土と水の時代

今朝の「らんまん」
松坂慶子さんにぐっときました。

しかもその後のあさイチゲスト。
朝ドラ終わって松坂さんのアップの横で鈴木アナが泣いてる気配も感じられる。
わかる〜。
旅立ったタキさん。
あのエンディングからの松坂さんには胸いっぱいになるよ…

万太郎と寿恵子の祝言が終わったあと、みんなでタキを庭に連れて桜の木を眺める。
病にかかった木を万太郎が接ぎ木して植え替えた桜。
そのみんなを見てて、このドラマは太陽土と水の人たちがすごく多いかもと気づいた。

神木隆之介:牡牛座
浜辺美波:乙女座
佐久間由衣:魚座
志尊淳:魚座
広末涼子:蟹座
松坂慶子:蟹座

奥田瑛二:魚座
鶴田真由:牡牛座
大東俊介:魚座
要潤:魚座
クララ先生:魚座
(アナンダ・ジェイコブス)

だからなんだって話ですが魚座がめちゃ多いですね!
土星が魚座にいるから?
ちなみに木星が牡牛座にいることと主役2人とも土星座というのは関係ありそうとも思うけど、私は土と水の時代が来てるんじゃないかと思う。そういうのはまずドラマに表れると思うんですよ…

今、風の時代でしょって話だけど、でも風の時代と「風の人が活躍する時代」はちょっと違うと思ってる。
むしろ風の時代だからこそ、引き離された距離感を取り戻すムードが広がるんじゃないかなと。
これまでの土時代は、「べき」みたいな拘束的監視ムードから逃れるように風の距離感が人に求められた。
とすると、これからは「距離があるからこそ結びつきや情を重視しよう」みたいな物語がドラマでもワイドショーでも増えてくるんじゃないでしょうかね。

 

そんで実際、数年前から朝ドラは土と水主役の時代になってるんですよ。
それまでは風主役が主流でした。

「舞いあがれ!」…福原遥(乙女
「ちむどんどん」…黒島結菜(
「カムカムエヴリバディ」…深津絵里(山羊
ーーーーーー このカムカムが境目っぽく ——–
「カムカムエヴリバディ」…上白石萌音・川栄李奈(水瓶
「おかえりモネ」…清原果耶(水瓶
「おちょやん」…杉咲花(天秤

「スカーレット」と「エール」は火星座主役でしたけど(窪田正孝さん・戸田恵梨香さん獅子)、「なつぞら」の広瀬すず双子
「まんぷく」の安藤サクラ水瓶
「半分、青い。」の永野芽郁天秤
少し遡っても水瓶有村架純、双子波瑠、水瓶土屋太鳳…
と、風主演陣の朝ドラって評判いいものや、アンチ多めとしても話題になるものが多かった気がします。

次回と次々回の朝ドラヒロインも土星座なんですよ!
趣里さん乙女、伊藤沙莉さん牡牛

大河も風星座主役ものはこれまで評判がよいイメージです
「龍馬伝」福山雅治水瓶、「真田丸」堺雅人天秤、「青天を衝け」吉沢亮水瓶など。
ところが大河にもここんとこ土&水感が押し寄せている。

「いだてん」…中村勘九郎・阿部サダヲ牡牛
「麒麟がくる」…長谷川博己
「鎌倉殿の13人」…小栗旬山羊
「どうする家康」…松本潤乙女
次回「光る君へ」…吉高由里子
次々回「べらぼう」…横浜流星乙女

ドラマ界には土と水の時代が押し寄せているようですね。

 

「らんまん」は昭和の朝ドラっぽさが感じられるんですよね。
何より丁寧。
どんなに地味な展開になろうとも丁寧さを省かないという矜持みたいのが感じられるというか。
あと道のりの厳しさとか、虐げられてた人の立場もしっかり描く。
今朝の分家の怒りも、もっともだなと思いました。
「今まで散々我らを見下して!」と怒ってたけど、タキは確かに見下す言動をしていた。
それをちゃんと描いて、タキも非難をしかと受け止める表情をする。
こういう丁寧さが朝ドラなんですよ!!…という感動が満たされるのは嬉しい。
ただ、万太郎と竹雄のいちゃつきは令和的サービスって感じがします(笑)

今さら「はね駒」の録画を見てますが、昔って貧困や農家、自然災害の厳しさをこれでもかと描くんですよね。
いつからかめちゃポップな朝ドラが増えて、「あまちゃん」はその傑作とは思うけど田中泯さんが怒るのもわかる(「まれ」にご出演)

 

だからなんだって話が大好きなわけですが、ここからは自分がよく見てた朝ドラのメイン出演者を並べて適当にまとめてみます。

「舞いあがれ!」
福原遥…乙女
赤楚衛二…
山下美月…獅子
横山裕…牡牛
目黒連…水瓶
永作博美…天秤
高畑淳子…天秤

☆舞ちゃんと貴司の実直愛情ストーリーでしたが、柔軟宮らしく形が定まらないまま月日が延々と流れていきましたね。
そういうとこに喝を入れるのはいつでも火星座(山下さん)で、そういえば煮え切らない柔軟お父さん(松尾諭射手)の尻をいつもたたいてましたね。
風星座は最近、主役にくっついたり離れたりして揺さぶりつつ、最終的に適度な距離感に着地する人たちという気がします。

「ちむどんどん」
黒島結菜…
宮沢氷魚…牡牛
川口春奈…水瓶
上白石萌歌…
竜星涼…牡羊
山田裕貴…乙女
前田公輝…牡羊
飯豊まりえ…山羊
仲間由紀恵…

☆家族と地元をベースにした「愛が勝つ」みたいな楽観性がずっと漂ってた気がします。
魚座というのは「定める」ことが苦手なのかもだけど、ほのかな想いを年単位で色あせず持ち続けられるすごい人なのかもしれません(黒島さん・上白石さん)
火星座の竜星さんに「事件簿」のすべてが負わされ、ドタバタの中において土星座の人たちの存在が本当に救いになったドラマでした。

「カムカム」は登場人物多いので省略。

「おかえりモネ」
清原果耶…水瓶
坂口健太郎…
永瀬廉…水瓶
蒔田彩珠…獅子
今田美桜…
夏木マリ…牡牛
西島秀俊…牡羊
内野聖陽…乙女
鈴木京香…双子

☆前も書いたことあるかもですが、150度ってなんかおしゃれカップルなんですよね。
菅波先生は役としてはあんまイケてなかったはずなのに、モネと向き合うとこっちまで妙にドキドキしちゃう、そんなシーンが多かった印象です。
やっぱ事件簿的な熱さを見せるのはいつでも火星座で、牡牛座は「コツコツ」の中にしか真実はないことを教えてくれる。
結局モネもなんだかな…という感慨も胸に渦巻くのですが、そういう疑問を野暮と思わせる説得力が風星座というか水瓶にはあると思うんですよね。

「おちょやん」と「エール」はあんま見てませんでした。

「スカーレット」
戸田恵梨香…獅子
松下洸平…
大島優子…天秤
林遣都…射手
富田靖子…
北村一輝…
伊藤健太郎…
佐藤隆太…
水野美紀…
黒島結菜…
イッセー尾形…

☆魚と蟹がめちゃ多かったんですね。
でもほらやっぱ150度カップルですよ。
これまた喜美子と八郎の関係にずーっとドキドキしてた気がします。
そんで黒島さんと八郎がデキちゃうというんだから、獅子座が許すわけがない。
そういう熱さを「火」にぶつけることで芸術へと昇華する喜美子ですが、何せ熱くなりすぎる。
そこへ「水」をうまくぶっかけたり「風」で涼やかに気分転換させるのが、喜美子の家族や友達の大島さんだったと。
水星座が多いからか、色気のあるドラマだった記憶です。佐藤隆太さんとか伊藤さんとかよかったなぁと。

 

ひとまずこのへんまでにします。

ちなみに「らんまん」で火星座は牧瀬里穂・宮澤エマ(射手)、池内万作・田辺誠一・河井克夫(牡羊)、ディーン・フジオカ・安藤玉恵・成海璃子(獅子)などなど。
風星座は高藤役の伊礼彼方(水瓶)、宮野真守(双子)、田中哲司(水瓶)、前原瑞樹(天秤
水星座はまだいっぱいいます。
寺脇康文・いとうせいこう・島崎和歌子・宇崎竜童・中村蒼()、メガネの方の前原さん(
そんなに全員はチェックしてないけど、魚座がとにかく多い。個人的に魚座への関心が強いので、役柄などを楽しみに見つめたいと思います。

 

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