いいとも備忘録

「笑っていいとも!」が終わった!
終わってしまいました。

当日は仕事だったのですが、23時あたりにちらと職場のTV見てみたら、中居君が泣いてる!
えっ!?どうなってんの?

さっき録画を観終わりました。

見ながら胸に湧いたことは、どっかにとどめておきたいなと思った。
私はやっぱりTVが好きなんだよなぁとか、私の中に明るさやコミカル部分があるのだとすれば、この人たちから吸収したんだよなぁとか、そんな感慨は忘れたくないし。

オープニングの「ウキウキWATCHING」が終わってすぐ吉永小百合さん登場。
房総からの中継で。
この部分がまたゆるかった~。
長いし。
最終回でも、やっぱりこうやっていつものような「いいとも」感で終わるのだなぁと少し安心。

しかし、ずーっと映ってる吉永さんは本当にずっとお美しくて可愛かった!
タモさんの照れたおふざけに、うふふ…って笑ったり、
おばちゃんらしくはしゃいでたり、
でもほとんどは「??」みたいな表情だったり。

バッグが入ってた袋を頭にかぶせられた状態のタモさんに、大笑いしてる吉永さんの姿に和みましたよ…。

そんでCM後はさんまさん!
CMまたいだら、今度はスタンディングスタイルでさんまさんと引き続きトーク。
「さすがだな~」という安定感をしばらく感じてたけど、だんだんタモさんとさんまさんがかみ合わなくなってきて、なんかちょっとイライラしてきたその絶妙なタイミングでダウンタウンとウッチャンナンチャンの登場!

いや、さすがだな~。
浜ちゃんも松ちゃんも。
松ちゃんって、「前に出んの好きやないねん」みたいな人かと勝手に感じてたけど、ウンナンと一緒だと、いやいやいや!んなこたぁない、ということがよくわかった。

「夢で逢えたら」メンバーがあの場にそろってるという奇跡。
清水ミチコさんも野沢直子さんも客席にいたよね!?

ナンチャンって、ああいうキャラだったよなということも思い出されたし、ウッチャンの優しそうだけど一番クールそうな笑い声とか。

「とんねるず来ちゃうとネット荒れるから」とか言っちゃう松ちゃんの、この方のこういうところ、昔からずっと期待してることをいまだにやってくれる嬉しさとか、浜ちゃんのぴりぴりしたイラつきとか、そんでさんまさんのあとの第2世代ともいえるようなこの方たちの中にあっても、第1世代としての輝きを少しも衰えさせないさんまさんのはしゃぎよう。
贅沢な光景を見てます!

そんでとんねるずが登場!
爆笑問題も登場して、ナイナイも登場!

普段共演しないお笑い界のトップたちを集わせるって、タモさんパワーはすごいですねぇ。。

とんねるずってかなり巨大な方たちで、しかもスタイルが昔とちっとも変らず男前!ってことを改めて感じました。
それぞれの身長差を確認できたことにも、不思議な感慨を抱く。

私が初めて「お笑い」を感じたのは、
とんねるず。
小学生の時。
(追記:やっぱ最初は欽ちゃんだったかも。
お笑いにおしゃれさとかモテの雰囲気を感じたのはとんねるずだったけど)

兄がオールナイトフジが好きで、その流れで「夕やけニャンニャン」も大好きな番組に。
「ウケない、うーけーない」という「ウケ」の発祥は木梨憲武さんじゃなかったろうか…少なくとも私の中では。

さんまさんやたけしさんからも、「ひょうきん族」でかなり笑わせてもらったけど、「コント」とか、2人組のやり取りから繰り出される笑いは、その後ウッチャンナンチャンからもたくさん吸収し、そんで「間」という、「ツッコミ」「ボケ」とは少し違う笑いをダウンタウンから受けた、新しさへの衝撃。
その「間」のあとの浜ちゃんの怒号ツッコミを待つほんの0.数秒のビリビリした感覚とか。

一皿一皿食べて吸収して栄養となって、そんで今の私があるのだけど、何かのお祝いかなんかで私の大好物全部取り寄せて一気にごちそうになってるような、そんなスペシャル感を感じてました。

タモさんが大好きになったのは、実はずいぶん大人になってから。
今の会社に転職して「いいとも」を見られる時間に家にいれるようになって、
1日に1回はタモさんに声をあげて笑うようになった30歳ごろ。

「いいともなんて、やっぱもう面白くないよ」
そういう声は、最終回間近でもやっぱりよく聞かれた。

「いや、タモさんがおもしろいんだよ!」
「あの番組はおもしろくないよ」
ちょっとかみ合ってないプチ論争を職場でも何回か繰り広げたりもして、タモさんを語るとき、相当ムキになってる自分だけど、でも全然恥ずかしくない。

レギュラー陣からのタモさんへの感謝スピーチに、いや、あの番組のレギュラーになった方はみんな相当におもしろい方たちだよ!すごい方たちだよ!ということを胸熱くして感じてました。

もしかしたら、生放送と「タモさんとのからみ」によって、もともと蝶々だった方たちとしても、さらに美しい蝶になったみたいに、それぞれの出すべき何かが思いきり開かれてる瞬間を私はずっと見てきたのかもしれないな。

スピーチ聞いて泣いたのはローラと太田光さん。 又吉さんにもホロっときた。
声あげて笑ったのは日村さんと大竹さん。
あと、特に印象に残った三村さん、草彅くん、とんねるず、鶴瓶さん。

バナナマンは、お笑い界の中で第何世代かもうわかんないけど、でもこの方たちが確実に流れを引き継ぐのだろうな。
大御所の方たちの活躍に、「あなたたちが引退してくれないと僕たちは困るんです!」と訴える若手の姿は何度も見てきたけど、バナナマンやさまぁ~ず、タカトシだわ{キラリ}と、この方たちの頼もしさが際立ってたように感じました。

そんでローラはすごい!
ローラって、すごいよ。

タモさんへのスピーチは、泣いてる人もいれば、泣かずに真顔で真剣な思いを述べる人もいたり、「芸人魂」を感じさせる匠のトークの人もいた。
でもみんな、どこか「求められる像」に忠実で、いや、だからこそ芸能人ってやっぱすごい!と感嘆したところでもあった。

でもローラは、そのどれともちょっと違うと思いました。
ローラっぽさは多分にあったんだけど、なんというか「笑っていいとも!」という親に育てられて、しかも火曜日という勝手な親たちにほったらかしに育てられて、フシギな方向に成長したおもしろ赤ちゃんみたいな。
ローラも「家族みたい」って何度か言ってたし、「いいとも」からしても予想外に美しくユニークに育ったローラのスピーチは、「芸能人」とはちょっと違う何かを溢れさせてたように思ったのです。
「ぼうち」も可愛かった。。。
「ぼうち、いっぱい使ってね…」

火曜メンバーのみ、最終回で1人1人テレフォンショッキングのゲストやってたけど、そのときも同じこと思いました。
火曜メンバーって完成されてる!
と、すごく思ったなぁ~。
ローラのタモさんへのプレゼントの帽子が、本当にかっこよかった!
タモさんも手をぐいっと伸ばして早速かぶってましたね。

あと草彅くんにもローラと同じような、芸能人としての姿とは違う、溢れ出す「素」を感じました。
それってピュアさなのかなあ。
芸能界に入っても絶対染まらないような?
謎です。
なんだかとにかくキラキラしてた。
群を抜いて。

太田さんの「俺は邪魔者で…」と話し出したとこにももうグッときて、
「あ、やっぱ自分でそう思ってたんだ」と(笑)
太田さんのハチャメチャにのっかるタモさんの無邪気さに毎度楽しんでたことが、もう思い出となってこみ上げてきたりした。
爆笑問題の安定感にうなっちゃったし。

大竹さんがタモさんにおんぶされてた姿も、スピーチしてる大竹さんの後ろに映されると泣けてくる!
三村さんも石橋貴さんも最初真顔で、「本当は繊細でまじめな人たちなんだな」と思った意外さをやっぱり裏切って締めくくった最後の感じとか、ノリさんのふわふわした危なっかしい天然さの中から見える大人な感じとか、もうもうみんなのお人柄に関心しきりでした!
鶴瓶さんは笑ったし泣けたし、最後のフジテレビへの訴えには、「いいとも」が終わってしまうことへのいろんな不満を代弁してくれたようでグッときました。

そんで、進行によくぞ西山喜久ちゃんをあててくれました!と、何から何まで感謝の念が湧いてきます。

驚いたのが、観客席に勢ぞろいした過去のレギュラー陣には、特にマイク向けないのですね!ってこと。
野沢直子さんもいたよ!?
海外から、このために帰国?
ははぁ~・・

スピーチの間、ずっと立ってて座ることのなかったタモリさん。
どんな感慨が湧いてたかな・・。
「ありがたいけどなんも感じない」
そんなふうであったらいいな、なんて思ってた。
なぜだかタモさんに泣きそうな感傷など抱いてほしくないというか。
「俺、こういう場にふさわしくないんだよ」
そういう表情に見えた。
でも、時々サングラスの中に指入れて目もと拭ってたのは、涙だったのかなぁ。

タモさんの最後のスピーチ。
「みすぼらしい身にたくさんの衣装を着せていただきました。」
あぁ・・・

 

「それでは明日も見てくれるかな?」って最後のタモさんのコール、が最後じゃなくて
「いいとも!」ってこちら側のレスポンスが最後ってとこがニクい。
タモさんを見てるだけで賢くなった気がした日々。
くだらなさと変態と知性とからかいと謙虚さとクールさと優しさと心配りと、あと、あと…。
恋しさとせつなさと心強さとって言葉がもうぴったりだよ。

こんだけ「終わる、終わる」って言われてたから、うっかり「いいとも見なきゃ!」なんてことには今のとこなってない。
でも、後番組も声あげて笑ったとこあったよ。
今日は「徹子の部屋」の松本幸四郎さん夫妻見てたけど。
こんな感じでいいかな、これからのお昼。

 

 

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