4月からのドラマ2024

新しいドラマシーズンに入りましたね。

いくつか見ました。
・VRおじさんの初恋
・ソロ活女子のススメシーズン4
・RoOT
・好きなオトコと別れたい
・虎に翼(ちゅらさん)

「VRおじさんの初恋」はNHKの夜15分ドラマ。
野間口徹さん演じるナオキがVR空間で自分を女子高生と設定したらしい。
この女子高生がすごく可愛いのですが、時々野間口さんに見えるから不思議です。
目が似てる気がするんですよね。
すごい昔の蒼井優さんっぽくもある。
VR空間での初恋相手は井桁弘恵さん。
次代の川口春奈になりそうな感じです。
さっぱり美人で嫌味がなくどこか三枚目。
したら井桁さんも水瓶座だそうで。
水瓶座のスター性ってやっぱ突き抜けてるんですよね。

ドラマスタート前、予告でおじさんと女子高生の物語と知って、一瞬ウッとなりました。
VRをはめてるおじさん役が誰かわからなかったからだけど、野間口さんと知ったならおもしろいに違いないと確信した。
案の定…というか、野間口さんは孤独でどこにも居場所がないと感じる中年役。
コミュニケーションが苦手。
NHKはこういう主役のドラマを本当丁寧に見せてくれる。
またインタビューで野間口さんは、この役がこれまでのどの役よりも自分に近かったと言う。
やっぱり…!

(写真はNHKインタビュー記事より)

ここんとこ金曜といえば「不適切の日だ!」と胸躍らせてましたが、先週最終回だったんですよね。
終わってしまった寂しさを埋めるように、河合優実さん主演ドラマが放送されるのはありがたい。
「RoOT/ルート」(テレ東火曜深夜)
が、ちょっとわかりにくかったかな…

RoOTホームページより

弱冠19歳で探偵という河合優実さんと、新人の坂東龍汰さんのストーリー。
探偵という職業柄か全体的に暗い画面で、昼に再生したからか何が行われてるかほとんどわからなかった。
このお二人、鈍牛倶楽部所属なんですね。
すごく鈍牛っぽいドラマと思った。
鈍牛といえばオダギリジョー。
かっこいい探偵ドラマと裏社会ものドラマが多い印象です。
ふてほどっぽい河合さんは、たぶんほとんど拝めないと思う。
2話は部屋を暗くして見てみようかな。

「好きなオトコと別れたい」は、毎熊克哉さんが出るというので録画予約してみました。
主役は堀田茜さん。テレ東水曜深夜放送。

「好きなオトコと別れたいHPより)

このルーズにヤリまくる感じはテレ東っぽさでもありますが、これが本当にアラサーのリアル?というあたりが疑わしい。
全員サカりすぎていて、イケメンとハイスペックがとりあえず恋愛対象。
はて、どっちと結婚すべき?というドラマ。
1話はそう見えた。
30になりたての郁子(堀田さん)が「まだ結婚してない自分」に絶望し、「このままずっと1人だったら…という不安と今後も向き合うなんてつらい…」と言うシーンがありましたが、30なりたてで孤独をそんなに恐れるなんて可哀想と思った。それがリアルのアラサーなら。
しかもその不安はいつも性行為でうやむやになる。なんだかな!
結婚したって「1人じゃない幸福・安心感」を一体何年得られるのか、その不安のほうがリアルっぽいですがね。
将来の不安を埋めるために結婚するんなら、そういう人の不安って結婚しても尽きない種類のものと思う。
だけど郁子はヒモ男(毎熊さん)の不安定さへの耐性がだんだんついていくのかな。
そんで納得して毎熊さんと結婚するんだろうか(2話以降はたぶん見ない)



「虎に翼」は期待どおりおもしろいです。
「おもしろいはず」って確信させる何かを随分前から放ってた。
なんたって伊藤沙莉さんすごいなぁ。
人を引き込むあの演技力。
その隣にいつもいる太賀さんもすごい安心感。
松山ケンイチさんは「お別れホスピタル」もだけど、最近ぴったりな役が続いて嬉しいです。
ローソンのCMもやらされてる感がなく、松山さん自身が何か変わったんだろうか。
また昼、「虎に翼」の前に放送される「ちゅらさん」がいい話なんだこれが!
私はリアルタイムでほとんど見てなかったのですが、1週目でこんなしっかり心温まるドラマだったんですね。
おばぁとKiroroが泣けます。

「ソロ活女子のススメ」シーズン4放送は予想外の嬉しさです。
奇しくも第1話・2話が台湾旅行で、「この撮影は2023年です」というお断りテロップ入ってました。

「ソロ活女子のススメ4」HPより)

楽しさも幸福感も興奮も孤独も、「たった1人で感じている」ということこそ人生の醍醐味なんじゃないかと最近思うようになったのは、映画「PERFECT DAYS」を見たからかも。
どんなに親しい人がそばにいても、感情や感覚を同じように分かち合うことはできない。
「そばにいる」とか「親しい」という事実はここにあるのに、あるからこそ共感の期待をかけすぎて苦しくなることが多い。
だったら期待を手放したほうがよっぽどいい。
手放すというのはたった1人ということ。
そう思ってからのほうが交友関係はスムーズで、周りは自然な形で私に話しかけてくるし、サラッと自然に去っていく。

私はさすがに1人で海外旅行する気は今はない。
五月女さんのようにあれこれソロ活タイプというよりかは、役所さん演じた平山のように部屋と職場の行き来で満足している現状。
なのでTVで五月女さんの行動力をただ好もしく見ている。
江口さんがまた何着ても似合うんですよね。

今晩からはテレ東で宮藤官九郎監督・脚本の「季節のない街」がスタート。
ふてほどロスが癒やされそう〜




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