大事な水星・金星期

自分にとって水星期と金星期は、「私」を形成する重要な時代だったとつくづく思う。

みんながそうかはわかりません。
私は水星と金星のアスペクトが豊富でソフトアスペクトばかりなので、「良き時代」として特に印象に残りやすいということもありそう。
それに太陽期や火星期だって相当重要です。
こちらはハードアスペクトがあるからか、水金時代とは重さが違う感じ。

自分の大事な部分を形成する水金時代をアスペクトなどから言語化してみます。

☆3室双子座水星期(7〜15歳ごろ)
 アスペクト:金星・木星とで小三角、天王星とトライン

・言語成長時代(年上のきょうだいに追いつきたいという原動力)
・読書好き(感想文好き)
・物語や漫画創作の試み(ドラマ好き)
・PCとの出会い(父が会社からPCレンタル)
・マニアック文化開眼期(大槻ケンヂやイカすバンド天国)

☆6室乙女座金星期(16〜25歳ごろ)
 アスペクト:水星・木星・火星とで小三角、水星・天王星とで小三角

・恋愛期(怒涛の片思い期)
・労働期(培われた一生新人モード)
・胃の不調期(このあとずっと抱える)
・業務に必要な特殊PC資格との出会い
・音楽と映画と読書期(カルチャー大吸収期)
・街歩き期(よく行った街→渋谷・原宿・吉祥寺・下北沢)
・友人と旅行期(青春18きっぷ)
・怒涛のカラオケ期(太陽期はパタっと行かなくなる)

★水星期〜金星期は、「今の自分」を形成する大事な出会いが盛りだくさんでした。
「言葉とPC」&「カルチャー青春時代」とでも言うような。
特に金星時代は敗北恋愛がそこそこあったものの、1人をすごく楽しんでいた。
卒業旅行は、仲間がアメリカとヨーロッパ2つの計画を実現させたけど、私はお金がなくて1人で関西3都旅行。
だけどみじめな気持ちなどなく、神戸のトアロードでモーニングパンを堪能していた。
今も1人を楽しめているのは、あのころに楽しみ方を獲得できたからとも思う。
ソフトアスペクトって思い出も軽やかですね!

しかしこれ以降、人生の重さを初めて知るような時期が到来。

☆4室蟹座太陽期(26〜35歳ごろ)
 アスペクト:土星とコンジャンクション、木星とスクエア

・労働充実期
・職場結束期
・結婚願望期
・母と一蓮托生期(家族内の出来事多)
・家に父親がいる期(定年後の父と一番通じ合えた記憶・この時期死去)
・転職期(無事資格取得)
・初の一人暮らし
・ホロスコープとタロットの勉強開始

☆1室牡牛座火星期(36〜45歳ごろ)
 アスペクト:月とスクエア、金星とうっすらトライン、冥王星・海王星とでヨッド

・自分探し期(種々の体験会・勉強会・講座参加)
・スピリチュアル学習期(占い方向へのギア)
・岡村ちゃん期(音楽への希望を取り戻した)
・男性への嫌悪期(女性9割の職場で10年働く間にそうなった)
・怒りと涙噴出期(さまざまセラピーで潜在的なものが浮かび上がる)
・正社員から非正規へ
・ブログ&鑑定スタート

★こう書き出してみると、水金時代は「自分形成」の大事な時期だったとして、太陽火星時代は「怒涛の自分探し期」だったなと。
それは暗くて長いトンネルだった。
とりわけ占い方面への一歩が怖くてしょうがないときのことを今でも思い出します。
松村潔先生の分厚い本を欲しくなってしまった自分。
スターゲイザーをダウンロードしたら引き返せなくなりそうな自分。
あのころは何を決めるにも苦しくてしょうがなかった。
決めちゃえばフットワークは軽いんだけど、選択ひとつでその後の人生が決定づけられそうなプレッシャーをやけに感じてました。


そして今、木星期。
まだ途上だけど気配だけ書き出してみると・・

☆1室牡羊木星期(46〜55歳ごろ)
 アスペクト:水星・金星との小三角、太陽土星とスクエア、天王星とオポジション

・自分=相手期(自分が相手に映し出すものは自分内部のストーリー、みたいな)
・自分いたわり期(カウンセリング通ってでも自分を大事にする)
・若者との交流アゲイン期(新しい職場の仲間は20〜30代)
・実家通い期(母の高齢化)
・体拡大期(脂肪がすんごいつくものです)
・適当期(怒るエネルギーが激減してどうでもよくなる)

★1ー7室のアスペクトらしく「自分ー相手時代」とでも言えそうでしょうか。
加えて4室が重く絡んでるので「家族責任時代」

あと木星って拡大天体と言うけど、本当に体が拡大していくんですよね。
脂肪のつき方がハンパない。
今は消化が鈍くなってるので、食事の取り方を調整して体重は落ち着いてきた。
それでも脂肪は落ちないもので。
顔とかから落ちていく。頬に影が入るやつね。

そしてここんとこのブログでもしょっちゅう書いてる投影とかのこと。
ずいぶん昔から「相手は変えられない、自分を変える」というあたりのことは本や講座で学んだつもりでいても、あんまわかってなかったというか、強いブロックがあったんだと思う。
木星期に入るといろんなこだわりも溶けていくので、真に自分を見つめられた体感はあります。
それでもまだブロックはありそうだけど、自分と出会って親しくなった相手は特別に大事な人と思えるようになった。男女問わず。
癒やしが上手になったからかな。
自分を癒やすためならなんでも試したい。
でも無理することはしたくないのです。
誰かと衝突なんてもってのほか。

木星は水星とも金星ともアスペクトをとっていて、だからあの時代を特別に思うのかも。
金星期だって胃が不調で学校行きたくないときもあったし、満員電車がいつも苦痛だった。
今よりずっと神経質で、周りとの衝突もそれなりにあったのに、あのころの純粋さが今も自分の中にあることがやけに嬉しい。
次の土星期は当分先だけど、ただ土星ってMCの支配星なんですよね。
そのころに社会的な満足度を得るために大事な舵取りをしていく木星期となるのかもしれない。
水金時代の宝物の日々に種が落ちてそうとも思う。

“大事な水星・金星期” への 4 件のフィードバック

  1. ご返信ありがとうございます。

    金星期って、結局ちょうど思春期ですもんね。
    精神的にも肉体的にも未発達で、うまくコントロールも出来ないところも多いですよね。

    セクスタイルそうなんですか!
    shikiさんにそう言ってもらえると急にめっちゃええやんって気持ちになりました(ポジティブ)
    スクエアとコンジャンクションが多めで、セミスクエアも結構あるんですけど……ハードアスペクトがあった方が困難を乗り越える力が付きやすくなるってのを前どこかで見かけたので、これもポジティブに捉えることにしました笑
    土星、確かに現実でも年上(目上)の方には今までとても恵まれてます。

    なるほど、期でやっぱり変わるんですね。
    ですね〜でも行動したのは金星期(20歳頃、ちょうどN太陽にT土星が来てた頃笑)でした。
    それから10年近くずっと自分と向き合って、ようやく自分を心から好きになれたなと思います。

    1. meeさん

      確かに水星・金星期って大人からは「若くていいわね」と言われるわりに、当人は成績とか体調とかコントロールできないことにぶち当たってるんですよね。

      セクスタイルは一見地味ですが、自分の得意分野をいつの間にか形成してくれるありがたいアスペクトと思います。
      ハードアスペクトは自分に見出すと重い気持ちになるかもですが、「苦難を乗り越えただけあって」という深い人間性が魅力として放たれやすいですよね。

      meeさんが行動されたのは金星期だったんですね。
      土星が絡む選択は、長期的に見て本当に良かったと思うものが多いです。
      現在のご自身につながってるの何よりです。

  2. こんにちは。

    それぞれの期を書き出すの、振り返りに良さそうで私もやってみようと思いました。
    水星期は割と楽しかった(精神的に未発達なのもあって自由でもあった)んですが、以前shikiさんに鑑定してもらった時言っていただいたように金星期がまあ辛くて……笑
    暗黒期でした。金星天秤座なので、そこだけ見ればキラキラっぽいんですけど……もちろん、楽しいことも沢山あったけど、そういえばあの辺の頃が一番毎日、理由もなく希死念慮がありました。
    今は、あの頃踏みとどまってくれてありがとうと思います。

    私は全体的にハードアスペクトが多くて、ソフトもあるけどセクスタイルばっかりで、トラインが感受点や小惑星除外すると2つしかないんですよね笑
    ただ、土星と木星金星なのでなんというか……個人的には少ないなりにも引きが良かったんじゃないかと思ってます笑

    そういえば、心の中を意識して言語化されるようになってから、shikiさんの雰囲気が(文章でしか存じ上げませんが……)なんだかとても柔らかく軽くなったような気がします。
    というか、ブロックを外していくと楽になりますよね。
    私も精神世界的なものを詳しく知って、そちらからアプローチしたらすごく楽になって、今は自分のことが本当の意味で大好きになりました。
    もちろんこういうのは向き不向き、好みもあると思うので他人には推奨したりはしないんですけどね笑(扱いを間違えると危険ですもんね)

    ともかく、まだ何年か先ですが火星期は水星期と同じ配置(ネイタルのみの話)なので、これからの参考になるかもしれないですから、shikiさんを見習って書き出してみようと思いました。

    1. meeさん

      金星天秤でも暗黒を感じる体感だったんですね・・
      そう振り返ることができるのすごいです。
      思えば私も金星期、太陽期よりもずっとマイナス思考だった部分もあります。
      こじらせが培われちゃったんだけど、「それこそが自分」と今はおもしろがれてるのも、木星期まできちゃってるからかもです笑

      セクスタイル、私はいいアスペクトと思いますよ!
      かなり器用に使えます。
      使えますっていうか勝手に器用に働いてくれる感じで。
      もっと強いスクエアアスペクトとかあると、そっちに引っ張られることもありそうですけどね。
      土星のソフトアスペクトは、信頼できる年上の人に見守られてる感じがしていいですね、うらやましいです。

      私の文章が変わったのは、やっぱ木星期になったこともありそう。
      おおらかというか、いい意味でどうでもよくなるんですよね。
      meeさんは今、太陽期なのですね。
      太陽期って人生の大事な選択をしたり、大人の自分が確立されていきますよね。
      meeさんも自分を大好きになれる方面を見つけて行動されたという大きな選択をされたのですね。
      「あのとき何ができたかな」ということを私も太陽期もっと掘り下げてみたら、また違う感慨が湧きそうだなと思いました。
      コメントありがとうございます。

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