言葉の双子座新月2020

あちこち書き換えました。

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5/23(土)の2時39分、双子座で新月でした。

 

10室の木星・土星・冥王星が、いきなり3密って感じですね。

木星=9室の支配星→海外旅行者も増えてくるでしょうか。教育施設オープンという感じもします。
土星=10室の支配星→社会は社会らしく。
冥王星=7室8室の支配星→所属先で人とたくさん会う。

明日から緊急事態宣言全解除ということで、電車もいきなり過密状態になるんでしょうかね。
やだな〜。
あと3室入口にある水星金星ドラゴンヘッドは、学校での「元気だった〜?」という明るい風景っぽいです。

新月部分は2室にあるので、「経済社会活動」に重点が置かれそう。
太陽と月は4室・5室の支配星。
家族のレジャー風景を目にすることも多くなるでしょうかね。

双子座の新月。
双子座といえば言葉・コミュニケーション。
テラスハウスのメンバーだった方が亡くなられたという悲しいニュースがありました。
誹謗中傷に悩まれていたという。
新月部分に対して攻撃性の火星がスクエア

魚座の火星は11室にあり、11室とは松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」によると、「複数の人が集い、共通の意思で実験的なことを展開する場所」でもあると。
「こうしていこうよ」と仲間でより良い方向を目指すのはテラスハウスっぽかったんでしょうか。どうでしょう。
また5度前ルールだとこの火星は12室とも言えそう。
12室と言えばネットの世界。魚座は実態・正体のわからなさ。
ASCが牡羊座(支配星火星)ということは、「言葉の攻撃性」について誰しもが思いを巡らせるのかもしれません。
スマホを持っているなら・TVを見ているなら、自分とは関係ない世界とは言えない。
いつも誰かが命を落として初めてうねりになる、それは本当に遅すぎるほど。
それでも言葉の暴力について改善の方向へのうねりが起こる、そのスタートの時期になればいいなと思います。

 

言葉の暴力は、一見温和な人からも繰り出されたりする。
大抵TVやネット世界の向こうにいる人、あと自分より弱い人に対して。
中傷しても自分が攻撃される恐れのない相手ですね。
そういう人になら何を言ってもいいと思ってる、それは絶望するほどに普通の景色だったりします。
TVに出る人を引き摺り下ろす権利があるんだと言わんばかりの、目に映るどんな人にも罵るような人。
でもそういう人って結構真面目でいい人として生きてたりも。
(ルールに厳しい人だっりもする)
空気を吐くように悪口言ってる人は、例えば隣の席の同僚を傷つけるような人ではない。

センスなのかな、と思ったりもします。
人から注目されるためにどんな言葉を使うか。そのセンス・レベルの問題。
注目されるためなら何だって言う。目の前の人に攻撃性を発揮できない代わりに、自分と無縁の世界にその牙は向かう。
誰がバカとか嫌いとか、親しい人とのごくプライベートな空間で言うならまだしも、職場やSNSなど不特定多数の人の前で言うってことは、注目されたい・世の中にインパクトを与えたい。そのために著名人の存在を利用してるだけ。そんなふうにも思う。
しかもさほど濃い感情でもなく、中傷が空気吐くような行為なのだとしたら…。
それだけに自分の悪質性を自覚することはほぼなく、ただちょっと抜きん出た存在になりたい。
攻撃性はとても手っ取り早い表現でもある。
マウンティングにもなるだろうし。

 

「なんでそこまで言うかね?」と反論すると、「だってうちの母親もバカって言ってるし」と言う人。
お母さんの影響力というのは良くも悪くもすごいものがある。
昔…って言うとオヤジくさいけど、昔は親って悪口言わない人っていうのがわりと共通認識だったような。
愚痴は言うけど中傷はしない。担任の教師が生徒を馬鹿にするような人だったら、母親は立ち向かう。
それらの体験は、悪口を抑えたい・抑えきれない時にいつも湧く強烈な罪悪感として自分の中に育ってる感覚がある。誰だってそうだと思うんだけど。

「中傷はやめましょう」という呼びかけじゃどうにもできない事態まで今きてて、これまでも怖い目にあったり傷つけられた人がこんなに多いのかということも今回知りました。
罪悪感やセンスを身につける教育の整備は急務じゃないですかね。
SNS利用者だけの話じゃなく、コミュニケーションのマナーを誰もが学ばないとならない時代。
顔をさらけださずにダイレクトな鋭さを放てるという空間というのは、例えば死にたいとかつらい気持ちを吐き出せる安全地帯という面もあるけれど、マウントが甚だしい時代性と匿名性が合わさると、その暴走は制度や罰則で鎮まるものなのかなと思う。
最高学府を出た人ですらマウント顔する時代。マウントなんてなんの解決にもならねぇ。
誰かを愚か者と見なしたいという人の心理は、正義や法で対処してもどうにもならない根が深いものがある、きっと。

 

最近見た映画
・わたしは、ダニエル・ブレイク
・ゲゲゲの女房
・の・ようなもの

ダニエル・ブレイクはイギリスの映画。
イギリスの貧困問題のことなど全く知りませんでした。
役所の対応や制度は、日本よりもっとタチが悪いかもと思った。
「私はダニエル・ブレイク。犬ではない」
こんなメッセージは誰に届くだろうという絶望感がありました。
「おかしいじゃないか」ということがどうしてこんなに届かずに。
この社会の中でどんな生き方を目指しますか?という問いが突きつけられるような映画。

「ゲゲゲの女房は」、朝ドラ版と全く違います。
宮藤官九郎さんが水木しげる役で、奥さんは吹石一恵さん。
この映画がまた最初から最後まで貧困でした。
吹石さんの大きな目が、ずっと夫への怒りをたたえてる。
でも吹石さんってその緊張感がほわっと解けたときがすごく美しい。
水木しげるさんといえば国民的漫画家ですが、この映画はその手前で終わらせてます。
ということは成功譚にしたくなかったということ。たぶん。
すごい珍しい邦画、素敵な映画でした。

「の・ようなもの」は、森田芳光監督の第1作目です。
落語と風俗の話。
秋吉久美子さん演じる風俗嬢が魅力的だった…。
伊藤克信さん演じる二ツ目の落語家が秋吉さんとも女子高生とも交際をする。
女子高生とのデートのあと、旅館の前で「変なことしないから(入ろう)」とのお誘いシーンではドキッとしましたが、「だめよ、帰りましょ」と叱られてすんなり旅館をあとにしました(ほっとした)

この映画はいろんな人が出てくるけど誰かを突出させることもなければ誰かを下げることもない。
3本ともそんな優しさが根底にある映画でした。
みんな見事に並列されてて、それが泣けるほどあったかかった。
ありふれた近しい人との会話がなぜこんなに胸を打つのかと。たまたまそういう映画ばかりでした。

 

成功とかキラキラとか、そんなんじゃないありふれた世界が描かれた文化、それがもっと誰もが触れやすいところにあればいいなと思った。
地上波で劇団の舞台を時々放送するとか、貧困とか平等性の問題が描かれた映画をもっと放送するとか。
あと映画の紹介番組が今全然ないかも?(新作の宣伝じゃないやつ)
8年前くらいの、バナナマンの設楽さんの「シネ通」って番組見てた時は映画との距離が近づいたように思ったのに、なぜあれはなくなったんだろう。
この時代にただ生きているという描写の中に、社会的なリアルのメッセージが込められている作品をもっと。。
キラキラと同じ分だけの闇が必ずある。それが普通だし、それでいいんだと、大人がもっと攻撃を中和する表現をしなきゃなんないかもしれない。
暗さや底辺、疎外の物語は確実に多くの人の救いになるんですよ。
はっきりしたものだけが何かに効果的なわけじゃなく、なんかわからないけど救われる・矛を収めたくなるような表現や寛容さ。「きのう何食べた?」や「透明なゆりかご」はそんなドラマだったとまた思い返されちゃた。

秋吉さんの高級猫のようなパーマがとっても魅力的で…!
伊藤克信さん演じる志ん魚(しんとと)に「今度電話してね」って。
なんかもう愛おしい映画でした。

(「の・ようなもの」のU-NEXTトップページより)

 

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