男性と女性は全然違う

婚活イベントや合コンに参加していた30代のころを思い返しました。

参加する女性はほぼみんな魅力的だったなと。
それは身なりもメイクも髪型も、ネイルや耳飾り、まつげまで完璧な人8割。
私は2割の方の、ナチュラル人。
しかし私は会話を頑張ったほうと思います!
相手に質問をするし、相手の答えをひとまず聞く。

婚活イベントに参加していた男性はみんな真面目そうでした。
女性とあまり話したことないのかな?というおとなしい人が多く、でも話を聞くと「結婚したい」という切実さを抱えた人が多かった。
でもいかんせん会話が苦手だと。
男性ばかりの職場で、女性と出会う機会のない方が多かったです。
だから上手にしゃべれないんだそう。

だからって!!!

それは女性陣だって同じです。
7〜8年前あたり、「うんうん!」と身を乗り出したり取り分けに精を出したりして、無口な男性の心を開こうとしてた、女性たちのそんな風景を思い出しましたよ。
ちなみに合コンだと男性もよくしゃべるけど、婚活だと無口で内気な方が多い印象。

真面目で内気。
イコールいい夫になる保証なんてどこにもなくてですね。
でももしかして、男性は自分の素材にあぐらかいてんじゃないだろうかと思う。
僕、浮気しません、とかそういうことじゃなく、自分の素材をアピールする前に、目の前の人・女性の多様性に興味を持てよと。
それに男性は方向性が似ちゃうなということもよく思うことです。

もしそのイベントに、丸メガネでクルーネックニットの短髪男子がいたら、みんなその人のアドレスを知りたいと殺到すると思う。
それは、いろいろカルチャーを知ってそうに見えるから。
イコール多様性に関心ある人かも?という期待。
趣味に熱い人が少ないわけじゃない。
6人中3人が自転車・バイクと答えたイベントもありました。
他の3人はゲーム・漫画。なんか二極だったことあったんですよね。

ちなみに女性陣は「趣味ありません」と答えた人が6人中3人くらい。
でも女性は正直だと思う。
「こんな私ですが…?」を出せるのです。
そういう自分をさらけ出してもいいから誰かと結びつきたいと思っているのに、男性は何かと「陽」な自分を印象づけたい。
男性の趣味が悪いわけじゃなくて、このギャップはとても大きいんじゃないかと今更感じた気がするんですよね。
まぁ女子も、ふわふわニット着て「趣味は特にないです」という子はみんな似てるかなぁ。
そういう女子は男性から見ると、「じゃぁ僕色も受け入れてくれるかも?」と思われやすいだろうから、無色ふわ女子はやはりモテるのだろうか。
それも女の策略かも…。

女は女で、濃厚なものを出さないよう努めて競うムードは確かにある。私たち無色だけど、差異はあるはずだから感じ取ってくださいという高度なメッセージを無言で発信してたかも!
そんな差異に男性の大半は気付かないでしょうね。
でも気づかなくちゃダメなんだという切実さは女性にだってある。
たぶんそういう差異に気付いてくれそうな男性を探してるんだ、みんなみんな。

きのうの「ねほりんぱほりん」はマッチングアプリ特集。
切実に結婚相手を見つけたいと思ってる女子を愚弄するような「実は既婚男」がうようよいる実態はとても興味深く、また条件に合致した男性と出会えた!と思ったら、「自己申告が全て」と悟った女性のショックさが吐露されたり。

経営者と結婚間近!だったのに、ある日こんなこと言われちゃって愕然。

これは極端な例かもしれないけど、男性が「陽」で「上」な自分を努めて見せても、女にとってさほどいいことが起きないってのはなんでしょうね。
「陽」で「上」な男に釣られたら既婚、という事後申告とか。

例えば仕事できて稼いでて料理も掃除も趣味の女性がいたとして。
その女性が婚活に頑張ってても、それをそのとおりにはアピールしないと思う。
女は大抵、「自分がいかに素晴らしいか」なんてアピールしないはずなんですよ。

私が合コンでよく見かけた男性は、「すごい景色のいいマンションに住んでるんだけど、みんな来る?」とか、「すごいキャンプセット持ってるんだけど、みんなやる?」とか、はたまた社内イベントで200人分のカレーを1人で作ったとか、すごい秘境に一人旅したとか自転車で札幌まで行ったとか。
もちろんそんなこと言っちゃいけないってこともないけれど。
「だから何?」という空気をビシバシ出しながら「ふぅん…すごーい…」ってひとまず答える女性の顔を男性たちはちゃんと見て感じているだろうかな…。

モテる男性は、「休日なんもしてない。タバコをぼーっと吸ってるとか」と言う。
「そんで部屋で音楽聴いて…」「なんの音楽聴いてるの?」「なんか変なやつ…ヘヘ」
・・・とかってのを丸メガネカルチャーが言うのは嫌味なのですが、冬なのに薄着で「さみー」とかしょっちゅうタバコに立つような男性がモテるんですよ。
何も持ってないオレ!!
しかしそういう男性ととんと出会わなくなった!
確かにいたはずなんですよ。
これは何なのでしょう。
男性は皆、タバコが世の中的にそぐわないとわかってからちゃんとやめてるのでしょうか。
もちろんそれで助かってる人はたくさんいるし、私だって彼氏になった人に吸ってもらいたくない。
でも、でも・・・!

“男性と女性は全然違う” への 2 件のフィードバック

  1. 性差ってあると思います。
    女性はある程度コミュニケーションが取れる、最低限の意思疎通が図れる人のが多い。
    それに対して男性は変な人はとことん変で、変な人の割合も女性より男性のが多い気がします。

    嫌な言い方ですが、容姿や学歴、収入、年齢、性格、生活力(家事したり日々身の回りのことをこなす能力)など各スペックで大まかに上、中、下の3つに分けたとき、中にあたる中間層の割合が男性の場合女性より少ないと思うんですよね。

    ゆえに一夫一婦制だとどうしても中間層の女性が一定数あぶれてしまうのかなぁと思います。
    一応、独身男性はいるにはいるけど容姿や収入、コミュ力などを見るとどうにも結婚したくない、それなら独身でいる方がいいって男性が多い。みたいな。
    上位層はモテるし一人でも生活していけるがゆえに独身ライフを謳歌して結婚しないか晩婚、何回も結婚離婚を繰り返す人が多そうです。

    さらな個人的な意見(偏見?)ですが、

    ◎結婚願望がある
    ◎容姿や収入、仕事などが平均
    ◎結婚相手に身の程知らずな高望みや高い理想を求めていない
    ◎結婚するに至り、相手自身や相手の家族から反対されるような負の条件がほぼない(ギャンブル狂いや借金持ち、または家族や親戚に何か問題があるなど)

    ↑のような男性で、

    ・ある程度自分から行動に移せる→2人でご飯や飲みに行くなどのデートのお誘いができる
    ・TPOやその場にいる人に合わせた会話や適切な立ち居振る舞いがそれなりにできる→能動的な対応を取りつつも相手の反応を見て受ける側に回ることもできる

    上記の2項目に当てはまる人はだいたい30歳前後、遅くても35〜40歳までに一度は結婚していると思います。(結婚に向いているか、婚姻関係が続くかは別として)

    もちろん結婚願望がない人、同性愛の人、仕事や趣味などに打ち込んで結婚する暇がなかったなど、人の数だけいろんな事情があるので一概にこうだとは言えませんが。

    ただ、受け身すぎる人や相手にばかり条件を求めるのに自分は…な人は男女共に縁遠いかなとは思います。

    ただし相性もあるので、大多数の人から見て「ないわー」って人でもそういう人が好きな人と出会えたら上手くいくわけで(例えるなら樹木希林さん内田裕也さん夫婦みたいな)、そこはもう縁かなぁと思います。

    長々といろいろコメントしてしまったのですが、結婚するしないは個人の自由なのでとくに何とも思わないですし、既婚者が独身の方に比べて人間として優れているとも思いません。

    ただ、男性でアラフォー以上で独身の方は癖や偏りの強い人が女性より多いかな、とは思います。

    1. チューハイさん

      コメントありがとうございます。

      そうですね。
      女性が中間層多くて男性が極端になっちゃうのは、幸せのカタチみたいのがパッケージングされたような単調なものだからかな、と思ったりしました。男性みんなそれを満たせるわけじゃなく、女性も本当は中間平均的でもないのに。
      そのあたりのことをまとめたかったのになかなかできないです。
      このあともちょいちょい書き直すと思います。

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