私だけのスピ土星

時々土星のことばかり考えます。
私の太陽が土星と合だからか、つい深刻に考えてしまう。

また現在、水瓶T土星ーN月が絶賛オポジション中。
やっと離れつつあるけれど、いやぁメンタルがつらい。
仕事や人間関係はわりと順調なのに満足感が少なく、つまりは自分へのダメ出しが強まってんですね。

 

過去の土星アスペクトもたどってみました。

2013年・・T土星ーN月スクエア
→ 当時通ってた夢分析勉強会でメンタルがずたぼろになり、家に帰っては号泣…ということばかりでした。
「インナーチャイルド」というものを意識した初めての体験だったかも。
また母親・家族の存在が自分にとって「陽」ばかりでなく「陰」でもあったと突きつけられたショック。
講師は私のどこかしらの「甘さ」を目ざとく突いた。「バカ」と言われたことはいまだに傷であり怒りです。母親に対しての遅れた反抗期でもありました。
つらい1年だったけど、幼いままだった何かは書き換えられた気がします。

2006年・・T土星ーN月コンジャンクション
→ 結婚願望MAX期。
高まる気持ちと見事に反比例するように、年初から交際相手の気持ちが離れていくのを感じた年でした。
それでもまる1年は何とか交際していた。この年のクリスマス後に彼は失踪(数ヶ月音信不通→翌年連絡あり)

1998年・・T土星ーN月スクエア
→ 社会人1年目。支店長秘書の女性に厳しく教育されました。
こんな雑な新人見たことがない、親の顔が見たいと言われたあれこれは今じゃモラハラレベル。
だけどまぁ、半年は誰にも彼女の愚痴を言わずに耐えた。それが成長と信頼につながった自覚はあります。
「気を利かせる」ことができないコンプレックスがいくらか克服された時期でした。

1991年・・T土星ーN月オポジション
→ 高校1年、初めて彼氏ができて秋に交際開始。正月には大宮で初デート。バレンタインデーに振られたものの、最悪な日々ではなかったはず。

 

土星が絡むといずれも「このままじゃいけない」とか「ちゃんとしていこう」という戒めと努力の日々になるようですね。
そんでいくらか成長してると思うのですが、「ちゃんと」に届かないかもしれない…という不安を抱えながらの歩みがなんとも苦しい。
しかし結果的に「ちゃんとライン」に到達できたとしても、「これでいいのだろうか(合ってる?)」という心細い日々の連続。
いつの間にか自己肯定できてるんですけどね、外側に答えや承認を求めるクセがすっかり身についてしまう。またそれなりに恋愛期でもあるというのは、相手に自分の何かを投影しつつ自分を成長させようとしてるんでしょうね。相手の存在によって自分を社会にアジャストさせようとしてるのかも。今まだ片思いとはいえ恋愛期アゲインなわけで。(私の場合、N月が5室だからかも)

 

今のT土星オポジション期。
40代だからか、バラエティ豊かな「ちゃんと」に総決算みたいに追われてる感覚。
・非正規であること(将来大丈夫なのか!?
・新しい技術の習得(まだ失敗してるのか!?
・40代の恋愛(発展を望むなんて恥ずかしくないのか!?
・ほか、40代なりの問題(いろいろ放置してるだろう!?お前はまだそんなレベルのところにいるのか!成長してないんじゃないか?金はどうすんだ?

カッコ内のセリフは「いかにも土星が言いそうなこと…」と私が勝手に想像してるだけで、実際の土星の声ではないはず。ゆうべそのことに気づきました。
私にとって土星はミヤネ屋であり坂上忍でありヤフコメであり職場から注がれてるような目線だった。
違和感たっぷりでむしろ嫌悪しかないのに、なぜか無視することができない。沿おうとしてる力学がまんまと働いてるかのよう。

N月の被害感情ばかりクローズアップしてたここ最近ですが、私を痛めつけてる(と感じてる)その土星とやらは、私にとって何なんだ?ということを見つめてみました。そしたらば!
N土星こそが今、T冥王星との絶賛オポジション中だった。
冥王星といえば「徹底的な生まれ変わり」ですよ。しかもP海王星ともオポジション中。
あのカタブツの土星様こそ変化にさらされている?
いや、土星様の変化というより、「私が土星をどう感じるか?」の書き換えのタイミングかもしれない。

 

眞子さまの土星を見てみたとき、誰にでも「私だけの土星」があるんだなと思いました。
なんか土星って社会代表みたいじゃないですか。常識代表。
でもですよ、サビアンメッセージを見てみたらばこんなスピリチュアルなことはない。

私の土星は蟹座22度「ヨットを待つ女」

待ってんですよ。白馬的なものを待ってるとも言われる。
思い込みの中の土星様なら「待ってるって、そんな他力本願でいいんでしょうか。タカさんどう思います?」と宮根のような口調で軽んじるのでしょう。
しかし冥王星と海王星から、「お前は土星の声を確かに聞いたのか?」と突きつけられた気がした。
ヨットを待つ女。とても受容的で、なんか期待で胸いっぱい。けど期待が期待を引き寄せる。ヨットがいつ到着するかは誰にもわからない。
ここで森永卓郎さんなら「本人が待つって言ってんだからそれでいいんじゃないですか?」と言うだろう。社会にもいろんな声がある。
松村潔先生の本には「何か欲しいものがあるなら自分から行動して手に入れないとダメだというアドバイスは、この度数を持つ人には適していないことになります」と書かれてる。
なんともスピリチュアルじゃぁないですか…

対向の山羊座22度は「敗北を優美に認める将軍」
でも太陽期や火星期じゃ負けてらんなかったですよ。待ってもいられない。
「つかみにいく!」そうでなきゃ結果はついてこないと思ってたし、結果が出ないのはすべて自分が悪いからと思ってた。
しかし星はそんなことを私に求めてない。私はそんな星のもとに生まれてきたわけではない。
木星期だからこそ受け入れられた価値観。
私の木星は土星とアスペクト取ってるからとも思う。スクエアです。
あんなに怖がってたカタブツ土星のことをわかりたいと思えた。
常識の中で揉まれて揉まれてバランスとって、ここまでやったからこそ土星のスピリチュアルな世界観を受け入れられる気がした。真面目一筋だった自分の親が実は夢を抱く1人の人間だった…みたいなね。誰に笑われても崩せない自分らしさ。誰もがいずれはそこに戻る。

何でもやみくもに待つってわけじゃないけど、ヨットが到達しやすいように心のさざ波を穏やかにしておこうと思う。なんのこっちゃですね。土星のスピリチュアル性は人それぞれ。
自分の支えになるメッセージが必ず内包されていると思うのです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です