松さん、松さん

今日の「徹子の部屋」は松たか子さん。

なんと、「徹子の部屋」初登場というじゃないですか!
録画予約済み。でもリアルタイムでも観てます。

私は松たか子さんが好きで好きで。

顔だちがとても好みってことなのかな。
もともと私は男っぽい気質たっぷりな方が好きでもある。
いつしかの「ぴったんこカンカン」で、フォークリフトを器用に操るお姿には、かっけぇな~!とうなってしまったほど。
あと舞台での存在感、エネルギッシュだけど熱すぎないゆるさのあるキャラクターとか、そういう親しみやすさに惹かれる。
潔いショートカットとか、
ああいうふうにしてみたいわ~と
そのナチュラルさあふれた松さんの魅力の中に、なんとかして自分との共通点を溶け込ませて吸収したいなぁ~という近しさと憧れが混在したような感情を抱かせる方です。

 

初めて松さんをお見かけしたのはBSで放送されてた「藏」で盲目の少女、烈役。
ちなみにその時の子役は井上真央さんで、井上さんの堂々とした演技にも胸を打たれたのを今でもはっきり覚えてます。
つまりはこの18歳の松たか子さんから、ずっと応援させてもらってます!

松さんの一般的なイメージって、どんなんでしょうね?
「松さん、好き好き!」
とかって、実はあまり聞いたことない。
アイドル的なファッションとか仕草で人気を得る方ではないし、お育ちのよさとか演技の確かさが、放っておいても危ういことにはならないだろうという安定感であるからか、「愛でられるお花」的なガーリィさを発する方とは一線を画すような、いつの間にかすくすく成長してた立派な大木みたいな存在は、時にちらちら新緑のような清々しさでもって、いや、ミントっつーかな、ハーブ的な…
なんて、もう形容が止まりません!

なんたって、佐橋さんと結婚されたっていうのがいいじゃないですか!
「徹子の部屋」の番組案内には
「結婚秘話も」みたいなことが書かれてて、それも楽しみにしてた理由のひとつです。
仲良くされているだろうとは思うものの、忙しい松さんの結婚生活は秘かに気になってたことでした。
その「ぴったんこカンカン」に出てたとき、麻布十番のとあるところで安住さんと松さんと待ち合わせしてて、
「今日は旦那のいるところに…」
と、どこかへ安住さんを案内する松さん。
このとき安住さんは
「え!松さんの旦那さんって、ギタリストの佐橋佳幸さんですよね…えっ!お会いできるのですか?」とびっくりしてたけど、私もTVのこちら側でその2ショット見れるのか!と胸躍らせてました。

「旦那です」
その正体は、映画「夢売るふたり」で共演した松さんの夫役の阿部サダヲさんだったのでした。

あ、そっちね・・・
と、少々がっかりしたものの、そのあと本当の夫婦生活についても安住さんつっこんでくれてました。
そのとき、
「遠洋漁業に出かける妻」
と、松さんの働きぶりについて佐橋さんがおっしゃっていたといようなエピソードを明かしてくれていた。
ま、なかなかおうちで顔を合わせられないということでしょうね。

今日の「徹子の部屋」では松さん、
「初めて喧嘩もできる相手」
「楽になれた」
みたいなことおっしゃってて、じん…となりました。
それホント理想だよ!
喧嘩もできる相手ってのがね。

よく聞く仲良し夫婦のエピソードといえば、「喧嘩なんてしないのよ」とか、マイルド優しげアピールばかり耳にするけど、それが理想の結婚のかたちであるなら、自分はそこに当てはまらないのかもしれないと思っていた。
喧嘩上等!
ま、そんな人はあんまいないだろうけど、でもイライラを収められない弱さすら見せられる相手だったら、本当にどんなに楽だろうなと思う。
そうやって松さん夫妻は切磋琢磨してね…。

<松たか子さん>のホロスコープは前にもチェックさせていただいててそれを思い返してみるならば、太陽は双子座、月は牡羊座で、サバサバかつユニークな男前気質はここからうかがえます。
けど水星・金星・火星が牡牛座。
物語が恋愛ものでない場合とか、まだそこまで至ってない場合、松さんはとにかく勇ましいはっきりした役を演じられますよね。
時に女らしくねぇと形容されるような。
「夢売るふたり」でもそうだったし、「HERO」も然り。

でも恋愛感情とか愛憎が芽生えた時の松さんからは、色気がどばっと溢れ出します。
こういうのって、ホント男の人はすぐ気づくのでしょうね。
絡めとられそうなエロさだったりするのでしょうか、男性にとっては。
長澤まさみさんも、太陽・月と、金星・火星の関係が似た感じです。
最初は軽~いさっぱりした、周りを茶化すようなキャラなのに、本気で誰かを愛すと重さのある色気を発するというか。

松さんの金星と火星はぴったり重なってて、しかも私の火星牡牛もごく近いところに位置してるから、松さんの魅力にじんじんするゆえんは、ここなのでしょうね。
生き様すら憧れるというか。

松さんの太陽は木星とごく近く、これはお育ちの良さもさることながら、
大舞台にも立てるような輝かしさも感じられます。
そして太陽と海王星は180度。
ザ・芸能人。
太陽は夫とも読めるので、それも納得のゆくとこでもありますが、父親像でもあります。
お父さんは芸能・文化の世界で人に夢を与える華やかな方…。
この太陽は、松さんにも松本幸四郎さんにも佐橋さんにも当てはまってるような。
一見、分野が全く違うようにも見えるご夫妻の活動について、でも「舞台に立つことの孤独さを分かり合える」というようなお話もまた、素敵なお話だなぁ…とウットリ聞いてました。

ちなみに佐橋さんのホロスコープをちらと見てみると、奥さんを表す月は獅子座で金星の近くにあり、海王星と90度。
華やかな世界の奥さんは芸能活動で忙しすぎる人と、読めるんじゃないかな。

ところで松本幸四郎さんといえば、結婚された松さんのことを「(絶対嫁にやらないと思ってた)たか子は嫁に行ってしまったけど、稽古場に行けば会えるから…」といつも言ってるいじらしいお姿が印象に残ってるけど、松さんによれば、別に舞台じゃなくてもしょっちゅう顔合わせてるとのこと。。
「あの人はそういう自分物語を作って、その世界を楽しんでる人だから…」という松さんの証言は、笑えるけどもなかなかにショックなものでした。

そんで、松さんが結婚する前に幸四郎さんにギターをプレゼントされたというエピソード。
そのとき幸四郎さんは、
「今思えば、あれが…」
と、それが松さんが結婚するということの伏線・作戦に気づかなかった自分、そして父親とは時になんて愚かなのか…と、まるで過去の行いを悔やむ寅さんのような表情で己を恥じてらっしゃいましたが、まぁコミカルで!

あれも松さんによれば、「こういうギターないかなぁ」と幸四郎さんが言うので、佐橋さんに聞いてみましょう、ってなとこからのプレゼントだったらしく、「嫁に行こうとしてる娘の作戦…」なんてのは完全にお父さんが作ったドラマとのことで。

松さん言うところの「幸四郎劇場」では、そういう現実的なやりとりはカットされて、お父さん自身の内で仕立てるストーリーで1人盛り上がってるとの証言(笑)
「いいんです、ここにいる方だけが信じてくれれば…」と、その嘆息はとても印象的でした。

そこで松本幸四郎さんのホロスコープもちらと確認してみたならば、太陽・金星・冥王星が獅子座。
特に金星・冥王星はコンジャクション。
これかっ!

ドラマ仕立ての人生…。
まぁ、そういうストーリーを期待しちゃう私たちを存分に楽しませてくれる究極のエンターテイナーということでしょうよ!

松たか子さんは太陽期(25~35歳)は、梨園だけどノリがよい、みたいな双子座的軽快さが特徴だったかなと思うのですが、火星期(35歳~45歳)に入ってから、牡牛座的なぐっとアダルトで重めな役どころが増えています。
「女」のダークな部分が強調された怖い役とかも。
結婚もされたということもあるでしょうけど、サバサバ感が特徴だと思ってたのに、いつの間にかずいぶんしっとり健康的で包容力ある色気が放たれてる。

45歳以降の木星期は、木星双子座というとこからすると、コメディエンヌとして一層輝かれるのじゃないかなと、その活躍のイメージがもう目に浮かびます。

 

こうまで語っといて、まだ生の舞台での松さんにはお目見えできていません。
だって、チケットいつもすぐ売り切れちゃうから…。
BSでは見てますよ!
特に「天涯の花」が好きでした。
ドラマ「運命の人」での貞淑な妻約は、
最初、合わないのじゃ…と思ってたけど、
いやいや、後半ブチ切れたり底力がはじけだして、
「これだよね!」みたいな光を見届けられた気分は、
なんとも爽快でした。

やっぱミントのようにね、
すーっと男前に、誰とも違う清涼感で、
これからもやっちゃってほしいと思うのです。
どんなコミカルでも、きっとホントのところの色っぽさは隠してても放たれちゃうから、
それを受け取れたら、秘かにその興奮を楽しみつつも、
昔の友達みたいな近しさで応援は続いていくのだと思います。

 

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