と阿部さんの運転手役・ドラムがすごくて、アジア系との共演がネトフリっぽさを倍増させるのか、見てて気持ちよかったです。
しかも二階堂ふみさんが世界医療機構の医師ってのもいいですね!
日本のドラマと韓国系のスケールの違いは、例えば韓国なら軍隊や財閥、ほかのアジア国なら腐敗政治とそこに怒る貧困層のエネルギー、その圧倒的な底力が日本にはないからかなと思ってた。
このドラマでは「大使館」が日本人を何としても守る力強さの象徴として描かれてて、そういう絶対的な安心感って信頼感とつながるのですね。
ただ、前も書いたけどTBS日曜劇場って男性社会が思い切り軸となっている。
男が男性性でもっておいしいとこを持ってく枠ですよね。
そのバランスを取るように女性はスーパーウーマンや超気が利く設定…とどうしても思っちゃう。
あと日曜の夜に見るには心臓バクバク、スリルがありすぎる。

 

「ハヤブサ消防団」はおじさんめちゃ出てきます。


ハヤブサ消防団HPより)

そのおじさんが安心感をくれる。
こちらも圧倒的に男性人口が多いけど、TBSのような感慨は湧かないんですよね。
おじさんの脱力感ってすごいですね。頑張ってるのにギラギラしてない枯れがすごい。
でもやっぱ中村倫也さんは魅力的です。
「石子と羽男」みたいな勘違い野郎も良かったけど、賃貸CMみたいな草食ビビリ感もいいんですよね〜
ネトフリ人気ドラマ「サンクチュアリ」の主役、一ノ瀬ワタルさんが出てる!と思いきやいつの間にか水没…?
しかも、宗教の要素も今後出てくるかも?
テレ朝の流行りに乗る感じ、何気にワクワクします。

 

そして「向井くん」


こっち向いてよ向井くんHPより)

1話見て、しょうもねぇ!(もう見ない!)とあきれたのに、2話も見てしまったのは赤楚さんが気になるから。
「モテキ」のエロ抑制版みたいというか、もしテレ東深夜枠ならもう少しエロ&クズ要素を足して描けたんじゃないか。
今後どうなるかわかんないけど、「10年彼女いない」とかを嘲笑するドラマをまだやるんかというショック。
それを赤楚さんがツッコミどころ満載に演じてくれるのはいいんだけど、「そんなんだから彼女いないんだねー」と周りに思われる設定で描かれてるのがモヤモヤするんですよね!!

1話も2話もどうしたってあの女たちが変だろうと思うのに、女性たちの思わせぶりを本気にしたり煮え切らなかったりする向井くんが「なしだわー」と描かれる。
見てる自分としてどこに気持ちを寄せていいかわからない。
向井くんに重ねるには悲しすぎる。
ずっと彼女いないなんて、「理想高いんじゃないのー?」ってフォローの顔したマウンティングには嫌な思い出がよみがえる。
「なんでできないんだろーね?」と複数人で考えてくれる余計なお世話。
そのくせうまくいきそうになると、「その恋、どうなの?」ってジャッジする外野!
その外野・岡山天音さんや波瑠さんの演技力で可笑しく見れるけどさ…

1話の派遣女性と、初日にアプローチするあの男とか、どうなの?
あの女性の仕草や目線で「俺のこともしや…?」って思う向井くんは悪くないのに、勘違いおじさんみたいに描かれてるなんて(泣)
しかも2話のアンちゃんのあざとさはよぉ…
でも2話の終盤で向井くんも「恋愛ってなんだろう?」って言ってたから、恋愛至上主義っぽく描かれるのも序盤だけ?
波瑠と藤原さくらの言動からすると、ちょっとそんな気もする。
向井くんが彼女いない歴11年目を更新するとか!?(期待)

大体、赤楚さんが魚っぽすぎる。
ムードに流されすぎで、「好き」という気持ちが曖昧なまま恋愛に足を踏み入れる。無駄に優しい。「女性を守りたい」という漠然としたモットー。
これがテレ東深夜ならすぐベッドインだろうけど、日テレなのでそうならない。
恋や性がぼんやりしてるのも魚男って感じ。
ただ、ぐいぐいの20代アンちゃん・久間田琳加さんも魚座で、彼女も魚女子っぽかった!
それこそモテキに出てきそうなあざとさで可愛い!
ピンクのフードジャンパーをあんなふうに着こなせるなんて只者じゃないですね。
「アンちゃんって結構遊んでる系?」って向井くんもうっすらいぶかしがるけど、男は女のいかにもな計算も「あり」なんだと何かで読みましたよね…

ただ、向井くんは確かに元カノ(生田絵梨花)を思い出しすぎと思う。
しかも「守ってあげたかった」とか、どこから目線だと。
このへんは波瑠がきついツッコミを浴びせるけど、あのドラマは向井くんに対して全員上から目線なのがちょっと不快なのかも。自分を重ねる部分あるから特に。
日テレって、いい人の顔して誰かを小馬鹿にする番組けっこう多いと思う。

でも日テレ水10でよかったのかも。
赤楚さんの激しい息遣いとか見たくないからな…
愛すべきドジ男でいてほしい。
3話は結婚を意識した女性、しかも藤間爽子さんが出てくるので一応録画します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です