イチローさん

イチローに「さん」をつけると、なんだか変ですね。
タイトルではさん付けしてみましたが、文中では「イチロー」と呼びたいと思います。

 

イチローが現役引退の意向というニュースを目にしました。
なので今、珍しくBS日テレで野球を見てる。(そのあと各ニュース番組へ移行)
試合終了後にイチローが会見をするというので、その時を待ちながら書いてます。

 

イチローは「職人だ職人だ」とよく言われますが、太陽は天秤座なのです。
そこですかさずチャートを見てみました。

出生時間がとあるサイトに出ていたので、それを信じて採用してみます。
やっぱり!というか当然!というか。
月とMCが乙女座で火星は牡牛座です。
地星座、職人!
金星は射手座ですが、これは身体性の高さと言えそうです。
ASCも射手座。これはずばり「海外」なんじゃないでしょうかね。

太陽は11室。
太陽は獅子座の支配星となりますが、なんとその獅子座も海外をつかさどる9室。
この9室ー11室が、日本という枠を超えたイチローのスタイルに思えます。
太陽ー天王星コンジャンクションも、「常識」を塗り替えるような生き方。

11室のカスプは天秤座ですが、その支配星は金星。
金星は労働の部屋6室の支配星でもあります。
イチロー選手の1室金星は、「アイディンティティー」「好きなこと」「仕事」「夢」が全部リンクしてるように思えるのですよね。
金星は唯一海王星とオーブ広めですがコンジャンクションで、夢やイメージ倍増。
寝ても覚めても野球。
野球が本当に好きだったのでしょうね…ということが感じられます。
「好きを仕事にする」とはこういうことなのかな。

 

イチローはなんとなくですが、「勘」のいい方なんじゃないかと思ったりします。
直感とか、第六感。
というのは、IC=4室の入り口のカスプが魚座なんですよね。
ICとは家で寝てる自分の意識も表されるそうで。
魚座の支配星・海王星が金星とコンジャンクション。
夢とか瞑想中にいろんなメッセージを受け取っているのでは?なんて思ったりもします。
どうやらスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなども実践されていたという、「マインドフルネス瞑想」に取り組まれていたそうです。

現在45歳のイチローは、今年のお誕生日で木星期に入るものの、今はぎりぎり火星期。
その牡牛座火星とトランジット天王星がコンジャンクションなんですね。
天王星とはずばり「別離」。
図にはないですが、双子座P火星はT海王星とスクエアです。
火星期の終わりの終わりがこんなに鮮やかな「転換点」とは…。
しかも今日という春分点、牡羊ー天秤満月の日に天秤座のイチローが下した決断。

 

イチローはN月がMCに近いというところ、そしてMCの支配星が水星というところからは、少年少女・国民にとってなじみやすいヒーローだったのだなと思ったりします。
勤勉の象徴でもあるし、N月ーN海王星はスクエアということで、神格化もされやすい。
偉大な存在なんだけど、MCが水星だからなのか大御所感というよりかは、いつまでも若々しいですよね。
いや、発言はやはり大物の風格がそりゃ漂うしスケールの大きさも感じられますが、どこかいつまでも「オリックスのイチロー」が覗くのです。

会見見ていると、イチローってやっぱり本音でしか話したくないのでしょうね。
水星が蠍座ってこういうことでしょうか。
「おかしなこと言ってる?大丈夫?」って何度も記者に聞いてました。
本当の本音を話すと周りをキョトンとさせるのでしょうか。
「感謝」とかなんだとか、記者が喜ぶ漠然とした言葉をイチローは選ばない。
本当に質問を噛み締めて考えてる。

仰木監督時代の野球、そこまでは楽しかったと言っていたイチロー。
記録を期待されるようになってからは楽しめなくなってきて・・
中途半端に野球と付き合っていたら絶対わからないこと・・
草野球・野球をまた楽しみながらやりたい・・
「これから私たちにどんなギフトを?」というアナウンサーからの質問に、「ないですよ、そんなもん」と答えるイチロー・・

よかった・・「ギフトなんてない」と答えるイチローで本当に良かった。
でもそんなイチローだってことは昔から知ってた気もします。

 

イチローといえば勤勉さ・継続・職人っぽさですが、土星が利いてるんじゃないかと探ってみました。
ただ、パーソナル天体では月と火星とでグランドセクスタイルを形成してることくらい。

くらいって、軽んじることでもなく、地星座に挟まれてるからこその勤勉さと継続性も見出せますが、その土星はドラゴンテイルとコンジャンクション。
冥王星ときっかりスクエアだったのでした。

土星は蟹座8室。
冥王星は天秤座10室。

土星は2室の支配星なので、職人っぽさや「究極の技術」としても表されてるとは思います。
ただなんとなく、この蟹座8室のテイル合との土星。
ドメスティック。
「イチローにとっての日本」というイメージが湧きました。
イチローにとって日本ってどうだろうか。
「日本のファンは最高だね!」とは第1戦のあと言ってたことですが、国内に帰ればずっしりとした何か重さも感じてしまうかもしれません。
イチローからしたら必要以上に神格化されてしまうという窮屈さでしょうかね。
わかりません。私の勝手な想像です。

あと、これまたなんとなくですが、生きてないものまで背負ってるような…。
土星8室だし、テイルだし生死だし。
阪神淡路大震災かなぁと。
土星ー冥王星スクエアは世代天体なので、イチローと同じ歳なら誰しもが持ってるはずですが、ただ土星が8室に誰でもあるというわけではない。

羽生結弦選手にも私は似たようなことを思うので今チャートを見てみたら、土星ー冥王星スクエアがオーブ広めでありました。
しかも土星が魚、冥王星は蠍。
あくまでイメージです。教科書に載ってることではありません。

 

木星期に入ったら、望むと望まざるとにかかわらず、本は出版されるでしょうかね。
木星は3室にあるのです。
第二の人生も心から楽しめそうなおもしろいこといっぱい待ってそうに思えます。
イチロー、お疲れさまでした!

 

 

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