12室と舞台人たち

コメント欄で12室の話が出たので、自分のホロスコープをまた眺めてみました。

12室って、そうしてふいに話題に出ないとあまり意識しないとこ。
でも最近、大谷選手や藤井聡太くんのホロを見てから、12室って人智を超えたパワーを宿すとこなのかも…と感じたりしました。

でも私が勝手に感じるだけで正解にたどり着くことはない。
自分の使命を探るべくホロスコープを見つめても「わかった、こっちだ!」ということもないのかもしれず、何がどうでも「信じる」にかかってる気がして。

 

私の12室はインターセプトなんですよね。
1つのハウスがすっぽり覆われている。

惑星はないけど、私はいつも支配星をチェックします。
インターセプトだと12室に関連する星が増える。

12室に関係する支配星:天王星、海王星、火星

惑星の入ってないハウスは、入ってるハウスと比して存在が薄まりがちと思う。
私にとってハウスとは「劇団・劇場」みたいなイメージなんですよね。
惑星は舞台人。

惑星の入ってるハウスは、所属役者を抱える劇団・劇場。
惑星の入ってないハウスは、他に所属する舞台人を寄せ集める劇場。
さしづめ支配星は、劇団を維持管理するスタッフでしょうか。

キラキラした若い女性(金星)を抱える劇団もあれば。
重鎮(冥王星)所属の劇団もある。
所属舞台人のいない(ハウスに星のない)劇場が活発になるのは、よそから役者や監督が送り込まれてきたとき(トランジット惑星)
そのメンバーでロングラン公演になることもあれば、短い期間でドンパチやるような派手公演になることもある。
大人計画とか劇団☆新感線って役者の相互の行き来よくありますよね。ああいうイメージ。

ちなみにこの6月は私の獅子座5ハウスにトランジット金星火星がin。
7月にはそれらとT天王星がスクエアになるわ、T冥王星と150度になるわで、悲劇的な恋愛舞台が脳内で繰り広げられていたとも言えます。
5室にはN月があり、かしましい金星火星にあおられて久々ジェットコースターメンタルでした。
でも最後はやたらドラマチックに「信じるしかない…」とか彼方を見つめて幕が下りるみたいな。

 

そんで12室ですが、私の12室にもトランジット惑星が現在運行中です。
T海王星おばさんは半ば所属役者のように10年前から12室劇場を盛り立ててくれてますが、この3月からT土星おじさんも加わりました。
2022年にはカリスマ役者だかカリスマ監督のT木星が入ってきて何かしら活性化されたはず。
そんな華やかさも消えかけた折に土星おじさんが入ってきて「俺のいる2年間に何か確立しようぞ」と活を入れてきた。
海王星おばさんも2年後にはここを去って1室劇場でメインを張る。
他の仕事で忙しい12室スタッフだけど、この2年はこの劇場を耕して豊かな畑みたいにする良い機会なのかもしれない。

・12室劇場関係者
N天王星、海王星、火星(スタッフ)
T海王星、土星(よその役者)
それぞれのN惑星と縁のあるハウスも書き出してみます。
1室、7室、9室、11室
それぞれのN惑星と縁のある役者(他惑星)も書き出してみる。
水星、金星、火星、月、冥王星

結構、層の厚い舞台になりそうじゃないですか。

12室にメインの役者はいないけど、スタッフも相当いい働きをするはずなのです。
どのハウスにおいてもスタッフはなんらかの個性を発揮する。
なんたって舞台という大事な場所を常に万全な状態に保つのだから。

スタッフ兼役者がいる劇場もありますね。
つまり支配星回帰です。
私は1室と3室、5室。
自分の中でそのテーマがメインとなりやすい。

 

自分の12室をざっくり言語化するならば、やっぱりこの10年は「自分を信じる」ことがテーマだったと思います。
そのためにホロスコープやタロット、各種占い・夢分析、また多くの書物と自分の心を照らし合わせ、「何をどう信じればいいか?」の方法模索がずっと行われてきた。
「社会」と大きく隔たりがあるような感慨を持ってしまったとき、12室というのは頼りになるハウスなのかもしれません。
いろんな人と関わる中で、いっそ「自分」をなくしてそれらに染まった方が楽だと何度も思ったけど、それを許さない違和感の在りかが12室と言える気もします。違和感や疎外感を感じるたびに私はホロスコープやタロット本をめくる。

私の12室にN惑星は入ってないけど、T惑星がその劇場を照らしていく。
インターセプトということでマイク機能がちょっと弱い劇場らしく、「ここに立ちたい」と切望した惑星が「私」に向かって表現してくる声はいささかキャッチしにくい。
2022年に木星が入ってきたときに、そのボリュームが一時的に大きくなり私は何かに目覚める。
これまでとこれからはどうも違うということ。

誰にとっても12室は最もイメージしにくいとこかもしれません。
私の場合はT海王星とN太陽土星がずっとトラインを形成してて、「自分」を信じるサプリみたいのが12室経由でじわじわ届けられていたのかも。
今日はそうイメージしてみたけど、明日は脚本を書き直すかもしれない。
そう、自分って脚本権を握ってるんだった。
脚本家も全部自分の内部から編み出してきてると思いきや、「なんかわからない存在に書かされてる気がする」とか言う人いますよね。
その「わからない存在に」「書かされた」というあたり、個人的にそそられるんですよね〜

 

“12室と舞台人たち” への 4 件のフィードバック

  1. わ〜〜!!12室の話だ!!!
    私の12室は最近落ち着いたような気がします。まあ……そろそろ冥王星が入るんですけど笑笑

    インターセプトってことは、やっぱりなんだかんだ人生のテーマとして関わって来そうですね。
    劇団、劇場のイメージ、面白いです。
    それで行くと私の12室はさしずめ、終幕して撤収して、大改修するかもってところかもしれません。

    私の場合は、今現在はN土星(所属役者)、天王星(スタッフ)
    Tはギリギリ冥王星。
    ハウスは8,10,11,ってところですかね……
    やっぱりまあまあ一段落感ある気がします。って言っても、N8室には太陽があるんで、バチバチに関わってくる可能性もありますが笑
    数年前の12室は確か、T土星、木星、もちろん早い動きの惑星も来てて結構賑やかだったと思うので、ロングラン公演が終わってメンテナンスって感じな気がします。
    土星回帰というド派手な公演が終了して、冥王星という重鎮がやってくる……もちろん役者でも良いんですけど、何となく今は、例えば劇場オーナーとかスポンサーが、ハコがどんな感じが見にくるみたいな感じに思えました。

    結局そのロングラン公演では、全てにおいて『普通』にはなれない、という幕引きになったかなと思います。
    脚本としてはまあありがちな……笑

    余談ですが、私は趣味でちょっとした書き物をしてるんですが、後々読み返すと自分で書いてないみたいな感覚になったり、これ本当に私が書いたの?こんな表現を?と思うことがあります。
    もちろんプロではないので一緒にするのはおこがましいんですが、当時は自分で書いたと思ってるのに、後々読み返すと書かされたみたいな感覚……あれ、不思議なんですよね〜
    そしてこの先もきっと、同じようなことがおこるんだろうなぁと思います笑

    1. meeさん

      コメントありがとうございます。
      冥王星がそろそろ12室となると、確かに大改修行われそうですね!
      でも土星回帰のド派手公演終えたばかりだったと。
      12室が山羊、水瓶、魚座あたりの人はこの数年、12室にしてはにぎやかな公演だったでしょうねぇ。

      「全てにおいて普通になれない」
      言葉にするとありふれて感じるかもですが、なんとも重みのある真理に思えますよ!

      meeさん、何か書くことをされてるのですね。
      あとで読み返すと、これ本当に自分が書いたの?って体験わかります。
      自分の意思だけじゃない力で何かを成すってことは本当は日常でもあるのかもしれないと思ったりします。
      よくあるね!と受け入れるか、そんなはずない!と打ち消すかの違いなのかもです。

      1. ご返信ありがとうございます。

        特に改修の必要が無ければいいんですけどね〜笑

        この数年で内面がかなりすっきり整理されたような気がします。
        12室の賑やかな公演って、ハロウィンとか、ワルプルギスとか、死者の祭りみたいな、普段は隠れているものが恐ろしくも賑やかになってるような気もしてきました。
        ホーンテッドマ○ションみたいな……笑

        重みのある真理に思えると言っていただけて嬉しいです。
        大人しくマイノリティ上等で生きて行きます笑
        そもそもよく考えると、「普通」って本当は無いですもんね。

        書き物は趣味で、ですけどね!
        確かに、自分の意思だけじゃない力で何かを為すこと、日常でも結構よく起こってるかもしれませんね。案外奇跡の連続かも。
        そういうの、なんだかんだ受け入れちゃった方が楽しいし、より人生が豊かになるかな〜と一個人としては思います。
        もちろん、それぞれの価値観のもとに自由だと思いますけど!笑

        1. meeさん

          12室の祭りがホーンテッド・・・みたいなのわかります。
          見たくないものを見せられるお祭りみたいになりそうですね。

          マイノリティ上等!へ向かう爽快さってありますよね。
          自分の意思だけじゃないものに豊かさを感じたりとかも、誰かに冷笑されたり流されたりする経験の中でそれでもそういう感慨を抱き続けるほうへわざわざ向かうぞ!という荒波感はとても共感できます。
          私もそっちにワクワクしちゃう方です笑

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