お栄・宮崎あおいさん

NHKドラマ「眩~北斎の娘~」を見ました。

主人公、葛飾北斎の娘・お栄は宮崎あおいさん。
葛飾北斎役は長塚京三さん。
お栄の友人として著されてる善次郎は松田龍平さん。

この配役がよかったんですよね~。
野田秀樹さんや麿赤児さんも出られてました。
ドラマも見応えありました。

脚本は大森美香さん。
「あさが来た」の脚本の方ですね。
古くは「カバチタレ」も。
印象に残るドラマを数多く手がけられてます。

お栄さんのことは、私は杉浦日向子さんの漫画「百日紅」で知りました。
ドラマの原作は朝井まかてさん。

お栄も浮世絵師であり、北斎の制作助手でもある。
家事も掃除も苦手で口が悪い。
そのおかげで嫁に行ってもすぐ離縁。
火事を見に行くのが好き。
「あたしは筆1本あれば生きていける」
この間の歴史秘話ヒストリアでも、やはりお栄さんはそんな女だとのことで、そういう「像」を表す文献が残ってるなんて、嬉しくなりました。
ますます嬉しくなったのが、お栄は幼い頃から占いが好きだったとのこと!

宮崎あおいさんがああいう役っていうのがよかったのです。
掃除も家事もできない口の悪い江戸女。
善次郎役の松田龍平さんに恋人がいると知ったばかりなのに、その善次郎と寝てしまう。

松田龍平さんもすごくよかった。
「カルテット」のときは、さえない役のほうがいいなぁと思いましたが、この善次郎という江戸の遊び人気質の役にはぞくぞくした。

思えばこの2人、「舟を編む」でも共演してたんですよね。
あのときの松田さんは確かさえない役。
あんま見てないけど。
宮崎さんは、おなじみのにっこり芯の強い女性。

 

宮崎さんのこのお栄は、久々「射手座っぽい」と思って。
なんかそれが嬉しかったのでした。
今まで宮崎さんといえばにっこりしてて楽観性で物事解決していって。
それも射手座っぽくあるけども、国民的優等生みたいなポジションはプログレスの山羊的だったのでしょうか。
射手座といえばなんたって適当で瀟洒で、スキャンダルのにおいがしなくちゃなりません。

牡牛座の色気ムンムンの松田善次郎と、確信犯的に目を見つめ合わせて寝てしまうお栄。
金星蠍座の宮崎さんならやっぱそうでなくっちゃぁ!
松田さんの太陽火星牡牛座のエロをダイレクトにキャッチしたその到達を見た気がしました。

一度寝て、どんなに燃えたかわからない。
けど、お栄なら、「やっぱあんたとあたしは肌が合わねぇ」って、ぷいっともうきっとつれない。

 

「おめぇが光ってことよ。おめぇ見てるとくらくらする」

宮崎お栄さんにまっすぐこの言葉ぶつける松田さんに、こっちまでドキドキした。
あれが色気というものか…。

 

 

大森美香さんは今、竹野内豊さん主演の朗読ドラマ「この声をきみに」の脚本も手がけられてます。
1話は緊急地震速報が流れたりしたせいかあんまり印象ないけど、この間の2話目はほろっときました。
竹野内さんと杉本哲太さんとで「がまくんとかえるくん」を演じてた。
片桐はいりさんはカタツムリの郵便屋さん役!
竹野内さんはああいうメルヘンチックでヘンテコな役がいいんですよね~。
麻生久美子さんとミムラさん2人ともおきれいで、どちらも竹野内さんの相手役にハマってる気がして。
ミムラさんは妻役で現在離婚調停中ですが、でも竹野内さんは朗読によって性格変わっていく?
2人のどちらと結果的にうまくいくのかなってところを楽しみにします。

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