ゆうべ寝る前に

眠る前のよりどころを探す今日このごろ。

それは主に文字で、最近じゃ河合隼雄、誰かのブログ、そしてなぜか#ちむどんどん反省会(これちょっと前か)

読みつつ自分の内部も照らすような平和な同時進行に癒やされて、いつの間にか寝てしまう。

それらもひととおり読み終わったり、なかなか更新されないブログだったりで、最近はただあおむけのままスーッと寝てしまうことがなんかつまんない。

 

自分の内部が一瞬照らされたようなとき、何か真実・発見だかにたどり着きそうなとこでいつも寝る。
それはそれで気持ちいいんだけど、その真実・発見とは何なのか、喉元まで出てきそうで出てこない。夢の中で探索してるのかもしれず、自分の夢日記を見返すこともある。
ははぁ…という感覚だけ味わった気になってやっぱり即寝る。何もつかめないのもまた気持ちいいんだけど。

 

ゆうべはまどろみつつ実績のことを考えた。
私にも三笘の1ミリのような実績があったはずだと。
ただ、それは誰も知らない。

こんなに頑張っても誰も私の実績を知らないことがとにかく悲しい時代があった。shikinemoliの1ミリを誰も知らない。親に話したところでうまく伝わらない。
「すごいね」と言ってくれたところで満足もしない。
継続的な自分の頑張りを誰かに見守ってほしかった。
一瞬のスーパーナイスな判断を知り合いに称賛してもらいたかった。
誰も見てなけりゃ実績ゼロと同じなんじゃないかと、凍えながら橋を渡ったあの冬を時々思い出す。

 

今はですね、自分しか知らない、これ大いに結構と思ってます。
自分のほとんどのことを他人は知らない。家族でさえも。
でも自分だけが知ってることの強み。信頼してるから。信頼できるようになったというか。自分が自分を。

読む本がなくなったので、ついに自分を鼓舞して、そして寝る。

 

 

 

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