作者壮大さ並列

なんとまたラジオで投稿が読まれました!

TBSラジオACTIONの宮藤官九郎さんのコーナーで、「実話映画化プロジェクト」というものがあるのですが、1通読まれたことですっかり調子に乗った私はまたメールを出しました。

うちの庭に蛇が出て、隣のおじさんが獲得に奮闘する中、結果うちの父親がドヤ顔で蛇とった人みたいになった話。(とってない)
本当に大したことのないエピソードで私の投稿部分はあまりおもしろくないのですが、宮藤さんがまた想像力をめいっぱい広げてくれて、その部分がおもしろい。
うちの父親役に風間杜夫さん?はたまた岩松了さん??いやはや、ありがたいです。
「映画化はできないけどドラマ向きかな」というお言葉をいただきました。

前回の投稿も本当に小さな数時間の出来事。
こんなレベルで投稿しようと、普通は思わないのでしょうけども、やってみたりしたのは蟹座ドラゴンヘッドが私の太陽の上にとどまってるからかもしれません!

 

ところで、宮藤さんはこのコーナーで映画化並みのインパクト強いエピソードを求めているにもかかわらず、あまりに壮大なものだと「映画化するのは俺じゃないな」と、身を引いてしまいがちです。
それで私の投稿のようなヘビとかオヤジの日常感に目を留めてしまう。
確かに宮藤さんのドラマって、日常のささいな可笑しさがリアルに描かれてます。
太陽蟹座ってそういうことなんですよね。
宮藤さんは獅子座持ちでもあるので、日常のどうでもいいことをドラマチックに描く人。
一方、「オレ壮大さ得意よ!」という作家さんもいるわけで。

というわけで、今回は作者さんを太陽星座ごとに並べることで、浮き上がるものから作品の壮大さや日常感を見つめてみようと思います。
作者さんというのは、脚本家や作家、漫画家など。
映画化・ドラマ化された作品が印象的な方々中心です。
(敬称略)

 

太陽牡羊座・・・大友克洋、鳥山明、水島新司

作品の詳細は「Dr.スランプ」、水島さんの「球道くん」以外よくわからないのですが、「少年性」が特徴的ですかね。
私はアラレちゃんの少年性がずっと自分のベースにあるような気もしています。
作品いずれも長編。
普通の少年にやがてみなぎっていく壮大さが印象的。

太陽牡牛座・・・伊丹十三、臼井儀人、さくらももこ、坂元裕二、橋田壽賀子

ものすごい日常感の方々ですね!
伊丹さんは目に見えない生活の裏側まで掘ってくれた方。
臼井さんはクレヨンしんちゃん作者です。
坂元さんは「カルテット」で食卓のシーンが多かったですね。
伊丹さんも「タンポポ」での食とエロのシーンがとっても印象的です。

太陽双子座・・・青山剛昌、朝井リョウ、荒木飛呂彦、庵野秀明、池井戸潤、伊坂幸太郎、河瀬直美、是枝裕和、村上もとか、モンキー・パンチ、山田太一

「今」「時代」に熱狂的に愛される方々という印象です。主人公の目線や好奇心の抱き加減が壮大でしょうか。
名探偵コナンの青山さん、ジョジョの荒木さん、エヴァの庵野さん、朝井さんは「桐島」が映画になりました。
村上もとかさんはあの壮大な「JIN」の原作者です。
山田太一さんは時代を超えても愛され続ける方。

太陽蟹座・・・上橋菜穂子、宮藤官九郎、中園ミホ、西川美和、福田雄一、三谷幸喜

やはり蟹座は日常感が特徴的ですね。
牡牛座も日常感でしたが、蟹座は「仲間」「家族」が印象的に描かれます。
職場や地元のつながり・学生時代。
上橋さんは「精霊の守り人」シリーズが壮大です。金星が獅子座だからでしょうか。

太陽獅子座・・・古沢良太

「こさわ」と読むのですね。「ALWAYS三丁目」シリーズや、「鈴木先生」「リーガル・ハイ」「探偵はBARにいる」の脚本を手掛けられた方。
日常の中に「ありえなさ」がいつも盛り込まれてるイメージです。
そのドラマチックさが壮大と言えるでしょうかね。

太陽乙女座・・・赤塚不二夫、諫山創、大石静、細田守、弘兼憲史、山田洋次

諌山さんは「進撃の巨人」の方。実は作品をよく知らないのですが、壮大と言えるのでしょうね。
他の方は土星座的に「日常感」に溢れてるように思いますが、誰かの「ダメさ」を特徴的に描くことで、「これでいいのだ」というメッセージを浮き上がらせる作品が共通点にも思えます。
弘兼さんの「島耕作」は乙女座的にビジネス物語です。

太陽天秤座・・・高橋留美子

「うる星やつら」「めぞん一刻」の高橋さん。女性の美しさが印象的ですね。
「めぞん一刻」以外は壮大と言えるんじゃないでしょうか。
「らんま1/2」「犬夜叉」もウィキペディアでしか実は情報がわからないのですが、物語の設定は時空・国のあたりが壮大です。
キャラクターの女性らしさが天秤的。

太陽蠍座・・・カズオ・イシグロ、さいとう・たかを、高畑勲、手塚治虫、つげ義春、松本大洋

テーマが深い方ばかりです。
「命の重さ」「ただ生きること」このあたりがじっ…と見つめられてる壮大さがあります。
主人公の男性がまたいずれも寡黙でしょうかね。

太陽射手座・・・園子温、藤子・F・不二雄、松尾スズキ、松本清張、向田邦子

藤子・F・不二雄先生は「ドラえもん」や「パーマン」「21エモン」を主に生み出されたほうの藤子先生です。
全体的にSFとか戦国時代とかいう壮大さではなく、都会⇄田舎、孤独⇄自由、人間の可能性のあたりの揺らぎが浮き上がってきます。

太陽山羊座・・・井上雄彦、浦沢直樹、尾田栄一郎、北川悦吏子、北野武、倉本聰、柴門ふみ、町田康、宮崎駿、宮部みゆき、村上春樹、森見登美彦、山崎豊子

「国民的」という存在感がすごいです。山羊座はやっぱりどの分野でもメジャーに受け入れられるのですね。
思えば宮崎駿監督のテーマなんてなんとも壮大なのに、置き去りどころか観た人に壮大な感動を巻き起こす。
おそらく予算がたくさんもらえるのでしょうかね、セットやロケーションからも壮大感が感じられます。
もちろん山羊的に人の正しさや道徳に訴えかけるメッセージ性が溢れています。

太陽水瓶座・・・あだち充、石ノ森章太郎、岡田惠和、新海誠、長谷川町子、東野圭吾、松本零士、森下佳子、綿矢りさ

すごい日常感とSF的な壮大さとに分かれます。
浮き上がるものといえば「普遍性」ということでしょうかね。
森下さんは「JIN」の脚本や「直虎」「義母ムス」が代表作です。
スーパー主人公みたいな淡々と任務を遂行するドラマを生み出される方も多いでしょうか。
もしくは「人は人」みたいな心臓の強さが主人公に特徴的にも思えます。サザエさんがなんたって心臓が強いですね。

太陽魚座・・・角田光代、藤子不二雄A、水木しげる、吉本ばなな

こちらの藤子先生は「ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」が代表作です。
ちなみに「オバQ」は共作だそうです。私はオバQが一番好きです。
角田さんの作品に実はさほど通じてないのですが、他の方々には「目に見えないもの」とか不思議世界観が浮き上がってきます。
日常を描いても、どうしても壮大さが滲んじゃうんじゃないでしょうかね。

 

これだけ挙げといて、まだ知らない作品が多いというもどかしさはあるのですが、名作どれにも通じるなんてことはなかなか難しいものですね。
最初は金星星座もピックアップしてたのですが、キリがないのでやめました。
ただ金星の方が作者の好きな・描きたい世界観が浮き彫りになるようにも感じました。
金星乙女座はやっぱり屈折感が特徴的です。
宮藤さんや中園さん、山田洋次監督の金星が乙女座でした。

それにしても山羊座のメジャー感がすごいですね。
金星が射手か水瓶の方が多いのですが、「山羊」という社会的まっとうさの裏から滲み出る無軌道さや外れたがりの精神が主人公に投影されたりして、そこが多くの人に「私の話だ」と思わせるのでしょうか。
それに比べると蟹座のスケールはなんともお茶の間的です。
でも蟹座にとっての社会とは、「企業」とかより前に「家族」や「同級生」という感じです。
それもまた多くの人にとって大切なテーマ。

双子座の方たちが今なんとも華やかですね。
「俺たちは…」とか言いながら男性が1人、遠くを見つめるところから物語が始まっていきそうです。
蠍座がまた重い!
どうしても「死」を切り離せません。
蟹座の物語には「死」とかあんまり出てこないはずなのです。
獅子座と天秤座の方、もう少し探して見つかったら追加します。

 

 

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